メールの開封率が下がり続けるなか、公式LINEはECの顧客接点として大きな役割を担うようになりました。ただし、友だち数を増やすだけでは売上は変わりません。重要なのは、登録の入口、初回の案内、購入後の接触、そして配信の絞り込みまでを一連の設計として組むことです。本セミナーでは、その全体像と、実行に必要な体制を解説します。
LINEはメールと比べて到達率と開封率が高い一方、通知が直接届くため、内容が合わないとすぐにブロックされます。友だち数だけを追う運用は、実質的に接点を失っていく運用になりかねません。
セミナーの前半では、登録の入口設計を扱います。同梱物、購入完了画面、店舗のレジ横、SNSのプロフィール。それぞれ登録者の状態が異なるため、入口ごとに最初に送る内容を変えることで、その後の反応が変わります。
後半では、購入履歴に基づく配信の設計を扱います。全員に同じ内容を送るのをやめ、初回購入者、複数回購入者、休眠層で内容を分けるだけで、配信数を減らしながら売上を伸ばすことができます。あわせて、少人数でも回せる運用の作り方をお伝えします。
全体は90分。入口、配信設計、測定の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 14:00-14:15 | LINEが担う役割 | メールとの使い分けを理解する |
| 14:15-14:45 | 登録の入口と初回の案内 | 入口別の設計ができる |
| 14:45-15:15 | 購入履歴に応じた配信 | セグメント配信を組める |
| 15:15-15:30 | 測定と運用体制 | 継続できる形にする |
到達率、開封率、通知の性質。メールとの違いを踏まえた使い分けを確認します。
登録経路ごとに、登録の動機と最初に送るべき内容を対応させます。
顧客区分ごとの配信内容、頻度、タイミングを具体的に組み立てます。
配信ごとの売上を把握する仕組みと、少人数での運用方法を扱います。
どこから登録したかで、その人の状態は大きく異なります。全員に同じ挨拶を送ると、初期の離脱が増えます。
| 登録の入口 | 登録者の状態 | 最初に送る内容 | 初期の離脱率 |
|---|---|---|---|
| 商品同梱のカード | 購入済み・満足度不明 | 使い方と問い合わせ先 | 低い |
| 購入完了画面 | 購入直後 | 配送状況と使い方 | 低い |
| SNSのプロフィール | 検討中・未購入 | 商品の選び方と初回特典 | 中 |
| 広告・キャンペーン | 特典目当ての可能性 | 特典の案内と商品紹介 | 高い |
買ったばかりの人に別商品を勧めても反応しません。購入した商品を活かす情報を送るほうが、満足度が上がり、次の購入につながります。
商品数が多い場合、何を選べばよいか分からずに離脱します。用途や悩みから選べる案内を送ると、初回購入までの距離が縮まります。
割引だけを目的とした層は、いずれ離れます。全体の反応率を保つため、一定期間反応がない相手への配信は減らす判断も必要です。
一斉配信をやめるだけで、ブロック率が下がり、反応率が上がります。分け方は複雑にする必要はありません。
未購入、1回購入、2回以上購入。この3つに分けるだけで、送る内容は明確に変わります。細かく分けすぎると運用が破綻するため、まずは3区分で型を作ります。
購入3日後に使い方、20日後に補充の案内、45日後に関連商品。日付起点の自動配信は、一度組めば手間なく継続的に効きます。
頻度が上がるほどブロックが増えます。全員向けの配信は月2回に留め、それ以外は自動配信と対象を絞った配信で補います。
商材と客層によって反応の良い時間帯が異なります。数回テストして反応の良い時間を把握し、以降はその時間に固定します。
LINEの効果は感覚で語られがちです。数字で把握できると、投資判断ができるようになります。
配信内のリンクに識別用の情報を付けておくと、どの配信からどれだけ購入されたかが分かります。この設定がないと、効果の判断ができません。
開封されても購入されなければ意味がありません。配信ごとの購入件数と金額を記録し、内容ごとの傾向を掴みます。
直近90日以内に反応のあった人数を指標にすると、実態に近い規模が把握できます。総数だけを追うと、実際の接点が減っていることに気づけません。
反応の良かった配信と悪かった配信を並べ、違いを一行で記録します。この蓄積が、次の配信の精度を上げていきます。
| 日時 | 2023年4月20日(木) |
|---|---|
| 時間 | 14:00-15:30 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | E09 |
メール配信は続けるべきですか。
客層によってはメールが有効な場合があります。当日は併用の考え方を扱います。
友だち数が少なくても始められますか。
少ないうちに型を作っておくほうが、その後の運用が楽になります。
どのツールを使えばよいですか。
既存のECカートとの連携可否が判断軸になります。当日は選定の観点を説明します。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
入口と配信の設計が決まれば、少ない工数でも成果が出ます。無料経営相談では、現在の運用状況をうかがい、優先して整えるべき箇所を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました