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面接質問をAIで作る方法|職種別の質問集とNG質問チェック

「面接で何を聞けばいいか、毎回考えるのが大変」「面接官によって質問がばらばら」。採用担当を兼務する中小企業では、よくある悩みです。ChatGPTなどの生成AIを使えば、面接質問の下書きは数分で作れます。ただし、出てきた質問をそのまま使うと、職務に関係のない質問や、聞いてはいけない質問が混ざることがあります。

この記事では、生成AIで面接質問を作る手順を、材料の準備から「聞いてはいけない質問」のチェックまで順に解説します。そのまま使える指示文と出力例、施工管理・介護・製造・営業・事務の職種別質問集、NG質問の言い換え表、面接前チェックリストも用意しました。

面接の質問づくりや評価シートの整備に手が回らない場合は、ヨビコムにご相談ください。

AIで面接質問を作る前に決める3つの材料

生成AIは、渡された材料をもとに文章を組み立てます。材料が「営業職の面接質問を10個」だけでは、どの会社でも使える一般的な質問しか出てきません。自社に合う質問を出すには、次の3つを先に決めておきます。

材料中身例(施工管理)
職務の中身入社後に実際にやる仕事を3〜5個現場の工程管理、協力会社との調整、安全パトロール、施主への報告
採用基準入社時に必要なこと(必須)と、あれば望ましいこと必須:工程表を読める/望ましい:2級施工管理技士
評価の物差し各基準で「よい回答」に見られる行動遅れを早めに共有し、代わりの段取りを自分から提案している

厚生労働省は、面接ではあらかじめ質問項目や評価基準を決めておき、適性・能力に関係のない事項を尋ねないよう求めています。3つの材料を先に決めることは、この考え方にも沿っています。

出典:公正な採用選考の基本(厚生労働省)

どの会社でも使える汎用的な質問は「面接質問集50選|採用ミスマッチを防ぐ質問の作り方」にまとめています。この記事では、AIを使って自社の職務に合わせた質問を作る方法に絞って解説します。

面接質問をAIで作る5つの手順

AIで面接質問を作る5つの手順。材料をそろえる、AIで質問案を出す、聞いてはいけない質問をチェックする、評価基準をつける、面接官で共有する

質問づくりは、次の5つの手順で進めます。AIが担うのは「案を出す」と「チェックの下書き」までで、採用する質問と評価基準を決めるのは人です。

手順やること担当
1. 材料をそろえる職務の中身・採用基準・評価の物差しをメモにする人
2. 質問案を出す材料を指示文に入れ、質問案を多めに出してもらうAI → 人が選ぶ
3. NG質問をチェックする14事項や性別による扱いの差に触れていないか確認するAIで下書き → 人が最終確認
4. 評価基準をつける質問ごとに、よい回答・物足りない回答の目安を書くAIで下書き → 人が修正
5. 面接官で共有する質問の順番、深掘りの仕方、評価の付け方をそろえる人

質問と評価基準を事前に決め、すべての応募者に同じように聞く面接を「構造化面接」と呼びます。過去のメタ分析を見直して選考手法の予測力を再推定した2022年の研究では、構造化面接が評価対象の選考手法の中で最上位になったと報告されています。同じ研究では、多くの手法の予測力が従来の推定より低いことも示されています。面接だけで人を見極められるわけではないという前提で使うことが大切です。

出典:Sackett ほか(2022)Revisiting meta-analytic estimates of validity in personnel selection(Journal of Applied Psychology 107巻11号)

職務から面接質問を作る(指示文①)

最初の指示文では、職務の中身と採用基準を渡して質問案を出してもらいます。ポイントは、質問の「ねらい」も一緒に出してもらうことです。ねらいが書かれていれば、職務に関係のない質問を見分けやすくなります。

