Claude CodeはWindowsでも公式にサポートされています。使い方は3通りです。①Claudeのデスクトップアプリの「Code」タブ、②PowerShellやコマンドプロンプトで入れる「ネイティブ版」、③WSL(Windows上でLinuxを動かす仕組み)の中に入れる方法です。プログラミングをしない事務・工務の担当者なら①、ターミナルで使うなら②が基本で、②は管理者権限なしで入れられます(2026年10月1日、公式ドキュメントで確認)。
つまずきやすいのは、インストールそのものより「会社のパソコンならではの制限」です。PATH(コマンドの置き場所の登録)、32ビット版PowerShellの起動、ウイルス対策ソフト、社内のプロキシや証明書、Gitの有無などで止まります。
この記事では、Windowsに絞って3つの方法の違い、それぞれの手順で気をつける点、よくあるエラーと対処の表、会社のパソコンに入れる前に情報システム担当(情シス)と確認しておく事項をまとめます。Mac・Windows共通の始め方と最初の練習はClaude Codeの始め方で解説しています。
この記事でわかること
- WindowsでClaude Codeを使う3つの方法(デスクトップアプリ・ネイティブ版・WSL)の違いと選び方
- Windowsの動作条件と、Git for Windowsを入れる・入れないの違い
- インストールで出やすいエラーと対処(Windows固有のもの)
- 会社のパソコンに入れる前に情シスと確認すること(権限・通信・証明書・更新・管理設定)
- 申請書の下書きと、環境点検をAIに手伝わせる指示文
Windows環境での導入準備から社内展開までの進め方を、導入ガイドにまとめました。
WindowsでClaude Codeを使う3つの方法と選び方
まず、パソコンが動作条件を満たしているかを確認します。公式ドキュメントの要件のうち、Windowsに関係するものは次のとおりです。
| 項目 | 公式の要件(2026年10月1日時点) | 確認のしかた・注意 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 1809以降、またはWindows Server 2019以降 | 「設定」→「システム」→「バージョン情報」で確認 |
| CPU | x64またはARM64。32ビット版Windowsは非対応 | ARM64のパソコンはデスクトップアプリもARM64版を使う |
| メモリ | 4GB以上 | ExcelやCADを同時に開くなら余裕を見る |
| シェル | PowerShellまたはCMD(WSLではBashなど) | どちらも標準で入っている |
| ネットワーク | インターネット接続が必要 | 社内のプロキシ・フィルタで止まらないか(後述) |
そのうえで、3つの方法から選びます。
| 比べる点 | ①デスクトップアプリ | ②ネイティブ版(PowerShell・CMD) | ③WSL |
|---|---|---|---|
| 操作 | 画面のボタンとチャット欄 | ターミナルに文字で入力 | Linuxのターミナルに文字で入力 |
| 事前に必要なもの | アプリのみ(Node.jsやCLIは不要) | なし。Git for Windowsは任意 | WSLの有効化(WSL 2推奨) |
| 管理者権限 | 通常のインストーラーは不要。全員分の一括配布は情シスが実施 | 不要 | WSLの有効化に必要 |
| サンドボックス(隔離実行) | Local環境はWindows上で実行。WSL環境を選ぶとWSL 2の中で実行 | 非対応 | WSL 2なら対応、WSL 1は非対応 |
| 向く人 | 事務・工務、はじめての人 | ターミナルに慣れた人、定期実行や細かい設定をしたい人 | 社内でLinuxの道具を使う人、隔離して実行したい会社 |
サンドボックスとは、Claude Codeが実行するコマンドを、決めたフォルダや通信先だけに閉じ込める仕組みです。公式ドキュメントの比較表では、ネイティブWindowsでは対応せず、WSL 2で対応すると記載されています。サンドボックスを社内ルールの前提にするなら、WSL 2を選ぶことになります。権限設計の考え方はClaude Codeのセキュリティで解説しています。
建設会社の多くは、担当者はデスクトップアプリで始め、仕組みを作る1〜2名だけネイティブ版を入れる形で足ります。WSLは、社内に詳しい人がいて、隔離実行が必要になったときの選択肢です。
方法1:デスクトップアプリで使う|Windows版の注意点
デスクトップアプリにはClaude Codeが含まれており、Node.jsやCLIを別に入れる必要はありません。公式ドキュメントでは、Windows版はx64用が標準で、ARM64用のインストーラーは別にダウンロードすると案内されています。
