資料DL無料診断
生成AI・Claude活用

建設業のプロンプト集|書類・報告・安全の業務別にコピーして使える50例

公開日
公開日
更新日
更新日
執筆者
執筆:建設AIシフト編集部(株式会社Digital&)
建設業のプロンプト集

プロンプトとは、ChatGPTやClaudeなどの生成AIに渡す「指示文」のことです。良いプロンプトは、役割・材料・条件・出力形式の4つがそろっています。この型を押さえれば、建設会社の書類・報告・安全の仕事でも、AIから使える下書きを引き出せます。

この記事では、まずプロンプトの書き方の型と、悪い例・良い例を説明します。そのうえで、コピーして使えるプロンプトを50例掲載します。施工管理の書類、日報・議事録、安全管理、見積・発注、社内外のやりとりなど、業務別に分けています。

各プロンプトの【】の部分を自社の情報に差し替えるだけで使えます。ChatGPTでもClaudeでも動く書き方にしています。

この記事でわかること

  • プロンプトの書き方の型(役割・材料・条件・出力形式)
  • 伝わらないプロンプトと伝わるプロンプトの違い
  • 書類・報告・安全・見積・連絡の業務別プロンプト50例
  • AIに入力してはいけない情報と、人が確認すべき点

建設書類の作成をAIで楽にするテンプレート集(PDF)を無料で配布しています。

建設書類AIテンプレート集をダウンロード

プロンプトの書き方の基本|4つの型

AIは、こちらの現場の事情を知りません。新しく入った事務員に仕事を頼むときと同じです。「何の立場で」「何を材料に」「どんな条件で」「どんな形で」出してほしいかを伝えます。

Anthropic社(Claudeの開発元)の公式ガイドも、次のような書き方を勧めています。指示を明確かつ具体的にする、背景や目的を伝える、役割を与える、などです。OpenAI社(ChatGPTの開発元)のガイドも、求める内容・長さ・形式・文体を具体的に書くよう勧めています。

要素 書くこと 建設業での例
役割 AIにどの立場で考えてほしいか 「あなたは公共工事の施工管理技士です」
材料 判断のもとになる情報 工事概要、作業メモ、過去の見積、議事録の文字起こし
条件 守ってほしいルール、禁止事項 「不明な点は推測せず【要確認】と書く」「一文を短く」
出力形式 欲しい形、長さ、並び順 「表で出す」「A4で1枚」「決定事項・宿題に分ける」

4つのうち、特に効果が大きいのは「材料」です。AIは渡された材料の範囲で考えます。材料が少ないと、もっともらしい一般論で埋めようとします。

悪いプロンプトと良いプロンプトの違い

同じ仕事を頼んでも、書き方で出力は大きく変わります。よくある失敗と直し方を表にまとめました。

頼みたいこと 伝わりにくい例 伝わりやすい例
日報の作成 「日報を書いて」 「次の音声メモを、日付・作業内容・人員・明日の予定の表にして」
見積の確認 「この見積おかしくない?」 「次の内訳で、数量×単価と金額が合わない行を行番号付きで挙げて」
KYの材料 「足場の危険を教えて」 「3階外部足場の解体、下は歩行者通路、午後強風。危険を8個、〜なので〜になる、の形で」
メール作成 「丁寧にメール書いて」 「協力会社へ書類提出を依頼。期限10月10日、提出先は工務課。件名も付けて200字以内」

※表の文例は説明用の例です。

書き方のコツ

  • 「〜しないで」より「〜して」と、してほしいことを書く
  • 「短めに」ではなく「200字以内」「3行で」と数字で書く
  • 材料と指示を分ける(【】や「—」で区切る)
  • 欲しい形の見本を1つ見せる(表の列名、見出しの順など)
  • 1回で完璧を狙わず、出力を見て条件を足していく

とくに建設業の書類では、「わからないことは推測せず【要確認】と書く」という条件を入れておくと安全です。AIが数字や法令をもっともらしく作ってしまうのを防げます。

プロンプトを使う手順

  1. プロンプトを選ぶ下の50例から、近い業務のものを選びます。
  2. 【】を差し替える自社の工事や作業の情報に置き換えます。個人名や社外秘の数字は伏せます。
  3. 出力を確認する事実・数字・法令が入力と合っているかを見ます。
  4. 条件を足して再依頼する「もっと短く」「列を増やして」など、直したい点を具体的に伝えます。
  5. うまくいったプロンプトを保存する社内で共有し、同じ仕事の人が使えるようにします。