ここで入力するのは自社の職務情報だけです。応募者の氏名や履歴書の内容は入れません。

指示文の例

あなたは中小企業の採用面接の設計を手伝う担当者です。
次の職務と採用基準に合う、一次面接の質問案を作ってください。

# 職種
施工管理(住宅リフォーム、従業員30名の会社)

# 入社後の主な仕事
- 現場の工程管理(1人で同時に3〜5現場)
- 職人・協力会社との日程調整
- 安全パトロールと是正の指示
- 施主への進捗報告

# 採用基準
- 必須:工程表を読み、遅れに気づいて調整できる
- 必須:立場の違う相手と調整できる
- 望ましい:住宅の現場経験

# 条件
- 過去の行動を聞く質問を中心に8問
- 各質問に「ねらい」と「深掘りの質問」を1つずつ
- 家族、住まい、出身地、思想・信条、健康に関する質問は入れない
- 表形式(質問/ねらい/深掘り)

出力例(※説明用の例です)

| 質問 | ねらい | 深掘り |
| 工程が遅れそうだと気づいた現場の経験を教えてください | 遅れに早く気づけるか | 最初に気づいたきっかけは何でしたか |
| 職人さんと日程が合わなかったとき、どう調整しましたか | 立場の違う相手との調整 | 相手が納得した決め手は何でしたか |
| 同時に複数の現場を持ったとき、優先順位をどう決めましたか | 複数現場の段取り | 後から見直した判断はありますか |
| 安全面で気になる点を職人さんに指摘した経験は | 安全への意識と伝え方 | 相手の反応はどうでしたか |
| 施主さんから不満を言われた経験と、その後の対応は | 報告と信頼関係づくり | 同じことを防ぐために何を変えましたか |
(以下3問省略)

出力を見たら、ねらいが採用基準のどれにつながるかを確認します。どの基準にもつながらない質問は外します。8問すべてを使う必要はなく、面接時間に合わせて4〜5問に絞るのが現実的です。

AIの質問案によくある4つのずれと直し方

生成AIの質問案は、一見よくできていても、そのままでは面接で使いにくいことがあります。手直しの際は、次の4点を確認してください。

よくあるずれ例直し方
仮定の質問ばかりになる「もし工程が遅れたらどうしますか」「遅れた経験と、そのとき何をしたか」と過去の行動を聞く形にする
1問で複数のことを聞く「強みと弱み、それを仕事でどう生かすか」1問1テーマに分け、深掘りで広げる
どの会社でも使える一般論になる「当社を志望した理由は」だけで終わる職務の中身(例:同時に3〜5現場)を指示文に書き足す
答えが一つに決まる質問「安全は大事だと思いますか」「安全面で指摘した経験」など、行動の違いが出る形にする

過去の行動を聞く質問は、回答を評価の目安と照らし合わせやすいのが利点です。一方、未経験者の採用では経験そのものが少ないため、仮定の質問も役立ちます。その場合は「どの順番で、誰に相談するか」まで答えてもらい、評価の目安を細かく決めておきましょう。

職種別の面接質問集(AIの案を人が手直しした例)

ここからは、指示文①の考え方で作った職種別の質問例です。AIが出した案を、採用担当者の目線で手直しした想定で載せています。自社の職務に合わせて言葉を変えて使ってください。

※以下の質問例は、説明用に作成したものです。

施工管理

質問見たいこと
担当した現場で、工程が一番厳しかったときの段取りを教えてください遅れの予兆に気づき、先に手を打てるか
協力会社との打ち合わせで、意見が割れたときはどう進めましたか立場の違う相手と落としどころを作れるか
ヒヤリとした場面を見つけたとき、現場で何をしましたか安全を優先して指摘・是正できるか
施主さんへの報告で、気をつけていることは何ですか相手に合わせて説明を変えられるか

介護職

質問見たいこと
利用者さんの様子がいつもと違うと気づいた経験を教えてください小さな変化に気づき、共有できるか
介助の方法について、先輩と考えが違ったときはどうしましたかチームで方針をそろえられるか
忙しい時間帯に複数の呼び出しが重なったら、どう動きますか優先順位を判断できるか
記録を書くときに意識していることは何ですか事実を正確に残せるか

製造(工場のオペレーター)

質問見たいこと
作業手順書と違うやり方を見かけたら、どうしますか手順を守り、気づきを報告できるか
不良品を出してしまった、または見つけた経験はありますかミスを隠さず原因を考えられるか
同じ作業を続けるとき、集中を保つために工夫していることは品質を保つ工夫があるか
作業の改善を提案した経験があれば教えてください改善の意識があるか

法人営業

質問見たいこと
新しい取引先を開拓したとき、最初の接点をどう作りましたか自分から行動を起こせるか
お客様の要望に応えられなかった経験と、その後の対応は断り方と関係の続け方
目標に届かなそうなとき、月の途中で何を変えましたか数字を見て行動を修正できるか
社内の他部署に協力をお願いした経験を教えてください社内調整ができるか