- パソコンに合うインストーラーを選ぶclaude.com/download から入手します。Surfaceなど一部のARM搭載機はARM64版を選びます。
- スタートメニューから起動してサインインする会社で契約した有料プランのアカウントを使います。無料プランでは「Code」タブでアップグレードを求められます。
- 「Code」タブで環境とフォルダを選ぶ自分のパソコンのファイルを使うなら「Local」を選び、練習用フォルダを指定します。Windowsでは、ここにWSLの環境も表示されます(WSL 2が必要)。
- 許可モードを「Manual」にする変更のたびに確認を求めるモードです。慣れるまではこれで使います。
Windows版で知っておきたい点が3つあります。
- 環境変数の読み方:公式ドキュメントでは、Windows版アプリはユーザーとシステムの環境変数を引き継ぐ一方、PowerShellのプロファイル(起動時に読む設定ファイル)は読まないと説明されています。プロキシなどをプロファイルにだけ書いていると、アプリには効きません。
- Gitが求められる場面:作業ごとに別のコピーを作る「ワークツリー」を使う場合はGit for Windowsが必要です。古いバージョンのアプリは、ローカルの作業を始めるだけでGitを求めることがあったため、その場合はアプリを更新します。
- Coworkを使う場合:公式ヘルプでは、Windows版でCoworkを使うには「仮想マシン プラットフォーム」というWindowsの機能を有効にする必要があるとされています。有効化には管理者の操作が要ります。仮想マシンの中でさらに仮想化する構成(一部のVDI環境)には対応していません。
方法2:ネイティブ版をPowerShell・CMDで入れる|Windows固有のポイント
インストールコマンドは、PowerShell用とCMD用で異なります。コマンドそのものはClaude Codeの始め方に載せていますが、実行前に必ず公式ドキュメントの最新の記載をコピーしてください。ここではWindows固有の注意点を整理します。
Git for Windowsを入れるかどうか
公式ドキュメントでは、ネイティブWindowsでのGit for Windowsは「任意」とされています。入れるかどうかで、Claude Codeがコマンドを実行するときの道具が変わります。
| 状態 | Claude Codeが使うシェル | 建設会社での目安 |
|---|---|---|
| Git for Windowsなし | PowerShellツールでコマンドを実行 | ExcelやCSVの集計、ファイル名の整理など事務作業なら、まずこれで足りることが多い |
| Git for Windowsあり | Git Bash(Bashツール)を使う。PowerShellツールも併用できる | Bash向けの手順書や道具を使う場合、ワークツリーを使う場合に入れる |
Git for Windowsを入れたのに見つからないと言われる場合は、インストール先が既定の場所(Program Files配下)にあるか確認します。別の場所に入れたときは、Claude Codeの設定ファイルで bash.exe の場所を指定できます(設定名は CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH)。
入る場所と更新のしかた
- 入る場所:ユーザーフォルダ内の「.local\bin」に claude.exe が置かれます。この場所がPATHに入っていないと「認識されません」と出ます。
- 自動更新:ネイティブ版はバックグラウンドで自動更新されます。会社で版をそろえたいときは、更新の早さを「stable」(通常1週間ほど遅れ、大きな不具合のある版を飛ばす)に変えられます。
- WinGetで入れた場合:winget install Anthropic.ClaudeCode でも入りますが、初期設定では自動更新されません。定期的に winget upgrade Anthropic.ClaudeCode を実行するか、設定で自動更新を有効にします。Claude Codeが起動中だとWindowsがファイルを使用中にするため、更新が失敗することがあります。
開くPowerShellを間違えない
スタートメニューには「Windows PowerShell」と「Windows PowerShell (x86)」の2つがあります。(x86)は32ビットで動くため、64ビットのパソコンでも「32-bit Windowsはサポートしていない」というエラーになります。(x86)の付かない方を開くのが正解です。
方法3:WSLで使う|WSL 1とWSL 2の違いと注意点
WSL(Windows Subsystem for Linux)は、Windowsの中でLinuxを動かすMicrosoftの機能です。Claude Codeを社内のLinuxの道具と組み合わせたい場合や、サンドボックスで隔離して動かしたい場合に選びます。
- WSLを有効にするMicrosoftの公式手順では、管理者として開いたPowerShellで wsl –install を実行し、再起動します。Windows 10 バージョン2004以降(ビルド19041以降)またはWindows 11が前提で、既定ではUbuntuが入ります。
- WSLのターミナルでClaude Codeを入れるPowerShellやCMDではなく、WSL(Ubuntuなど)の画面で、Mac・Linux用のインストールコマンドを実行します。WSLではGit for Windowsは不要です。
- ログインするWSLではブラウザがWindows側で開くため、自動で戻らないことがあります。ブラウザに表示されたコードを、ターミナルの入力欄に貼り付けてログインを完了します。
- 作業ファイルの置き場所を決めるWindows側のフォルダ(Cドライブ)をWSLから読むと、ファイル検索が遅くなったり結果が少なくなったりすると公式に案内されています。速さが必要ならWSL側のホームフォルダに置きます。
| 比べる点 | WSL 2 | WSL 1 |
|---|---|---|
| Claude Codeのサンドボックス | 対応 | 非対応 |
| デスクトップアプリのWSL環境 | 使える(Gitを入れたディストリビューションが必要) | 使えない |
| 公式に記載のある不具合 | ― | 「Exec format error」で起動しないことがある(WSL 1でのネイティブ版の不具合として案内) |
| 選ぶ場面 | 基本はこちら | WSL 2が使えない場合のみ |
なお、デスクトップアプリのWSL環境では、内蔵ターミナル、コネクタやプラグイン、ファイル一覧の表示など一部の機能がまだ使えないと公式ドキュメントに記載されています。組織が管理するパソコンでは、管理者の設定でWSL環境が使えないこともあります。
よくあるエラーと対処|Windowsで止まりやすい10のケース
公式ドキュメント「Troubleshoot installation and login」に載っているWindows関連の症状を、建設会社の事務所のパソコンで起きやすい順に整理しました。PowerShellとCMDのコマンドを取り違えたときのエラーはClaude Codeの始め方の表を参照してください。
| 表示・症状 | 主な原因 | 対処 |
|---|---|---|
| インストールは終わったのに「’claude’ は認識されていません」 | 入れた場所(ユーザーフォルダの .local\bin)がPATHに入っていない、またはターミナルを開き直していない | 新しいウィンドウで試す。直らなければ環境変数のユーザーPATHにその場所を追加し、開き直す |
| 更新の直後から「認識されていません」 | 更新中に claude.exe の置き換えが失敗した | 同じフォルダに「claude.exe.old.数字」のバックアップがあれば、公式の手順で名前を戻す。なければ再インストール |
| 「Claude Code does not support 32-bit Windows」 | PowerShell (x86) を開いている | (x86)の付かないPowerShellで実行し直す |
| 「A parameter cannot be found that matches parameter name ‘fsSL’」 | Mac・Linux用のコマンドをPowerShellに貼った | Windows用(PowerShell用)のコマンドを使う |
| 「Claude Code on Windows requires either Git for Windows (for bash) or PowerShell」 | PowerShellもGit Bashも見つからない | PowerShellの場所をPATHに戻すか、Git for Windowsを「Add to PATH」付きで入れる |
| 「The process cannot access the file … being used by another process」 | 前回のインストールが動いたまま、またはウイルス対策ソフトが検査中 | 他のPowerShellを閉じ、検査が終わるのを待つ。ダウンロード用フォルダを消して再実行 |