業務別|コピーして使えるプロンプト50例

ここからは、業務別のプロンプト50例です。【】の部分を自社の情報に差し替えて使ってください。例の中の工事名や数字は、すべて説明用の例です。

書類作成のプロンプト(施工管理・安全書類)

施工計画書や安全書類は、様式が決まっていて転記が多い書類です。AIには「下書き」と「漏れのチェック」を任せると効果が出やすくなります。様式は発注者・元請の指定が優先です。

01 施工計画書の下書き

コピーして使えるプロンプト

あなたは公共工事の施工管理技士です。
次の工事の施工計画書の下書きを作ってください。
【工事概要】【工種】【工期】【現場条件】
条件:発注者指定の記載項目【項目一覧を貼る】の順に見出しを立てる。
不明な点は【要確認】と書き、推測で埋めない。

02 施工要領書の手順整理

コピーして使えるプロンプト

次の作業メモを、施工要領書の「施工手順」として整理してください。
【作業メモを貼る】
条件:手順は番号付きで、各手順に「使う機材」「品質の確認点」「安全の注意点」を添える。表で出力。

03 工程表のたたき台

コピーして使えるプロンプト

次の工事のバーチャート工程表のたたき台を作ってください。
【工種の一覧】【工期:開始日〜終了日】【休日の条件】
条件:工種ごとに開始日・終了日・日数を表にする。前後関係の理由を1行ずつ書く。

04 工程変更の影響整理

コピーして使えるプロンプト

次の工程表で【工種名】が【日数】日遅れた場合の影響を整理してください。
【工程表を表形式で貼る】
条件:影響を受ける工種と、取り戻し策の案を3つ。各案の注意点も書く。

05 作業員名簿の転記チェック

コピーして使えるプロンプト

次の2つの表を照合し、食い違いを一覧にしてください。
表A:【作業員名簿の該当列】
表B:【資格者証の一覧】
条件:氏名・資格名・有効期限の不一致と空欄を行番号付きで示す。修正はせず指摘だけにする。

06 施工体制台帳の記入漏れチェック

コピーして使えるプロンプト

次の施工体制台帳の入力内容で、空欄・日付の矛盾・表記ゆれを探してください。
【台帳の内容を貼る】
条件:項目名と指摘内容を表で出す。法令上必要な項目かどうかの判断は【要確認】とする。

07 提出書類の洗い出し

コピーして使えるプロンプト

次の特記仕様書の文章から、受注者が提出する書類を抜き出してください。
【仕様書の該当部分を貼る】
条件:書類名・提出時期・提出先・根拠の記載箇所を表にする。記載がないものは書かない。

08 書類の誤字・表記ゆれチェック

コピーして使えるプロンプト

次の文書の誤字脱字と表記ゆれを指摘してください。
【文書を貼る】
条件:「元請/元請け」など同じ語の書き分けを一覧にし、統一案を示す。本文は書き換えない。

09 工事写真台帳の説明文

コピーして使えるプロンプト

次の写真メモから、工事写真台帳の説明文を作ってください。
【撮影日・工種・撮影箇所・内容のメモ】
条件:1枚30字以内。「工種/種別/撮影箇所/内容」の順で表にする。

10 材料承諾願の下書き

コピーして使えるプロンプト

次の資材について、材料承諾願の添え状の下書きを作ってください。
【資材名・メーカー・型番・使用箇所】
条件:丁寧な文体で200字程度。添付資料の一覧を箇条書きで付ける。

報告・記録のプロンプト

日報・議事録・報告書は、現場のメモや音声を「決まった形」に直す作業です。AIが最も得意な分野のひとつです。事実と推測を分けて書かせるのがコツです。

11 音声メモから作業日報

コピーして使えるプロンプト

次の音声メモの文字起こしを、作業日報にまとめてください。
【文字起こしを貼る】
条件:「日付・天候・作業内容・人員・使用機械・明日の予定・特記事項」の表にする。聞き取れない箇所は【不明】と書く。

