広告に頼らない集客経路として、検索からの流入はEC事業の収益を大きく左右します。ただしECサイトのSEOは、記事を書く一般的な手法とは異なり、商品ページとカテゴリページの設計が中心になります。本セミナーでは、ECサイト特有の構造を踏まえた施策と、優先順位のつけ方を解説します。
ECサイトの検索流入は、商品ページ、カテゴリページ、記事コンテンツの3つから生まれます。多くの事業者が記事から始めますが、実際に購入に近い流入を生むのはカテゴリページと商品ページです。ここを整えないまま記事を増やしても、成果は限定的です。
セミナーの前半では、この3種類の役割を整理し、着手する順序を示します。カテゴリページは「用途 + 商品カテゴリ」といった検索に対応でき、商品ページは商品名での検索を拾います。
後半では、ECサイト特有の問題を扱います。色違い・サイズ違いで同じ内容のページが大量に生成される、絞り込み条件でページが無限に増える。こうした構造は検索エンジンからの評価を下げるため、設定での対処が必要です。
全体は60分。構造、施策、優先順位の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | ECサイトのSEOの特徴 | 一般的な手法との違いを理解する |
| 12:10-12:30 | カテゴリと商品ページの設計 | 着手すべき箇所を特定する |
| 12:30-12:45 | 重複と技術的な問題への対処 | 評価を下げる要因を潰す |
| 12:45-12:55 | 記事コンテンツの位置づけ | 投資配分を決める |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
商品数の多さ、重複の発生、更新頻度。EC特有の条件を整理します。
カテゴリの切り方、商品名の付け方、説明文の書き方を扱います。
重複ページ、絞り込み条件、在庫切れ商品の扱いを確認します。
どんな記事が購入につながるか、何本必要かを整理します。
商品数が多いECサイトでは、カテゴリページが最も多くの検索流入を生みます。
| ページ種別 | 拾える検索 | 購入への近さ | 優先度 |
|---|---|---|---|
| カテゴリページ | 用途+商品種別(例:登山用 レインウェア) | 近い | 最優先 |
| 商品ページ | 商品名・型番 | 非常に近い | 高い |
| 特集ページ | 季節・シーン(例:夏 ギフト) | 中 | 中 |
| 記事コンテンツ | 選び方・使い方 | 遠い | 中〜低 |
社内の管理都合ではなく、用途、対象者、シーンで分類します。「メンズ > アウター」より「登山用 > レインウェア」のほうが、検索とも購入者の意図とも一致します。
商品が並んでいるだけのページは、検索エンジンから評価されにくくなります。そのカテゴリの選び方、注意点、比較の観点を200〜400字程度で書き添えると、流入が変わります。
ブランド、商品種別、主要な特徴、サイズや色。この順に並べると、商品名での検索とカテゴリ的な検索の両方を拾えます。型番だけの商品名は避けます。
ECサイト特有の構造が、評価を下げていることがあります。
同じ商品で色ごとにページが分かれていると、内容がほぼ同一のページが大量に生成されます。1ページ内で選択する形にするか、代表ページを指定する設定を行います。
価格帯、色、サイズの組み合わせでページが自動生成されると、無数の類似ページができます。検索エンジンに登録させない設定を行います。
削除すると、それまでの評価が失われます。在庫切れの表示をしたうえでページは残し、関連商品への導線を置くほうが有利です。
他店と同じ文章では差がつきません。自社での使い方の提案、選び方の補足、実際の寸法の測定値などを加えます。
記事は有効ですが、優先順位としては後になります。
購入に近いページが整っていない状態で記事を増やしても、流入は増えても購入につながりません。順序を守ります。
商品を検討している人が読む内容に絞ります。一般的な話題や時事的な記事は、購入とつながりません。
記事の中で紹介した商品へのリンクを、文章のなかに自然に配置します。記事末尾にまとめて置くより、該当箇所に置くほうがクリックされます。
購入者が書いたレビューは、多様な言葉を含むため、思わぬ検索で流入することがあります。レビューを集める仕組みは、SEOの観点でも有効です。
| 日時 | 2024年9月18日(水) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | E15 |
モールに出店している場合も同じですか。
モール内検索の仕組みが異なります。当日は違いにも触れます。
商品数が少ない場合はどうすべきですか。
カテゴリの細分化より、商品ページの充実を優先します。
カートシステムの制約があります。
設定できる範囲での対処方法を説明します。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
構造の問題は、外から見ると見つけやすいものです。無料経営相談では、現在のサイトを拝見し、優先して直すべき箇所をお伝えします。
本セミナーは終了しました