私たちは飲食店を複数運営しています。次の出店候補地も決まり、ブランドとしては順調に成長している実感がありました。しかし、人手不足が深刻で、新しい店舗を出したくても出せないという課題に直面していました。社員もアルバイトも思うように採用できず、既存店舗のシフトを回すのが精一杯。採用にかかる負担とストレスが現場に重くのしかかっていました。
そこで、デジタルアンドさんに採用支援を依頼しました。最初に見直したのは、採用のやり方自体です。これまで感覚的に運用していた媒体選びや求人原稿を、各ポジションごとに成果が出やすい媒体へと最適化。社員採用には長期的視点での媒体戦略、アルバイト採用にはIndeed運用の最適化と、運用代行による負担軽減というかたちで対応していただきました。
応募数の改善と同時に、採用後の対応フローも整理しました。応募が来ても連絡が遅れたり、面接設定で漏れが出たりという“もったいない”状況をなくすために、業務フローや対応テンプレートを整備。この一連の仕組みづくりによって、店長や現場スタッフの負担が確実に軽くなりました。
また、採用を単発の作業で終わらせず、継続的に候補者と接点を持つSNS運用の仕組みも提案・支援いただきました。ブランドやスタッフの雰囲気を発信することで、応募前から“このお店で働いてみたい”と思ってもらえるような設計に変えていきました。
さらに、人が定着しやすい環境づくりについても助言をいただき、教育・引継ぎ・初期対応の流れも改善。採用した人材が戦力になるまでのスピードが上がり、離職も減少傾向にあります。
その結果、当初「採用がネックで動けない」と感じていた新店舗展開も、再び計画を前に進められる状況になりました。単に人を集めるだけでなく、採用が“回る”ようにすることで、事業の足場が安定したと感じています。
採用を感覚や根性だけでやっていた頃から比べて、今は仕組みと仕掛けで支える採用が社内に浸透しつつあります。デジタルアンドさんの支援がなければ、ここまで手が届いていなかったと思います。