12 日報から週報を集計

コピーして使えるプロンプト

次の1週間分の日報から週報を作ってください。
【日報5日分を貼る】
条件:工種別の進捗、延べ人員、問題点、来週の予定を表で出す。数字は日報にあるものだけを使う。

13 録音から打合せ議事録

コピーして使えるプロンプト

次の打合せの文字起こしから議事録を作ってください。
【文字起こしを貼る】
条件:「決定事項」「保留事項」「宿題(担当・期限)」に分ける。発言者名は役職で書く。

14 議事録からToDo抽出

コピーして使えるプロンプト

次の議事録から、誰が・何を・いつまでにやるかを抜き出してください。
【議事録を貼る】
条件:担当・内容・期限の表にする。期限の記載がないものは【期限未定】とする。

15 発注者への月例報告

コピーして使えるプロンプト

次の材料から、発注者向けの月例工事報告の文面を作ってください。
【今月の進捗・出来高・課題・来月予定】
条件:です・ます調、A4で1枚程度。課題には対応策を必ず添える。

16 是正報告書の下書き

コピーして使えるプロンプト

次の指摘事項に対する是正報告書の下書きを作ってください。
【指摘内容・原因・実施した是正・再発防止策】
条件:「指摘事項/原因/是正内容/再発防止策」の見出しで書く。書いていない事実は補わない。

17 事故の経緯を時系列に整理

コピーして使えるプロンプト

次のメモを、事故・ヒヤリの経緯として時系列に整理してください。
【関係者の聞き取りメモを貼る】
条件:時刻・場所・行動・状況の表にする。メモ同士で食い違う点は別に一覧で示す。原因の断定はしない。

18 担当交代の引継ぎメモ

コピーして使えるプロンプト

次の情報から、現場担当者の引継ぎメモを作ってください。
【工事の状況・未完了の作業・連絡先の役割・注意点】
条件:「今週やること」「未解決の課題」「関係者との約束事」に分けて箇条書き。

19 写真とメモから施工記録

コピーして使えるプロンプト

次の作業メモから、施工記録の本文を作ってください。
【日時・場所・作業内容・確認した品質項目・測定値】
条件:記録として残す文体で、事実のみを書く。測定値は入力値をそのまま使う。

20 社内向け月次の現場まとめ

コピーして使えるプロンプト

次の複数現場の週報から、社内の役員向けに1ページの現場まとめを作ってください。
【各現場の週報を貼る】
条件:現場ごとに「進捗・課題・判断が必要なこと」を3行で。判断が必要な事項は冒頭にまとめる。

安全管理のプロンプト

安全の分野では、AIは「候補を広く出す」役に向いています。危険の判断や対策の決定は、必ず現場の責任者が行ってください。

21 KYの危険を洗い出す

コピーして使えるプロンプト

あなたは建設現場の職長です。
次の作業のKY活動の材料を作ってください。
【作業内容・場所・人員・機械・天候】
条件:危険を「〜なので、〜して、〜になる」の形で8個。対策は行動で書く。行動目標を2案。

22 KY行動目標をやさしい日本語に

コピーして使えるプロンプト

次の行動目標を、日本語に慣れていない作業員にも伝わるやさしい日本語に直してください。
【行動目標を貼る】
条件:漢字にふりがなを()で付ける。一文15字以内。

23 朝礼の安全の一言

コピーして使えるプロンプト

明日の朝礼で話す安全の一言を3案作ってください。
【作業内容・季節・最近のヒヤリ】
条件:1案30秒(約150字)で話せる長さ。具体的な行動を1つ入れる。

24 安全大会の講話原稿

コピーして使えるプロンプト

安全大会で話す講話原稿の下書きを作ってください。
【テーマ・話す人・聞く人・時間・自社の材料】
条件:「つかみ→問題→対策→まとめ」の構成。統計や法令は【要確認】とし断定しない。

25 新規入場者教育の説明文

コピーして使えるプロンプト

次の現場ルールを、新規入場者教育で読み上げる説明文にしてください。
【現場ルールの箇条書き】
条件:5分で読める長さ。最後に確認用の○×問題を5問付ける。

26 ヒヤリ・ハットの分類

コピーして使えるプロンプト

次のヒヤリ・ハット報告を分類してください。
【報告の一覧を貼る】
条件:「墜落・転落」「はさまれ・巻き込まれ」などの型別に件数を集計し、共通する原因を3つ挙げる。

27 安全パトロール指摘の整理

コピーして使えるプロンプト

次の安全パトロールのメモを、指摘事項一覧に整理してください。
【パトロールメモを貼る】
条件:場所・指摘内容・是正担当・期限の表にする。緊急度を高・中・低で付け、理由を1行書く。

28 熱中症対策の周知文

コピーして使えるプロンプト

協力会社向けの熱中症対策の周知文を作ってください。
【自社のルール:休憩・報告先・連絡体制】
条件:A4で1枚。体調不良時の報告の流れを番号付きで示す。医学的な判断は書かない。

29 作業手順書のたたき台

コピーして使えるプロンプト

次の作業の作業手順書のたたき台を作ってください。
【作業名・使う機械・人員配置】
条件:「手順・急所(安全・品質)・急所の理由」の3列の表。不明な点は【要確認】。

30 災害事例から教育資料

コピーして使えるプロンプト

次の公表された災害事例をもとに、10分の安全教育資料の構成案を作ってください。
【事例の要約と出典URL】
条件:事例の要約、原因、自社の現場で起きうる場面、対策、確認問題3問の順。

見積・発注・事務のプロンプト

見積や発注の書類は金額を扱います。AIには「下書き」と「突合(つきあわせ)」を任せ、金額の最終確認は必ず人が行います。

31 過去見積から見積書の下書き

コピーして使えるプロンプト

次の過去見積を参考に、新しい工事の見積書の下書きを作ってください。
過去見積:【表を貼る】
今回の条件:【工事内容・数量・仕様の違い】
条件:単価は過去見積の値を使い、変更した行には理由を書く。根拠のない単価は【要確認】。

32 見積内訳の漏れチェック

コピーして使えるプロンプト

次の見積内訳を見て、一般的に計上される項目で抜けている可能性があるものを挙げてください。
【内訳を貼る】
条件:候補と理由を表で出す。計上の要否は判断せず、確認事項として示す。

33 見積条件書の作成

コピーして使えるプロンプト

次の工事の見積条件(前提条件・除外事項)の文案を作ってください。
【工事内容・前提としている条件】
条件:箇条書きで10項目以内。施主に伝わる言葉で書く。

34 注文書の記載チェック

コピーして使えるプロンプト

次の注文書の内容を確認し、記載漏れや矛盾を指摘してください。
【注文書の内容を貼る】
条件:工事名・金額・工期・支払条件・契約日の有無と整合を表で示す。

35 請求書と注文書の突合

コピーして使えるプロンプト

次の請求書と注文書を照合してください。
請求書:【内容】
注文書:【内容】
条件:品目・数量・単価・金額の差異を一覧にする。差異がなければ「差異なし」と書く。

36 数量の拾い結果を表に整形

コピーして使えるプロンプト

次のバラバラなメモを、数量表に整形してください。
【拾い出しメモを貼る】
条件:「部位・品名・規格・数量・単位」の表にする。単位の書き方を統一する。計算はしない。

37 Excel関数を作る

コピーして使えるプロンプト

Excelで次の処理をする関数を作ってください。
【やりたいこと:例 C列の工種ごとにE列の金額を合計】
【表の列構成】
条件:関数と、どのセルに入れるかと、動きの説明を3行で。

38 原価の差異コメント

コピーして使えるプロンプト

次の実行予算と実績の表から、差異の大きい項目にコメントを付けてください。
【表を貼る】
条件:差異率の大きい順に5項目。原因の候補と確認すべき資料を書く。原因は断定しない。

社外・社内のやりとりのプロンプト

メールや案内文は、毎回ゼロから書くと時間がかかります。材料を箇条書きで渡し、文面はAIに整えてもらいます。

39 近隣への工事案内文

コピーして使えるプロンプト

近隣住民向けの工事のお知らせ文を作ってください。
【工事名・期間・作業時間・休工日・連絡先の部署名】
条件:A4で1枚。騒音や車両の出入りへのお詫びとお願いを入れる。

