セミナーレポート 2024年6月12日(水) 12:00-13:00 開催終了

現場のDXと働き方改革|残業を減らしながら人を育てる仕組み

開催日時2024年6月12日(水) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象現場を持つ企業の経営者・現場責任者・人事担当の方
現場のDXと働き方改革|残業を減らしながら人を育てる仕組み

労働時間の上限規制への対応と、人材の育成。この2つは相反するように見えます。時間を削れば教える余裕がなくなり、育成に時間を使えば残業が増える。しかし現場の作業と情報のやり取りを見直すと、両立できる余地は確実にあります。本セミナーでは、現場業務のデジタル化を通じて時間を生み出し、その時間を育成に振り向ける進め方を解説します。

このページでわかること

  • 現場の労働時間を構成する要素の分解
  • 報告・記録にかかる時間を減らす方法
  • 移動と待機の時間を減らす工夫
  • 生まれた時間を育成に使う設計
  • 施策の効果を労働時間で測る方法

セミナー概要

現場職の労働時間を分解すると、実作業以外の時間が想定以上に多いことが分かります。事務所への往復、報告書の作成、指示待ち、書類の受け渡し。これらは付加価値を生まない一方で、削減の余地が大きい部分です。

セミナーの前半では、この分解と削減の方法を扱います。現場で完結する報告、写真での記録、スマートフォンでの情報共有。大がかりなシステムでなくても、実現できることが多くあります。

後半では、生まれた時間の使い方を扱います。単に残業を減らすだけでは、人材の育成が止まり、数年後に技能を持つ人がいなくなります。削減した時間の一部を意図的に育成に配分する設計が、中長期の競争力を左右します。

  • 労働時間の上限規制への対応が必要
  • 残業を減らすと育成の時間が取れない
  • 現場と事務所の情報のやり取りに時間がかかる
  • 技能の継承が進んでいない

セミナー内容

全体は60分。時間の分解、削減、再配分の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:10現場の労働時間を分解する削減対象を特定する
12:10-12:30報告・移動・待機を減らす具体的な打ち手を得る
12:30-12:45生まれた時間を育成に使う育成の時間を確保する
12:45-12:55効果測定と定着継続する仕組みを作る
12:55-13:00質疑応答個別の相談

第1部:時間の分解

実作業、移動、報告、待機、その他。1週間の記録から構成比を把握します。

第2部:削減

現場完結の報告、写真記録、情報共有の仕組み。投資を抑えた方法を紹介します。

第3部:再配分

育成に使う時間の確保方法と、短時間で効果のある教え方を扱います。

第4部:測定

労働時間、技能習得の進捗。両面から効果を確認する方法を示します。

現場の時間はどこに使われているか

削減の対象を決めるには、実態の把握が先です。1週間の記録で構成比が見えてきます。

時間の種類構成比の目安削減の余地主な打ち手
実作業50〜65%工程の見直し
移動10〜20%直行直帰、訪問順序の最適化
報告・記録8〜15%現場での入力、写真記録
待機・指示待ち5〜12%情報共有の即時化
その他事務5〜10%帳票の統合

事務所への立ち寄りをなくす

朝礼と報告のためだけに事務所へ寄る運用が残っていると、往復で毎日1時間以上が失われます。指示の共有と報告を現場で完結させれば、直行直帰が可能になります。

報告書は写真と選択式で済ませる

文章での報告を求めると、現場は夜に書くことになります。写真の添付と、進捗の選択、簡単なコメント。この3点で済む形にすると、その場で完了します。

待機の原因は情報の遅れにあることが多い

図面の変更、資材の到着、次工程の準備状況。これらが即座に共有されていないために待ちが生じます。現場間で状況が見える仕組みがあれば、段取りを組み替えられます。

削減した時間を育成に配分する

残業削減だけを目的にすると、育成が後回しになり、数年後に人材不足が深刻化します。

週に1時間を育成の時間として確保する

削減できた時間のすべてを労働時間の短縮に充てるのではなく、一部を明示的に育成に配分します。週1時間でも、年間では50時間近くになります。

教える内容を短い単位に分ける

まとまった研修時間は取れません。1回15分で1つの作業を教える形にすると、日常業務のなかに組み込めます。

ベテランの説明を記録して繰り返し使う

同じ内容を毎回口頭で教えると、教える側の負担が続きます。作業を録画するか、説明を書き起こして手順書にすれば、次回以降は確認から始められます。

習得状況を記録して本人と共有する

何ができるようになったかが見えると、本人の意欲が保たれます。簡単なチェックリストで十分です。

定着させるための進め方

現場での変更は、安全と品質への影響が懸念されるため、慎重に進める必要があります。

1つの現場・1つの班で試す

全社一斉ではなく、協力的な現場で2〜3か月試します。そこで出た問題を潰してから広げるほうが、結果的に早く定着します。

現場の意見を設計に反映する

管理部門だけで決めた仕組みは使われません。実際に入力する人に試してもらい、手間だと言われた部分を削る作業が不可欠です。

効果は労働時間と離職率で見る

月間の総労働時間、時間外の推移、そして定着率。この3つを並べて追うと、取り組みが正しい方向に進んでいるかが判断できます。

セミナー開催日・場所

日時2024年6月12日(水)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D23

よくある質問

スマートフォンを持っていない社員がいます。

会社支給の端末を共有で使う方法もあります。当日は段階的な導入方法を扱います。

高齢の社員が多く、操作を覚えられるか不安です。

操作を数タップに絞る設計が前提になります。当日は具体例を紹介します。

補助金は使えますか。

システム導入に使える制度があります。当日は概要に触れます。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

現場の時間の使い方を一緒に見直しませんか

どこに時間が消えているかは、分解すると明確になります。無料経営相談では、現在の現場運用をうかがい、削減できる箇所と育成への配分方法を整理してお伝えします。

本セミナーは終了しました

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