全社DX推進コンサルティング

全社DX推進コンサルティング

「部署ごとにバラバラにツールを入れた結果、データがつながっていない」「DX推進室をつくったが、現場が動かない」。全社DXのご相談は、この段階に入ってからいただくことが多くあります。個別最適の改善をいくら積み上げても、全社の生産性は変わらないという壁に、多くの企業がぶつかります。

Digital&の全社DX推進コンサルティングは、ツール導入の代行ではありません。経営計画とDXをつなぎ、投資の優先順位を決め、部門横断で実行を管理する仕組みそのものを設計し、動き出すまで並走します。

このページでわかること

  • 部分最適のDXが全社の成果につながらない構造的な理由
  • 全社DXを進めるためのロードマップの作り方と優先順位の決め方
  • 投資額と期間の目安、成果が見え始めるタイミング
  • 推進体制のつくり方と、社内に残る管理の仕組み

全社DX推進コンサルティングで、何がどう変わるのか

全社DXの本質は、システムを入れることではなく、データが部門をまたいでつながり、意思決定が速くなることです。受注、生産、在庫、請求、原価。これらが別々に管理されている限り、経営判断は月次の集計を待つしかありません。

支援に含まれる範囲

戦略策定から実行管理までを担当します。個別システムの構築は専門ベンダーが行い、当社は発注者側の立場で要件定義とベンダー管理を支援する形が基本です。

項目よくある現状(Before)全社DX推進後(After)
投資判断部門ごとに個別稟議全社ロードマップに基づく優先順位づけ
データ部門ごとにExcelで管理、二重入力が発生基幹データが一元化され、入力は1回
経営数字月次締めを待たないと分からない週次または日次で主要数字を確認できる
ベンダー提案を受けるまま契約要件を自社で定義し、複数社を比較
推進体制情報システム担当1名に集中経営層・現場・情報システムの三者体制
効果測定導入して終わり四半期ごとに投資対効果を確認

こんな課題をお持ちの企業を支援しています

無料の経営相談でお伝えできること

現在のシステム構成と業務の流れを伺い、どこでデータが切れているか、最初に手をつけるべき領域はどこかをお伝えします。大規模投資が必要か、既存の仕組みの改善で足りるかの切り分けまで、その場でお持ち帰りいただけます。

全社DXでよくある3つのつまずき

1. 経営課題ではなく、技術トレンドから発想する

「AIを使いたい」「クラウドに移行したい」から始まる企画は、途中で目的を見失います。DXは手段であって、解くべき経営課題が先にあるのが正しい順序です。

受注から納品までのリードタイムを3割縮める、在庫を2割減らす、間接部門の残業を月20時間減らす。こうした具体的な目標があって初めて、必要なシステムが決まります。

2. すべてを同時に変えようとする

基幹システムの刷新、営業管理の導入、生産管理の入れ替えを同時に走らせると、現場が耐えられません。並行して動く変更が多いほど、混乱と手戻りが増えます。

おすすめしているのは、年に大きな変更は1つまでという制約を置くことです。3年計画に分け、1年目は基盤整備、2年目は主要業務、3年目は分析と自動化、といった順序で組むと現場が追いつきます。

3. 発注者側の要件定義力がないままベンダーに任せる

要件定義をベンダーに丸投げすると、ベンダーが作りやすい形になり、自社の業務に合わないシステムができあがります。追加開発を繰り返した結果、当初予算の倍になるケースも珍しくありません。

必要なのは、業務手順を自社で図にし、譲れない要件と妥協できる要件を切り分けておくことです。この準備があるだけで、見積の精度と交渉力がまったく変わります。

投資額と期間の目安

企業規模、対象範囲、既存システムの状態によって大きく変わります。以下は従業員50〜300名規模を想定した進め方の目安です。

フェーズ主な内容期間の目安
現状把握システム棚卸し、業務フロー可視化、データの断絶箇所の特定1〜2か月
戦略策定経営課題の絞り込み、3か年ロードマップ、投資計画の策定1〜2か月
要件定義・ベンダー選定要件書の作成、相見積、比較評価、契約条件の確認2〜3か月
実行管理各プロジェクトの進捗管理、部門調整、受入テストの支援案件ごとに6〜18か月
効果測定・改善四半期ごとの投資対効果確認と、次年度計画の更新継続

投資額そのものより、投資の順序が成否を分けます。基盤が整っていない段階で分析ツールを入れても、入力するデータがありません。

支援の進め方

  1. システムと業務の棚卸し(1〜2か月)現在使っているすべてのシステムと、業務の流れを1枚の図にまとめます。データが手作業でつながれている箇所を洗い出します。
  2. 経営課題との接続(3週間)経営計画を確認し、DXで解決すべき課題を3つ以内に絞ります。数値目標をここで設定します。
  3. 3か年ロードマップの策定(1か月)投資の優先順位と実行順を決め、年度ごとの予算と体制を計画します。経営会議での承認まで支援します。
  4. 要件定義とベンダー選定(2〜3か月)案件ごとに要件書を作成し、複数社から見積を取得します。比較評価と契約条件の確認まで並走します。
  5. 実行管理と効果測定(継続)進捗と課題を月次で管理し、部門間の調整を行います。四半期ごとに投資対効果を確認します。

社内に残るもの

要件定義テンプレートが残ることで、次のシステム選定は社内だけで進められます

相性のよいテーマ・業種

全社DXは、人材育成と個別領域の改善を並行させると進みが早くなります。DX人材育成・研修バックオフィス改革製造業DXを加速するAI活用、資金面では補助金活用支援との組み合わせが代表的です。

従業員50〜500名規模で、複数拠点または複数事業を持つ企業に適しています。製造業、卸売業、建設業、運送業、医療介護など、業務が部門をまたいで連続する業種で特に効果が出ます。

この記事のまとめ

全社DXの本質は、システム導入ではなくデータが部門をまたいでつながり、意思決定が速くなることです。個別最適の改善をいくら積んでも、この状態には到達しません。

つまずきの多くは、技術から発想すること、すべてを同時に変えようとすること、要件定義をベンダーに任せることの3点です。Digital&は現状把握から3か年ロードマップ、要件定義、ベンダー管理、効果測定までを発注者側の立場で並走します。

よくある質問

DXという言葉が曖昧で、何から手をつけるべきか分かりません。

まずシステムと業務の全体図を作ることをおすすめします。どこで人が手作業でデータをつないでいるかが見えると、優先順位は自然に決まります。この作業は1〜2か月で完了し、それだけでも経営判断の材料になります。

基幹システムの入れ替えは必要でしょうか?

必ずしも必要ではありません。老朽化していても、外部ツールとの連携で必要なデータが取り出せるなら、入れ替えを先送りする判断も合理的です。保守期限、改修費用、業務への支障を整理したうえで判断材料をお出しします。

DX推進の専任担当がいませんが、進められますか?

進められます。ただし、経営層が意思決定に関与する体制は不可欠です。専任者がいない場合は、当社が実行管理の一部を担いながら、社内に管理の型を移していく進め方をとります。

ベンダー選定だけを手伝ってもらうことはできますか?

できます。要件定義書の作成、複数社への提案依頼、比較評価、契約条件の確認までを支援します。発注者側に立つ第三者が入ることで、見積の妥当性と契約条件の適正さを確認できます。

成果が出るまでどれくらいかかりますか?

小規模な改善であれば3〜6か月で数字に出ます。基幹系の刷新を伴う場合は、稼働まで1年以上、効果が定着するまでさらに半年を見込む必要があります。早い段階で手応えを得られるよう、短期で効果の出る領域から着手する計画を組みます。

既にベンダーと契約していますが、途中から相談できますか?

できます。要件が固まる前であれば軌道修正の余地が大きく、稼働後であっても運用の改善で成果を出せる場合があります。現在の契約内容と進捗を確認したうえで、現実的な選択肢をお伝えします。

まずは、いまのシステム構成の課題をお伝えします

無料の経営相談では、現在のシステム構成と業務の流れを伺い、どこでデータが切れているか、最初に手をつけるべき領域はどこかをお伝えします。オンラインで60分、投資の優先順位の考え方までお持ち帰りいただけます。

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