| 「Could not create SSL/TLS secure channel」など | 古いTLS設定、または社内プロキシの通信検査 | PowerShellでTLS 1.2を有効にして再実行。社内プロキシの証明書は情シスに確認 |
| 「CRYPT_E_NO_REVOCATION_CHECK」など | 社内ネットワークが証明書の失効確認を止めている | CMDのcurlに –ssl-revoke-best-effort を付ける、またはPowerShell版・WinGetで入れる |
| 「403」や、HTMLの文字が大量に出て失敗 | 社内のプロキシ・フィルタがダウンロード先を止めている(対象外の国からの接続でも起きる) | downloads.claude.ai に届くか確認し、情シスに許可を依頼。WinGetで入れる方法もある |
| サブスクリプションなのにAPI料金がかかる | ユーザー環境変数やPowerShellのプロファイルに ANTHROPIC_API_KEY が残っている | 設定を削除し、Claude Code内で /status を実行して認証方法を確認 |
どれにも当てはまらないときは、ターミナルで claude doctor を実行します。セッションを始めずに、インストールの状態や設定ファイルの誤りを読み取り専用で点検し、対処の候補を表示します。
会社のパソコンで導入するときの情シス確認事項
建設会社では、事務所のパソコンを総務や外部のIT業者が管理していることが多いはずです。個人で入れる前に、次の項目を確認しておくと、導入後に止まりません。
| 確認項目 | 確認する内容 | 公式ドキュメントでの扱い |
|---|---|---|
| インストールの権限 | 誰が、どの方法で入れるか | ネイティブ版は管理者権限不要。WSLの有効化、Coworkの仮想マシン プラットフォームは管理者が必要 |
| アプリの一括配布 | 全員分を配るか、希望者だけか | デスクトップアプリはMSIXパッケージをIntuneなどで配布できる。全ユーザー向けの登録方法がある |
| 通信先の許可 | プロキシやファイアウォールで止めていないか | api.anthropic.com、claude.ai、claude.com、platform.claude.com、downloads.claude.ai などへの接続が必要 |
| プロキシの方式 | 社内プロキシのアドレスと認証方式 | HTTPS_PROXYなどの設定に対応。SOCKSプロキシは非対応。NTLM・Kerberos認証はゲートウェイの利用を検討 |
| 通信検査の証明書 | 社内プロキシが通信を検査していないか | ネイティブ版はWindowsの証明書ストアも参照する。別途ファイルで渡す設定(NODE_EXTRA_CA_CERTS)もある |
| ウイルス対策ソフト | ダウンロード中のファイルを止めないか | 検査中はインストールが失敗することがあると記載 |
| 更新の方針 | 最新版を使うか、少し遅れた安定版にするか | 更新チャネル(latest・stable)や最低バージョンを組織で固定できる |
| 全員共通の設定 | 許可モードや禁止操作を会社で固定するか | 管理設定ファイル(Program Files配下の ClaudeCode フォルダ)、またはレジストリ(HKLM)で配布できる |
| APIキーの残り | 過去の検証で入れたAPIキーがないか | ANTHROPIC_API_KEY があるとサブスクリプションより優先される |
許可する通信先の全一覧は、公式ドキュメント「Enterprise network configuration」の表を情シスにそのまま渡すのが確実です。用途(認証、更新、外部連携など)ごとに説明があります。会社としての情報の扱いは建設会社の生成AIセキュリティ対策、社内ルールの作り方は生成AI社内ガイドラインの作り方を参照してください。
AIで楽にする方法|申請書の下書きと環境の点検を任せる
指示1:情シス・IT業者への導入申請を下書きする(チャット)
上の確認事項を、社内の申請書の形にまとめさせます。会社名や社内のサーバー名は入れずに試し、完成後に人が書き足します。
コピーして使えるプロンプト
あなたは建設会社の総務担当です。社内のパソコン管理を委託している【IT業者/情シス】に、Claude Codeの導入を相談する申請書の下書きを作ってください。 前提: ・対象:【本社事務所のWindows 11パソコン 3台】 ・使い方:【デスクトップアプリのCodeタブ(2台)、ネイティブ版(1台)】 ・目的:【日報の週次集計と、協力会社の請求書の一覧化】 ・契約:【Claude Teamプラン】 含める項目: 1. 導入の目的と対象業務 2. 必要な作業(インストール方法、管理者権限が必要な作業の有無) 3. 許可してほしい通信先(公式ドキュメント「Enterprise network configuration」を参照する、と書く) 4. 社内プロキシ・証明書・ウイルス対策ソフトについて確認したいこと 5. 更新の方針と、会社で固定したい設定(許可モードなど)の相談 6. 扱う情報の範囲(顧客の個人情報や図面は扱わない、など) 条件:A4で1枚程度。わからない点は推測せず【確認したい】と書く
出力イメージ(例)
件名:Claude Code導入に関するご相談(本社事務所PC 3台) 1. 目的と対象業務 日報の週次集計と、協力会社の請求書の一覧化に使います。 2. 必要な作業 ・2台:Claudeデスクトップアプリのインストール ・1台:Claude Code(ネイティブ版)。公式では管理者権限は不要 ・Coworkは当面使わないため、仮想マシン プラットフォームの有効化は不要 3. 通信先 公式ドキュメント「Enterprise network configuration」記載の通信先の許可をお願いします【確認したい:現在の許可状況】 4. 確認したいこと ・社内プロキシのアドレスと認証方式【確認したい】 ・通信の検査(証明書の差し替え)の有無【確認したい】 ・ウイルス対策ソフトでの除外の要否【確認したい】 5. 更新と設定 安定版(stable)での運用と、許可モードの固定についてご相談させてください。 6. 扱う情報 顧客の個人情報、図面、見積の原本は扱いません。作業はコピーしたファイルで行います。
※出力は説明用のイメージです。社内の申請様式がある場合はそちらに合わせてください。
指示2:Claude Codeに自分の環境を点検させる(変更なし)
インストールが終わったら、Claude Code自身に環境を点検させ、結果をやさしい言葉で説明させます。設定は変えさせず、報告だけにするのがポイントです。
コピーして使えるプロンプト
このパソコンで、あなた(Claude Code)が業務で使える状態か点検してください。 確認してほしいこと: 1. Windowsのバージョンと、64ビットかどうか 2. コマンドの実行に使っているシェル(PowerShellかGit Bashか) 3. Claude Codeのバージョンと、自動更新の状態 4. ログインの方法(サブスクリプションかAPIキーか) 5. プロキシや証明書に関する設定があるかどうか ルール: ・設定の変更、ソフトのインストール、ファイルの削除は一切しない ・コマンドを実行する前に、何を確認するコマンドかを日本語で説明し、私の許可を待つ ・結果は「問題なし/要確認」の表にし、要確認には理由と、誰に相談すべきか(自分/情シス)を書く
出力イメージ(例)
点検結果 項目|結果|判定|補足 Windows|Windows 11(64ビット)|問題なし| シェル|PowerShell(Git for Windowsなし)|問題なし|Bash向けの作業をする場合は導入を検討 バージョン|【要確認:表示された番号】|問題なし|自動更新:有効 ログイン|サブスクリプション|問題なし|APIキーの環境変数は見つかりませんでした プロキシ・証明書|社内プロキシの設定あり|要確認|通信検査の有無を情シスに確認してください
※出力は説明用のイメージです。点検で使うコマンドは、その都度内容を確認してから許可してください。
注意
この記事は2026年10月1日時点のAnthropic社の公式ドキュメント・ヘルプ、およびMicrosoftの公式ページをもとにしています。Claude Codeは更新が頻繁で、インストール方法、エラーの表示、対応環境は変わることがあります。コマンドは記事からではなく、実行直前に公式ドキュメントからコピーしてください。会社のパソコンは管理者の方針が優先します。設定の変更やソフトの追加は、情シスや委託先のIT業者に相談してから行ってください。
Windowsで導入する前のチェックリスト
- Windows 10 1809以降(またはWindows 11)、64ビット、メモリ4GB以上である
- 使う方法(デスクトップアプリ/ネイティブ版/WSL)を人ごとに決めた
- PowerShellは(x86)の付かない方を開くことを、利用者に伝えた
- Git for Windowsを入れるかどうかを決めた
- 社内のプロキシ・証明書・ウイルス対策ソフトについて情シスに確認した
- 許可が必要な通信先の一覧を情シスに渡した
- 更新の方針(最新版か安定版か)と、会社で固定する設定を決めた
- パソコンに古いAPIキーの設定が残っていないか確認した
- 練習用フォルダを作り、コピーしたファイルだけを入れた
Claude CodeのWindowsでの使い方のよくある質問
WindowsでClaude Codeを使うのにWSLは必要ですか?
