セミナーレポート 2025年9月4日(木) 12:00-13:00 開催終了

BIダッシュボードで経営数字を見える化する|作る前に決めること

開催日時2025年9月4日(木) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象経営者・経営企画・管理部門の方
BIダッシュボードで経営数字を見える化する|作る前に決めること

月次の数字が出るのが翌月末、それも集計に何日もかかる——この状態では、判断が常に後手に回ります。ダッシュボードで数字を見える化すれば改善しますが、作る前に決めておくべきことがあります。誰が、いつ、何を判断するために見るのか。ここが曖昧なまま作ると、きれいな画面ができるだけで終わります。

このページでわかること

  • ダッシュボードが使われなくなる原因
  • 階層別に見るべき指標の分け方
  • データを集める現実的な順序
  • 更新を止めないための設計
  • 経営会議での使い方

セミナー概要

数字を見える化する目的は、判断を速く正確にすることです。そのためには、見る人ごとに必要な指標と粒度を決め、その数字が出たときに誰が何をするかまで設計しておく必要があります。

セミナーの前半では、この設計を扱います。経営者が月次で見る指標、部門長が週次で見る指標、現場が日次で見る指標。同じ画面ですべてを賄おうとすると、誰にとっても使いにくくなります。

後半では、データを集める工程を扱います。販売管理、会計、勤怠、現場の記録。システムが分かれている状態から始める場合、すべてを一度に接続する必要はありません。判断に使う指標に関わるものから順に進めます。

  • 月次の数字が出るのが遅い
  • 集計作業に時間がかかっている
  • ダッシュボードを作ったが見られていない
  • 部門ごとに数字が違い認識が揃わない

セミナー内容

全体は60分。設計、データ整備、運用の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:10使われなくなる原因失敗パターンを回避する
12:10-12:30見るべき指標の決め方指標を絞り込む
12:30-12:45データを集める順序現実的な進め方を得る
12:45-12:55運用と会議での使い方定着させる
12:55-13:00質疑応答個別の相談

第1部:原因

指標が決まっていない、更新が止まる、見る習慣がない。3つの原因を扱います。

第2部:指標

階層別に、判断の頻度と粒度から指標を逆算する手順を扱います。

第3部:データ

接続の順序、マスタの統一、手入力の扱いを扱います。

第4部:運用

更新の仕組み、会議での使い方、見直しの頻度を扱います。

見る人ごとに必要な指標は違う

1つの画面ですべての階層を満たそうとすると、誰にとっても使いにくくなります。

見る人頻度指標の例求められる速度
経営者月次売上・粗利・営業利益・受注残・資金繰り翌月5営業日以内
部門長週次部門別売上・進捗率・稼働率・人員配置翌週月曜
現場責任者日次生産数・不良率・在庫・当日の予定当日中
営業担当随時案件状況・訪問件数・見込みリアルタイム

各階層5つまでに絞る

20個並んだ画面は、結局どれも見られません。判断に直結する指標を5つに絞り、詳細は必要なときに掘り下げる構成にします。

「基準を下回ったら誰が何をするか」まで決める

指標が動いたときの行動を決めておかないと、見るだけで終わります。この対応をあらかじめ決めることが、ダッシュボードを機能させる条件です。

指標の定義を文書化して全社で揃える

「売上」が受注ベースか出荷ベースか、部門によって解釈が異なると議論が噛み合いません。指標ごとに定義と算出元を文書にします。

データを集める順序

全システムを一度に接続しようとすると、要件定義だけで半年が過ぎます。

まず1つの指標を自動化する

月次の売上集計だけでも自動化されれば、担当者の作業時間が削減され、社内の理解も得られます。この成功を土台に範囲を広げます。

マスタデータの統一を先に行う

取引先名、商品コード、部門コード。システム間で表記が異なると、統合しても集計できません。地味な作業ですが、ここを飛ばすと後で必ず戻ってきます。

手入力が残る箇所を明示する

完全自動化が難しい項目は必ず残ります。誰がいつ入力するかを決め、入力漏れが分かる仕組みを入れます。

既存のExcelを無理に置き換えない

現場で使われているExcelには、実務に合わせた工夫が含まれています。まずその出力を取り込む形から始め、段階的に移行します。

見られる状態を維持する

作った直後は見られても、数か月で開かれなくなるのが典型です。

会議の資料をダッシュボードに置き換える

別途資料を作っている限り、ダッシュボードは見られません。経営会議や部門会議で、画面をそのまま映して議論する運用にします。

更新が止まったら通知する仕組みを入れる

データの取り込みが失敗しても気づかないと、古い数字を見続けることになります。異常を検知して通知する設定を入れます。

四半期ごとに指標を見直す

事業の状況が変われば、見るべき指標も変わります。使われていない指標は削り、必要な指標を追加します。

誰も見ていない画面は廃止する

画面を増やすほど管理の負担が増えます。利用状況を確認し、見られていないものは削除します。

セミナー開催日・場所

日時2025年9月4日(木)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D09

よくある質問

どのツールを選べばよいですか。

既存システムとの接続性と社内の運用体制で決まります。当日は選定の観点を説明します。

Excelでは限界がありますか。

データ量と更新頻度によります。当日は移行を検討すべき目安をお伝えします。

社内にデータに詳しい人がいません。

外部支援を併用する前提での進め方も扱います。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

見るべき指標を一緒に決めませんか

ツール選定の前に指標を決めることが、形骸化を防ぐ最短の方法です。無料経営相談では、現在の管理帳票をうかがい、優先すべき指標を整理してお伝えします。

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