一般事務

質問見たいこと
締め切りが重なったとき、どう優先順位をつけましたか段取りと周囲への相談
入力ミスを防ぐために工夫していることは何ですか正確さを保つ仕組みを持っているか
電話や来客の対応で困った経験と、どう対応したかを教えてください臨機応変な対応と報告
これまでの仕事で、作業を効率化した例はありますか改善の意識と実行力

この質問例を自社版にするときは、3つの手直しをおすすめします。1つ目は、現場の言葉に置き換えることです。「協力会社」を「職人さん」と言うなど、社内で普段使う言葉の方が応募者にも伝わります。2つ目は、未経験者向けの質問を足すことです。経験を聞く質問しかないと、未経験の応募者は答えられません。「アルバイトや学校で」と場面を広げた聞き方を用意します。3つ目は、面接官ごとの担当を決めることです。一次と二次で同じ質問を繰り返さないよう、質問を振り分けておきます。

どの職種でも、「〜したことはありますか」で止めず、「そのとき何をしましたか」と行動を聞くのがコツです。過去の行動を順に聞く手法は「STAR面接とは?質問例・評価シートと導入の3ステップ」で解説しています。

「聞いてはいけない質問」のチェックと言い換え

AIが出した質問にも、面接官が自分で考えた質問にも、聞いてはいけない内容が混ざることがあります。チェックの基準になるのが、厚生労働省が示す「就職差別につながるおそれがある14事項」です。

区分主な事項
本人に責任のない事項本籍・出生地、家族(職業・続柄・健康・病歴・学歴・収入など)、住宅状況、生活環境・家庭環境
本来自由であるべき事項宗教、支持政党、人生観・生活信条、尊敬する人物、思想、労働組合・学生運動、購読新聞・愛読書
採用選考の方法身元調査、適性・能力に関係ない事項を含む応募書類、必要性のない健康診断

令和6年度にハローワークが把握した854件の指摘の内訳では、「家族に関すること」の質問が多くを占めています。厚生労働省は、面接の空気を和らげるために聞いてしまうケースが多いと注意を促しています。

出典:採用選考時に配慮すべき事項(厚生労働省「公正な採用選考をめざして」)

性別による扱いの差にも注意が必要です。厚生労働省の指針は、男女で異なる取扱いの例を挙げています。その一つが、採用面接で結婚の予定や、子どもが生まれた場合の継続就労の希望などを女性に対してのみ質問することです。

出典:性別を理由とする差別の禁止等に関する指針(平成18年厚生労働省告示第614号、厚生労働省)

NG質問の言い換え表

面接官がつい聞いてしまいがちな質問と、職務に関係する聞き方への言い換え例です。言い換えのポイントは、「応募者の事情」ではなく「仕事の条件」を示して確認することです。

ついしがちな質問問題になる点言い換え・対応
ご両親はどんなお仕事をされていますか家族に関すること聞かない。「この仕事に興味を持ったきっかけは何ですか」
ご出身はどちらですか本籍・出生地に関すること聞かない。雑談は「今日は迷わず来られましたか」など
持ち家ですか、賃貸ですか住宅状況に関すること聞かない。必要なら「勤務地までの通勤方法と時間の見込み」
転勤は大丈夫ですか。ご家族は何と言っていますか家族・家庭環境に関すること「転勤の可能性は〇〇です。この条件で働けますか」と条件だけを示す
(女性にだけ)結婚や出産の予定はありますか性別で異なる取扱い聞かない。勤務時間・休日などの条件は全員に同じように説明する
尊敬する人物は誰ですか尊敬する人物に関すること「仕事の進め方で、自分なりに工夫していることは何ですか」
普段どんな本や新聞を読みますか購読新聞・愛読書に関すること「仕事に必要な知識を、普段どうやって学んでいますか」
持病はありますか健康・病歴に関すること業務内容(例:20kgの資材を運ぶ)を具体的に伝え、業務を行えるかを確認する

健康について、厚生労働省は、既往歴の確認も含めて、合理的かつ客観的に必要な場合を除いて実施しないよう求めています。真に必要な場合でも、内容と必要性を事前に十分説明することとされています。

出典:よくある質問(厚生労働省「公正な採用選考をめざして」)

指示文②:NG質問のチェック

面接官が普段使っている質問をまとめて、AIにチェックの下書きを頼むこともできます。AIの判定は見落としや判定ミスがあり得るので、最後は14事項の原文と照らして人が確認します。