必要ありません。ネイティブ版はPowerShellやCMDから入れられ、デスクトップアプリでも使えます。WSLは、Linuxの道具を使いたい場合や、サンドボックスで隔離して実行したい場合(WSL 2のみ対応)に選びます。
インストールに管理者権限は必要ですか?
ネイティブ版は管理者として実行する必要はないと公式ドキュメントに記載されています。WSLの有効化や、Coworkに必要なWindowsの機能の有効化、全ユーザー向けのアプリ配布には管理者の操作が必要です。
Git for Windowsは入れないといけませんか?
ネイティブWindowsでは任意です。入れない場合はPowerShellでコマンドを実行します。Bash向けの手順を使う場合や、ワークツリー機能を使う場合は入れておきます。
「’claude’ は認識されていません」と出ます。どうすればよいですか?
まずターミナルを閉じて開き直します。直らなければ、ユーザーフォルダ内の .local\bin がユーザーPATHに入っているか確認し、なければ追加します。更新の直後に起きた場合は、バックアップのファイル名を戻す手順が公式に案内されています。
会社のプロキシ環境でも使えますか?
HTTPS_PROXYなどの設定で、プロキシ経由で使えます。SOCKSプロキシは非対応で、NTLMやKerberosの認証が必要なプロキシではゲートウェイの利用が案内されています。通信を検査するプロキシでは、社内の証明書の扱いを情シスに確認してください。
まとめ
- Windowsでは、デスクトップアプリ・ネイティブ版・WSLの3通りで使える。事務担当はアプリ、仕組みを作る人はネイティブ版が基本
- ネイティブ版は管理者権限なしで入る。Git for Windowsは任意で、なければPowerShellでコマンドを実行する
- サンドボックスはWSL 2のみ対応。隔離実行を社内ルールの前提にするならWSL 2を選ぶ
- 止まりやすいのはPATH、32ビット版PowerShell、ウイルス対策ソフト、社内プロキシと証明書
- 会社のパソコンでは、権限・通信先・証明書・更新・共通設定を情シスと先に決める
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参考・出典(2026年10月1日確認)
- Anthropic「Advanced setup」(Claude Code Docs)
- Anthropic「Troubleshoot installation and login」(Claude Code Docs)
- Anthropic「Troubleshooting」(Claude Code Docs)
- Anthropic「Get started with the desktop app」(Claude Code Docs)
- Anthropic「Desktop application」(Claude Code Docs)
- Anthropic「Claude Code Desktop in WSL」(Claude Code Docs)
- Anthropic「Enterprise network configuration」(Claude Code Docs)
- Anthropic「Deploy managed settings」(Claude Code Docs)
- Claude Help Center「Deploy Claude Desktop for Windows」
- Microsoft Learn「WSL のインストール」
