「サイトからの問い合わせはあるが、価格だけを聞いてすぐ消える」「他社と何が違うのかと聞かれて、うまく答えられない」。サービスサイトのご相談で最も多いのが、この2つです。原因の多くは、サービスの説明が機能の一覧になっていて、導入後に何が変わるのかが書かれていないことにあります。
Digital&のサービスサイト構築支援は、見た目を整える制作ではありません。検討中の相手が社内稟議を通せるだけの材料を、ページ上で先に渡し切ることを目的に、訴求の順番・比較のさせ方・料金の見せ方・問い合わせ前の中間出口までを設計します。
このページでわかること
サービスサイトの役割は、訪問者の「自分の場合はどうなるのか」という疑問に、問い合わせ前に答え切ることです。BtoBであれば、担当者は社内で説明する材料を探しています。BtoCであれば、失敗したくないという不安を消せる情報を探しています。どちらの場合も、機能を並べただけのページでは足りません。
サービスの棚卸しから原稿作成、既存サイトへの追加または新規構築、公開後の改善までを担当します。すでに制作会社がある場合は、構成案と原稿だけを当社が用意し、実装はその会社に依頼する分担も可能です。
| 項目 | よくある現状(Before) | 構築支援後(After) |
|---|---|---|
| ページの構成 | 機能とサービス内容の羅列 | 課題提示から次の一歩まで、検討の順に並んだ構成 |
| 訴求 | 「高品質」「豊富な実績」といった抽象表現 | 対応件数・体制・期間など数字で示せる根拠 |
| 比較 | 比較材料がなく、価格だけで判断される | 他社比較表と、導入しない場合のコスト提示 |
| 料金 | 要問い合わせのみ | 範囲別の目安と、金額が変わる条件を明記 |
| 出口 | 問い合わせフォーム1つ | 資料ダウンロード・事例集・無料相談の3つに分離 |
| 問い合わせの質 | 価格だけを聞く一次接触が中心 | 導入時期と課題が書かれた具体的な相談が増える |
現在のサービスページを一緒に見ながら、訪問者がどこで判断に迷うか、他社と比べて何が不足しているか、最初に足すべき情報は何かをお伝えします。契約前に、直すべき箇所の優先順位までお持ち帰りいただけます。
多くのサービスページは、会社紹介 → サービス概要 → 特徴 → 料金、という順で書かれています。しかし訪問者が最初に確認したいのは、自分の課題がここで解決するのかどうかです。
冒頭で「こういう状況の方に向けたサービスです」と提示し、そのうえで解決方法を説明する。順番を入れ替えるだけで、ページの離脱率と滞在時間が変わります。
他社を意識させたくないという理由で、比較情報を載せないサイトが多くあります。しかし訪問者は必ず比較します。比較材料を自社サイトに置かないということは、比較の場を他社サイトや口コミサイトに委ねることと同じです。
自社が選ばれる条件と、向いていない条件を正直に書くほうが、結果として問い合わせの質が上がります。「小規模から始めたい企業に向いている」「全国展開を前提とする企業には他社が適している」といった記述は、無駄な商談を減らし、成約率を押し上げます。
サービスを検討している人のうち、いますぐ問い合わせたい人はごく一部です。多くは情報収集の段階にいます。出口が問い合わせだけだと、この層は何も残さずに離脱します。
資料ダウンロード、事例集の閲覧、料金シミュレーション、無料相談。検討段階に応じた出口を3つ以上用意することで、まだ買わない人の連絡先が残り、後から追いかけられるようになります。マーケティングオートメーションと組み合わせると、この効果はさらに大きくなります。詳しくはマーケティングオートメーション導入コンサルティングもご覧ください。
サービスの数、既存サイトへの追加か新規構築か、原稿をどちらが用意するかによって変わります。以下は1サービス分の構築を想定した目安です。
| 支援の範囲 | 主な内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| ページ診断のみ | 既存サービスページの課題整理と改善提案書の提出 | 2週間 |
| 構成案・原稿作成 | 訴求順序の設計、原稿執筆、比較表・料金表の作成 | 1か月 |
| 構築一式(1サービス) | 設計・原稿・デザイン・実装・公開 | 2〜3か月 |
| 公開後の改善伴走 | アクセスと問い合わせを見ながらの月次改善 | 月次・継続 |
費用は範囲によって幅があります。初回の無料経営相談で現状を伺ったうえで、必要な範囲と概算をその場でお伝えします。
特に最後のテンプレートがあることで、新サービスを立ち上げるたびに制作会社へ発注する必要がなくなります。
サービスサイトは、集客施策と組み合わせると効果が明確になります。検索から人を集める場合はSEOコンサルティング、短期で反応を確かめる場合はWEB広告運用代行、集まった見込み客を育てる場合はマーケティングオートメーションとの組み合わせをご提案します。
検討期間が長く、社内稟議を伴うサービスほど効果が出ます。製造業の受託加工、建設・リフォーム、士業、人材サービス、システム開発、BtoB向け卸売などで多くの実績があります。
この記事のまとめ
サービスサイトは、機能を並べる場所ではなく、検討している相手が社内で説明できる材料を渡し切る場所です。つまずきの多くは、自社が言いたい順に書くこと、比較材料を置かないこと、出口が問い合わせだけであることの3点に集約されます。
Digital&は、サービスの棚卸しから訴求設計、原稿、比較表、中間出口の設置までを並走し、2つ目以降のサービスを社内で追加できるテンプレートを残します。
サービスサイトとコーポレートサイトは分けたほうがよいですか?
サービスの検討期間が長く、専門的な情報量が必要な場合は分けることをおすすめします。一方、サービスが1〜2種類で会社の信用が受注の決め手になる業種であれば、コーポレートサイト内に厚いサービスページを置くほうが効率的です。判断材料は初回相談でお伝えします。
料金を公開したくないのですが、それでも成果は出ますか?
出ます。総額を出せない場合でも、金額が変わる条件、範囲別の目安、過去の事例における規模感を示すことで、訪問者は判断できます。何も書かない場合と比べ、問い合わせの質が明確に変わります。
他社比較表を載せると角が立ちませんか?
企業名を出さず、選定基準の比較という形にすれば問題ありません。「対応スピードを重視する場合」「全国対応が必要な場合」といった軸で整理し、自社が向いていないケースも正直に書くことで、かえって信頼につながります。
既存のサイトに追加する形でも対応できますか?
対応できます。既存サイトの構造を確認したうえで、追加するページ設計と原稿をご用意します。既に検索評価のあるサイトに追加するほうが、新規ドメインで立ち上げるより早く成果が出るケースも多くあります。
成果が出るまでどれくらいかかりますか?
公開後、広告を併用する場合は1か月以内に反応が見えます。検索からの流入を待つ場合は3〜6か月が目安です。まずは既存の問い合わせ数を基準に置き、月次で件数と内容の変化を追う進め方をおすすめしています。
原稿を書く時間が社内にありません。
取材のうえで当社が作成します。営業担当の方に1〜2時間お時間をいただければ、実際に聞かれる質問や受注理由を引き出し、原稿の骨子を作ることができます。ご確認と修正だけをお願いする形が最も多いパターンです。
無料の経営相談では、現在のページを一緒に見ながら、訪問者が判断に迷う箇所、他社と比べて不足している情報、最初に足すべき要素を具体的にお話しします。オンラインで60分、改善の優先順位までお持ち帰りいただけます。