指示文の例

次の面接質問をチェックしてください。

# 基準
- 厚生労働省「就職差別につながるおそれがある14事項」
  (本籍・出生地、家族、住宅状況、生活環境・家庭環境、宗教、
   支持政党、人生観・生活信条、尊敬する人物、思想、
   労働組合・社会運動、購読新聞・愛読書、身元調査、
   関係ない事項を含む応募書類、必要性のない健康診断)
- 性別によって質問を変えていないか
- 職務(介護職)に関係があるか

# 質問
1. 夜勤のある働き方について、どう考えていますか
2. 実家は近いですか
3. 介護の仕事を選んだきっかけは何ですか
4. 休日は何をして過ごしていますか
5. 体力に自信はありますか

# 出力
質問ごとに「OK/要修正/使わない」、該当する事項、言い換え案

出力例(※説明用の例です)

1. 夜勤のある働き方 → OK
   勤務条件の確認で、職務に関係があります。
   夜勤の回数や時間帯を先に伝えると答えやすくなります。
2. 実家は近いですか → 使わない
   家族・生活環境に関することにあたるおそれがあります。
   通勤の確認が目的なら「通勤方法と時間の見込み」を聞きます。
3. 介護の仕事を選んだきっかけ → OK
4. 休日は何をして過ごしていますか → 要修正
   人生観・生活信条に踏み込むおそれがあります。
   雑談目的なら避け、仕事に関する質問に置き換えます。
5. 体力に自信はありますか → 要修正
   抽象的で、健康状態の確認に近づくおそれがあります。
   「移乗介助など体を使う業務があります。
   業務を行う上で確認しておきたいことはありますか」

深掘り質問と評価基準を作る(指示文③)

質問が決まったら、評価の物差しをつけます。物差しがないと、同じ回答でも面接官によって評価が変わります。AIには、回答のレベルごとの目安を下書きしてもらいます。

指示文の例

次の面接質問について、評価の目安を作ってください。

# 職種:製造(工場のオペレーター)
# 質問:不良品を出してしまった、または見つけた経験はありますか
# 採用基準:ミスを隠さず報告し、原因を考えて再発を防げる

# 条件
- 3段階(期待以上/期待どおり/物足りない)
- 各段階に「回答に見られる行動」を2つずつ
- 深掘りの質問を3つ
- 話し方や印象ではなく、行動で書く

出力例(※説明用の例です)

【期待以上】
・すぐに報告し、原因を自分で調べて対策を提案した
・同じミスが起きないよう、手順や確認方法を変えた
【期待どおり】
・すぐに上司やリーダーに報告した
・指示された対策を守り、その後ミスを繰り返していない
【物足りない】
・報告が遅れた、または誰にも伝えなかった
・原因を「運が悪かった」など自分以外に置いている

【深掘りの質問】
1. 気づいてから報告するまで、どのくらい時間がありましたか
2. 原因は何だったと考えていますか
3. その後、作業のやり方で変えたことはありますか

評価の目安ができたら、面接シートに転記して面接官全員で使います。面接シートの作り方は「面接シートの作り方」が参考になります。

職種別の質問テンプレートと評価シートの雛形は、無料資料『面接×AI 実践キット』にまとめています。

AIに任せないこと/面接前のチェックリスト

生成AIは質問の案を出すのは得意ですが、自社の職務や応募者の事情は知りません。次の線引きを守って使います。

AIに任せてよいこと人が決めること・確認すること
職務と採用基準から質問案を多めに出すどの質問を使うか、何問に絞るか
NG質問のチェックの下書き14事項・性別による扱いの差の最終確認
評価の目安と深掘り質問の下書き自社の基準として採用するかの判断
面接官向けの質問カードの清書面接での評価と合否の判断

生成AIに入力する情報にも注意が必要です。個人情報保護委員会は、個人情報を含むプロンプトを入力する場合は、利用目的の達成に必要な範囲内かを十分に確認するよう求めています。質問づくりでは自社の職務情報だけを入力し、応募者の履歴書などは入れない運用にすれば、個人情報の入力に関するリスクを避けられます。

出典:生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について(個人情報保護委員会・2023年6月2日)