40 近隣からの苦情への返信

コピーして使えるプロンプト

次の近隣からの苦情に対する返信文の下書きを作ってください。
【苦情の内容・事実関係・会社としての対応】
条件:まずお詫びと事実確認の結果、次に対応策。言い訳に聞こえる表現は避ける。

41 協力会社への依頼メール

コピーして使えるプロンプト

協力会社への依頼メールを作ってください。
【依頼内容・期限・提出先・添付資料】
条件:件名を含める。依頼事項は番号付きで、期限は本文の最初に書く。

42 発注者への質疑書

コピーして使えるプロンプト

次の図面と仕様の食い違いについて、発注者への質疑書の文案を作ってください。
【食い違いの内容・該当図面番号・該当ページ】
条件:質疑内容と、受注者としての提案を分けて書く。

43 施主向けの専門用語の言い換え

コピーして使えるプロンプト

次の説明文を、建築に詳しくない施主にも伝わる言葉に直してください。
【説明文を貼る】
条件:専門用語は言い換えるか()で説明を添える。内容は変えない。

44 社内通知文

コピーして使えるプロンプト

社内向けの通知文を作ってください。
【通知内容・対象者・実施日・問い合わせ先】
条件:300字以内。対象者が何をすればよいかを最初に書く。

45 長いメールの要約と返信案

コピーして使えるプロンプト

次のメールを要約し、返信の下書きを作ってください。
【メール本文を貼る】
条件:要約は3行。相手から求められていることを箇条書きで示し、返信案は丁寧な文体で。

46 求人票の仕事内容

コピーして使えるプロンプト

次の情報から、求人票の「仕事内容」欄の文案を作ってください。
【職種・現場の種類・1日の流れ・使う道具・資格支援】
条件:400字程度。未経験者にもわかる言葉で、誇張しない。

AIの使い方を良くするプロンプト

最後は、プロンプトそのものを良くするためのプロンプトです。上の例を自社用に直すときに使います。

47 自社用プロンプトを作ってもらう

コピーして使えるプロンプト

次の業務をAIに頼むためのプロンプトを作ってください。
【業務の内容・いつも使う材料・欲しい出力の形】
条件:「役割・材料・条件・出力形式」の4つに分けて書く。差し替える箇所は【】で示す。

48 出力の自己点検

コピーして使えるプロンプト

今出した回答を、次の観点で点検してください。
・入力にない数字や事実を書いていないか
・条件をすべて守っているか
・【要確認】にすべき箇所はどこか
問題があれば修正版も出してください。

49 文章を表に変換

コピーして使えるプロンプト

次の文章の内容を表に変換してください。
【文章を貼る】
条件:列は【列名1・列名2・列名3】。文章にない情報は空欄にする。

50 研修の確認テスト

コピーして使えるプロンプト

次の研修資料から、理解度を確かめる確認テストを作ってください。
【研修資料を貼る】
条件:○×問題5問と選択式5問。解答と解説を最後にまとめる。

プロンプトを自社用に育てて、仕事をさらに楽にする方法

50例はそのままでも使えますが、自社の様式や言い回しに合わせて直すと、出力の手直しがさらに減ります。自社用のプロンプトづくり自体も、AIに手伝ってもらえます。

コピーして使えるプロンプト

あなたは建設会社の業務改善担当です。
次の業務を生成AIに任せるための、社内共有用のプロンプトを作ってください。

【業務名】例:協力会社から届いた作業日報を週報にまとめる
【いつも使う材料】例:5社分の日報(Excel、列:日付・工種・人員・作業内容・特記事項)
【欲しい出力】例:工種別の進捗表と、問題点の箇条書き
【社内のルール】例:協力会社名は略称で書く。人名は入力しない

条件:
・「役割・材料・条件・出力形式」に分けて書く
・差し替える箇所は【】で示す
・AIが推測で埋めないための条件を入れる
・最後に、使う人向けの注意書きを3行で付ける

出力イメージ(例)

■役割
あなたは建設会社の工務担当です。

■材料
【協力会社5社分の日報を貼る(日付・工種・人員・作業内容・特記事項)】

■条件
・工種ごとに今週の作業内容を2行以内でまとめる
・人員は日報の数字をそのまま合計する
・日報に書かれていないことは書かず、不明な点は【要確認】とする

■出力形式
1. 工種別の進捗表(工種・今週の作業・延べ人員・来週の予定)
2. 問題点・確認事項の箇条書き

■使う人への注意
・人名や電話番号は貼る前に消してください
・人員の合計は元の日報と照合してください
・社外に出す場合は、必ず上長が確認してください

※出力はイメージです。AIの回答は毎回変わります。

AIにできないこと・人が確認すべきこと

生成AIは下書きや整理が得意です。一方で、次のことは人が行う必要があります。

  • 数字・金額・数量が元の資料と合っているかの確認
  • 法令・基準・発注者の仕様に合っているかの判断
  • 現場の状況を見たうえでの安全上の判断
  • 社外に出す文書の最終承認

入力してはいけない情報

個人情報保護委員会は、個人情報取扱事業者が生成AIに個人情報を含むプロンプトを入力する場合、利用目的の範囲内かを確認することや、サービス提供事業者が機械学習に利用しないこと等を十分に確認することを求めています。

AnthropicはClaudeの法人向け製品(Claude for Work、API)について、入出力を原則としてモデルの学習に使わない方針を公表しています。個人向けプランの扱いや設定は、各社の最新の規約で確認してください。社内で使ってよいサービスと、入力してよい情報をガイドラインで決めておくことをおすすめします。

注意

本記事のプロンプトと出力イメージは説明用の例です。AIの回答には誤りや古い情報が含まれることがあります。施工計画書・安全書類などの様式や記載項目は、発注者・元請の指定と最新の一次情報が優先します。数字・法令・安全に関わる内容は、必ず人が最終確認してください。作業員の氏名・住所・健康情報などの個人情報は入力しないでください。

今日からできるチェックリスト

  • 社内で使ってよいAIサービスを決めている
  • 入力してはいけない情報(個人情報・社外秘)を決めている
  • プロンプトに「役割・材料・条件・出力形式」を入れている
  • 「不明な点は【要確認】と書く」を条件に入れている
  • 出力の数字は元の資料と照合している
  • うまくいったプロンプトを社内で共有している
  • まず1つの業務(例:日報)から試している

プロンプトのよくある質問

プロンプトの書き方の基本は何ですか?

「役割・材料・条件・出力形式」の4つを入れることです。AIにどの立場で考えてほしいか、何を材料にするか、守ってほしいルール、欲しい形(表・字数など)を具体的に書きます。

ChatGPTとClaudeで同じプロンプトが使えますか?

この記事のプロンプトは、どちらでも使える書き方にしています。ただし出力の傾向はサービスやモデルで異なるため、結果を見て条件を調整してください。

プロンプトは長いほうが良いのですか?

長さより、必要な情報がそろっているかが大切です。材料と条件が具体的であれば、短いプロンプトでも十分な出力が得られます。足りない点は、出力を見てから追加で伝えます。

AIが間違った内容を出した場合はどうすればよいですか?

どこが違うかを具体的に伝えて再依頼します。「入力にない数字は書かない」「不明な点は【要確認】と書く」などの条件を最初から入れておくと、誤りを減らせます。最終確認は必ず人が行ってください。

作業員名簿のような個人情報を扱う書類にも使えますか?

個人情報をそのまま入力することは避けてください。氏名を番号に置き換える、列の構成だけを伝えて関数や手順を作ってもらう、といった方法で、個人情報を渡さずにAIを活用できます。

まとめ

  • プロンプトは「役割・材料・条件・出力形式」の4つで書きます
  • 材料を具体的に渡し、「不明な点は【要確認】」を条件に入れると安全です
  • 書類・報告・安全・見積・連絡の50例を、【】を差し替えて使えます
  • 数字・法令・安全の判断と、社外文書の承認は人が行います

業務別の詳しい使い方は、次の記事で解説しています。

建設書類のプロンプトとテンプレートをまとめてダウンロード

「建設書類 AIテンプレート集」では、建設会社の書類作成にAIを使うためのテンプレートをまとめています。建設AIシフトでは、プロンプトを配るだけでなく、貴社の書式や既存ツールに合わせてAIを業務に組み込む仕組みづくりを支援しています。

テンプレート集を無料でダウンロード