セミナーレポート 2025年5月28日(水) 14:00-15:00 開催終了

ペーパーレス化の進め方|紙とハンコを減らして定着させる

開催日時2025年5月28日(水) 14:00-15:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象管理部門責任者・経理担当者の方
ペーパーレス化の進め方|紙とハンコを減らして定着させる

ペーパーレス化に取り組んだが、結局紙も残ったまま二重管理になっている——よく聞く結果です。紙をなくすこと自体が目的になると、現場の負担だけが増えます。重要なのは、残すべき紙と減らせる紙を分け、業務手順ごと切り替えることです。本セミナーでは、順序と定着のさせ方を具体的に解説します。

このページでわかること

  • 法令上残す必要がある書類の整理
  • 減らせる紙の優先順位
  • 電子化と電子取引の違い
  • ハンコをなくすための代替手段
  • 二重管理を防ぐ切り替えの進め方

セミナー概要

ペーパーレス化が失敗する典型は、スキャンして保存する仕組みだけを導入し、業務手順を変えないケースです。結果として、紙で回してからスキャンするという二重の作業が生まれます。

セミナーの前半では、書類を3つに分類します。法令上、紙での保存が必要なもの。取引先の都合で紙が必要なもの。社内の慣習だけで紙になっているもの。3つ目が、最も削減余地の大きい領域です。

後半では、切り替えの実務を扱います。承認の流れをどう変えるか、ハンコをどう置き換えるか、いつ紙を廃止するか。移行期間を区切らないと必ず紙が残るため、期日を決める判断が不可欠です。

  • ペーパーレス化に取り組んだが定着しなかった
  • 承認や押印のために出社が必要になっている
  • 書類の保管スペースと探す時間が負担
  • 電子帳簿保存への対応を進めたい

セミナー内容

全体は60分。分類、切り替え、定着の順に扱います。

時間内容ゴール
14:00-14:10ペーパーレス化が失敗する構造原因を理解する
14:10-14:30書類の分類と優先順位着手対象を決める
14:30-14:45承認とハンコの置き換え業務手順を変える
14:45-14:55移行と定着紙に戻らない状態にする
14:55-15:00質疑応答個別の相談

第1部:構造

二重管理が生まれる理由と、手順を変えることの必要性を共有します。

第2部:分類

法令、取引先、社内慣習。3分類での整理と優先順位づけを扱います。

第3部:承認の見直し

押印の代替、承認経路の簡素化、権限の整理を扱います。

第4部:移行

期日の設定、周知、定着の確認方法を扱います。

書類を3つに分類する

一律に電子化しようとせず、性質で分けます。

分類対応削減余地
法令で保存が必要契約書の一部、許認可関係要件を確認して電子保存または紙で保管
取引先が紙を求める注文書、請求書の一部社内処理のみ電子化
社内慣習で紙になっている稟議書、申請書、社内報告完全に電子化できる
電子取引で受領メール添付の請求書等要件に沿った保存が必要

まず社内完結の書類から着手する

稟議、各種申請、社内報告。取引先が関わらない書類は、自社の判断だけで切り替えられます。ここで成功体験をつくると、社内の理解が得られます。

取引先が紙を求める場合も社内処理は電子化できる

受け取った紙をデータ化して社内で回せば、集計と保管の負担は減ります。取引先への働きかけは並行して進めます。

法令要件は個別に確認する

保存期間、保存方法、検索できる状態にする要件。書類の種類によって異なります。着手前に対象書類の要件を確認します。

承認とハンコを置き換える

押印のために出社するという状態は、手順を変えれば解消できます。

承認経路そのものを見直す

電子化する前に、その承認が本当に必要かを問い直します。誰も内容を見ていない形式的な承認は、廃止するほうが効果的です。承認者を減らすだけで、処理速度が大きく上がります。

社内文書の押印は原則廃止する

社内で回す書類にハンコが必要な法的根拠はほとんどありません。承認の記録が残る仕組みがあれば、押印は不要です。

契約書は相手の状況に応じて使い分ける

電子契約に対応できる取引先とはそちらを使い、紙を求める相手には従来どおりとします。全件を一斉に変える必要はありません。

代表印・銀行印の管理ルールを整理する

電子化の対象外となる押印については、誰が管理し、どういう手順で押すかを明文化します。属人化していると、担当者不在時に業務が止まります。

紙に戻らない状態をつくる

移行期の運用設計が、定着の成否を決めます。

移行日を決めて旧手順を廃止する

新旧の並行運用が長引くと、必ず紙に戻ります。「◯月◯日から紙の申請書は受け付けない」と期日を明示し、周知します。

紙のほうが速い場面を潰しておく

現場でスマートフォンから入力できない、承認画面が使いにくい。こうした障害が残っていると、紙のほうが速いという理由で戻ります。移行前に実際に使ってもらい、手間を削ります。

削減効果を数字で共有する

印刷枚数、保管スペース、探す時間、郵送費。導入前後で比較して社内に共有すると、次の取り組みへの理解が得られます。

新しい紙が生まれないようにする

一度電子化しても、新しい業務が始まるたびに紙の様式が作られると元に戻ります。新規の業務手順を作る際のルールとして明文化しておきます。

セミナー開催日・場所

日時2025年5月28日(水)
時間14:00-15:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D10

よくある質問

費用はどれくらいかかりますか。

社内完結の書類であれば、既存のツールで対応できる場合もあります。当日は費用の考え方を扱います。

取引先が紙を求めます。

社内処理の電子化から進める方法を扱います。

法令要件を詳しく知りたいです。

概要を扱います。個別の判断は専門家への確認を推奨します。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

書類の棚卸しを一緒に行いませんか

分類ができれば、着手すべき順序は決まります。無料経営相談では、現在の書類と承認の流れをうかがい、進め方を整理してお伝えします。

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