面接の前に、次のチェックリストで質問を確認してください。

  • □ すべての質問が、採用基準のどれかにつながっている
  • □ 家族・出身地・住まい・思想・信条・愛読書などに触れていない
  • □ 結婚・出産などを特定の性別にだけ聞く質問がない
  • □ 健康や持病を聞いていない(業務内容を示して確認する形にしている)
  • □ 雑談用の質問も、14事項に触れていない
  • □ 質問ごとに評価の目安(3段階など)がある
  • □ 面接官全員が同じ質問リストと評価シートを持っている
  • □ AIに応募者の氏名や履歴書を入力していない

録画型・対話型のAI面接サービスで質問を設定する場合も、同じチェックが必要です。AI面接の仕組みは「AI面接とは?仕組み・メリット・主要サービスの比較」で解説しています。

ヨビコムが面接質問づくりで意識していること

ヨビコムでは、面接質問や確認事項の案づくりにAIを使っています。そのとき意識しているのは次の3点です。

1. 採用ターゲットごとに、AIへの指示を変える

同じ会社の求人でも、経験者と未経験者、建設業なら施工管理職と現場の技能職とでは、魅力に感じる条件も、面接で確かめたいことも違います。そのため、ターゲットごとに分けてAIに指示を出しています。1つの指示で全職種の質問をまとめて作らせると、どの職種にも当てはまる浅い質問になりやすいからです。

2. 回答の「完成度」ではなく、本人の経験を確かめる質問にする

生成AIの普及で、応募書類や想定問答はきれいに整えやすくなりました。だからこそ、文章の上手さではなく、本人の経験、考え方、説明する力、仕事への適性を確かめられる質問を用意します。

面接の深掘り質問を、経験、行動、判断の理由の3段階で組み立てる流れを示した図

3. 最後は人が、法令と自社の基準で確認する

AIが作った質問は、文章として自然でも、採用選考で聞くべきでない内容が混ざることがあります。質問リストは公正な採用選考の観点で人が確認してから使い、評価と合否は面接官が決めることを徹底しています。

面接質問をAIで作ることに関するよくある質問(FAQ)

Q1. AIが作った面接質問をそのまま使っても大丈夫ですか?

そのまま使うのはおすすめしません。職務に関係のない質問や、14事項に触れる質問が混ざることがあるためです。採用基準とのつながりを確認し、NG質問のチェックを人が行ってから使ってください。

Q2. 応募者の履歴書をAIに入れて、個別の質問を作ってもよいですか?

個人情報を入力する場合は、利用目的の範囲内か、入力したデータが学習に使われないかなどを事前に確認する必要があります。まずは職務情報だけで質問を作り、個別の深掘りは面接官が履歴書を見て考える運用が安全です。

Q3. 雑談で家族や出身地の話をするのもいけませんか?

厚生労働省は、面接の空気を和らげるつもりで聞いた事柄にも、就職差別につながるおそれのある事項が含まれることがあると注意しています。雑談は天気や交通など、応募者の事情に踏み込まない話題を選びましょう。

Q4. 面接の質問は何問くらい用意すればよいですか?

一次面接が30分なら、本題の質問は4〜5問が目安です。1問ごとに深掘りの質問を2〜3つ用意しておくと、時間に合わせて調整できます。AIには多めに案を出してもらい、人が絞り込みます。

Q5. 無料の生成AIでも面接質問は作れますか?

質問づくりは自社の職務情報だけで行えるため、多くの生成AIサービスで試せます。ただし、会社としてどのサービスを使ってよいかは事前に決めておきましょう。入力したデータの扱いは、各サービスの規約や設定で確認してください。

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まとめ|AIは質問の下書き役、聞くことを決めるのは人

生成AIを使えば、面接質問の案や評価の目安は短時間で作れます。大切なのは、職務の中身・採用基準・評価の物差しという材料を先に決め、出てきた案を14事項と性別の観点で人がチェックすることです。

職種別の質問集とNG質問の言い換え表をもとに、まずは次の面接で使う質問を4〜5問、評価の目安つきで作ってみてください。質問と物差しがそろうだけで、面接官による評価のばらつきは確認しやすくなります。

面接質問と評価シートの整備から、面接官への共有まで、ヨビコムがサポートします。

ヨビコム
この記事の執筆・編集:ヨビコム編集部(株式会社Digital&)

中小企業・地方企業の採用代行(RPO)を行うヨビコムの編集部です。飲食・建設・不動産・製造業・介護などの採用支援で得た知見をもとに、採用担当者の実務に役立つ情報をお届けしています。

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