Webサイトのリニューアルは、費用も期間もかかるうえ、公開後に「作り直したが問い合わせが増えない」という結果になりがちです。原因の多くは、デザインの刷新に工数が集中し、掲載する情報の設計が後回しになることにあります。本セミナーでは、成果につながるリニューアルの進め方と、原稿作成や構成検討を生成AIで効率化する具体的な方法を解説します。
リニューアルの目的を「見た目を新しくする」に置くと、公開後の成果は運任せになります。目的を「問い合わせを増やす」「採用応募を増やす」といった事業成果に置き換えると、必要な作業の優先順位が変わります。デザインより先に、誰に何を伝えるかを決める工程が必要です。
セミナーの前半では、現行サイトの分析から始めます。どのページが見られているか、どこで離脱しているか、どの検索語で流入しているか。これを確認せずに全面刷新すると、成果を出していたページまで失うことになります。
後半では、制作工程の効率化を扱います。サイト構成案の検討、ページごとの原稿作成、既存原稿のリライト——これらは生成AIによって大幅に短縮できます。一方で、自社の実績や考え方といった一次情報は人が書く必要があり、その線引きが品質を左右します。
全体は60分。分析、設計、制作の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | リニューアルの目的設定 | 事業成果に紐づく目標を置く |
| 12:10-12:25 | 現行サイトの分析 | 残すもの・捨てるものを判断する |
| 12:25-12:45 | 構成設計と原稿の効率化 | 制作の進め方を具体化する |
| 12:45-12:55 | 公開後の測定 | 成果を確認する仕組みを持つ |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
問い合わせ、採用応募、資料請求。何を増やすためのリニューアルかを一つに絞ります。
閲覧数、流入検索語、離脱箇所。データから残すべきページを特定します。
ページ一覧の作り方と、生成AIを使った原稿作成の手順を実演を交えて説明します。
公開直後に確認すべき項目と、3か月後の評価方法を扱います。
全面刷新には、これまで積み上げた検索評価を失うリスクがあります。事前の分析でこれを防ぎます。
| 確認項目 | 見る場所 | リニューアル時の扱い |
|---|---|---|
| 流入の多いページ | アクセス解析 | 内容を維持しURLも引き継ぐ |
| 検索順位の高いページ | 検索コンソール | タイトルと見出しを大きく変えない |
| 外部からリンクされているページ | 被リンク調査 | URLを変える場合は転送設定 |
| 問い合わせにつながる導線 | 解析の遷移 | 新デザインでも同じ位置に配置 |
| 閲覧されていないページ | アクセス解析 | 統合または削除を検討 |
ページのアドレスが変わると、それまでの検索評価も外部からのリンクも切れます。旧アドレスから新アドレスへの転送を一覧で整理し、公開と同時に設定します。ここを忘れると、公開直後にアクセスが半減します。
デザインの統一のためにすべてを作り変えたくなりますが、流入と問い合わせを生んでいるページは、体裁を合わせる程度に留めるのが安全です。
更新されていないページ、内容が重複しているページは、統合するほうが評価が集まります。ページ数の多さ自体には意味がありません。
原稿作成の負担が、リニューアルが止まる最大の原因です。ここを軽くすると進行が安定します。
サービスページに載せるべき項目、見出しの順序、想定される読者の疑問。これらを複数案出させ、自社に合うものを選んで組み替えます。ゼロから考えるより早く、抜け漏れも減ります。
現行サイトの文章を渡し、対象読者と目的を指定して書き直させます。まったく新しい原稿を作るより速く、内容の齟齬も起きにくくなります。
施工実績、導入社数、代表の考え方、社員の言葉。ここが他社と差がつく部分であり、生成AIには書けません。取材して人が書くべき箇所として、あらかじめ工数を確保します。
原稿を自社で用意するのか、取材を含めて依頼するのかで見積もりが大きく変わります。生成AIで下書きまで用意できるなら、その前提で依頼範囲を組み直すとコストを抑えられます。
リニューアルは公開が終わりではなく、そこから改善が始まります。
スマートフォンでの表示崩れ、フォームの送信テスト、旧URLからの転送。この3点は公開当日と翌日に必ず確認します。
リニューアル直後は一時的に流入が下がることがあります。1か月では判断せず、3か月時点で前年同期と比較します。下がったままの場合は、削除したページや変更したタイトルを見直します。
公開後に自社で更新できない構造だと、1年で情報が古くなります。事例、お知らせ、実績。この3つは社内で追加できる形にしておくことが、長期的な成果を左右します。
| 日時 | 2024年4月3日(水) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | M14 |
リニューアルの費用相場はどれくらいですか。
ページ数と機能によって大きく異なります。当日は見積もりの内訳の見方を説明します。
制作会社はどう選べばよいですか。
依頼範囲を先に決めることが選定の前提になります。当日は依頼内容の整理方法を扱います。
自社に専任の担当がいません。
進行に必要な最低限の役割と、外部に任せられる範囲を整理してお伝えします。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
目的と優先順位が決まっていれば、費用も期間も抑えられます。無料経営相談では、現行サイトを拝見したうえで、残すべき資産と着手の順序を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました