株式会社下田商店
代表取締役 下田 裕介様
──研修導入を検討された背景について教えてください。
下田様:
正直なところ、SNSを活用したい・DXを進めたいという気持ちは前からありました。でも「何から手をつければいいか分からない」という状態が続いていたんです。
SNSもDXも、言葉としては分かる。でも、現場の業務にどう落とし込むのか、どの順番で進めればいいのかが見えなかった。
──具体的には、どこが一番の壁でしたか?
下田様:
一番は「社内リソース」です。弊社は30〜40代が中心で、SNSは“見るだけ”という社員がほとんど。私自身もInstagramを積極的に運用してきたわけではないですし、ノウハウが社内にない。
結果として、SNSに限らずデジタル施策そのものが「やりたいけど、できない」「誰がやるの?」で止まってしまう。そういう停滞感がありました。
──そこに危機感があった、と。
下田様:
ありますね。市場環境が厳しくなる中で、これまでのやり方のままだと厳しい。なのに社内の体制が追いつかない。このギャップを埋めるには、まず“できる人を増やす”しかないなと感じました。
だから単なる外注ではなく、社内にスキルと共通認識をつくる研修が必要だと思いました。
──数ある研修サービスの中で、Digital&を選ばれた理由を教えてください。
下田様:
前提として、金属外壁という業界自体がニッチなので、一般的なSNS研修だと「結局うちのビジネスに合わない」となりがちだと思っていました。
その点、Digital&さんはキャッチアップがすごく早かった。打ち合わせを重ねるごとに、こちらの業界や目的理解が深まっていくのが分かったんです。
──研修内容面の決め手は?
下田様:
「SNSを回すための操作」ではなく、「何のためにやるのか」「どう市場を広げるのか」という戦略の話ができたことですね。
弊社は単純にフォロワーを増やしたいというより、外壁市場全体で“金属という選択肢”を増やしたい。そこに研修の設計が寄り添っていたのが大きかったです。
──費用対効果の捉え方はどうでしたか?
下田様:
SNSって、物販のように“すぐ売上が立つ”ものではないじゃないですか。間接的な成果をどう評価するかは悩みました。
でも逆に言えば、ここで社内が動けるようになれば、長期的に見て大きな資産になります。研修は“コスト”というより“基盤づくりへの投資”だと捉えられました。
──実際に研修を受けてみて、どのような印象を持たれましたか?
下田様:
とにかく分かりやすかったです。難しい言葉を並べるのではなく、現場の感覚に落ちるように説明してくれる。
社員側も、SNSやDXに対して“遠いもの”と感じていた部分があったと思うんですが、研修を通じて「自分たちの仕事にも関係がある」「やり方が分かればできそう」という感覚に変わっていったのが大きかったです。
──講師や進め方の印象はどうでしたか?
下田様:
こちらの業界理解を前提に話してくれるので、受講者が置いていかれないんですよね。
抽象論ではなく、「じゃあ下田商店ならどうするか?」という問いが自然に生まれる進め方で、社員も“自分ごと”で考えやすかったと思います。
──研修後、社内で何か変化はありましたか?
下田様:
一番変わったのは“空気”ですね。これまではSNSやデジタルって、どこか「詳しい人がやるもの」になりやすかった。
でも研修を経て、社内で共通言語ができたことで、話題にしやすくなった。相談もしやすくなった。結果的に、運用を“属人化させない”方向に進められそうだと感じています。
──自走体制づくりが見えてきた、と。
下田様:
そうですね。いきなり完璧に回るわけではないですが、少なくとも“始め方が分かった”“何を見ればいいかが分かった”という状態になったのは大きい。
これがないと、運用って絶対続かないので。研修は、社内が動くための土台になったと思います。
──今後の展望を教えてください。
下田様:
目指したいのは、SNS運用を特定の担当者に依存しない体制です。研修で得た知識を社内に広げて、発信を“会社の取り組み”として回していきたい。
市場が縮小していく中で、従来の延長線だけでは厳しい。だからこそ、情報発信とデジタル活用を“文化”にしていく必要があると感じています。
──研修を通じて得たものは何でしょうか?
下田様:
ノウハウそのものもそうですが、それ以上に「やり方が分かれば動ける」という感覚を社内に作れたことですね。
DXって結局、一部の人だけが頑張っても広がらない。社内全体の底上げが必要なんだと改めて実感しました。
株式会社下田商店様のSNS活用を「単なる広報」ではなく、縮小市場における需要転換を狙うためのDX推進の入口として位置づけ、研修設計から伴走しました。
SNSやデジタル施策は、ノウハウ以前に「何のためにやるのか」「自社にとってどんな意味があるのか」という共通認識が揃わないと、どうしても属人化し、継続が難しくなります。そこで私たちは、金属外壁という業界特性を踏まえた具体性と、現場で再現できる実践性を重視しながら、“社内の共通言語”をつくる研修を組み立てました。
研修を通じて、社内の前提が「詳しい人がやるもの」から「自分たちで回していけるもの」へ変わり始めたことは、短期成果以上に大きな前進だと受け止めています。下田商店様がSNS運用を特定の担当者に依存せず、自走体制へ移行していけるよう、今後も育成・運用・改善まで一貫して支援していきます。