EC担当者が一人しかおらず、その人が抜けたら事業が止まる——成長したEC事業でよく起きる状態です。ECの業務は、商品登録から広告、物流、分析まで幅が広く、一人に集約されやすい構造があります。本セミナーでは、業務を分解して複数人で回す体制のつくり方と、担当者の育成手順を解説します。
EC事業の業務は、商品情報の整備、サイトの更新、集客、受注処理、顧客対応、分析と改善。これらすべてを一人が担っていると、その人の退職や休職で事業が止まります。
セミナーの前半では、業務を領域ごとに分解します。分解すると、専門性が必要な領域と、手順が決まっていれば誰でもできる領域があることが分かります。後者を切り出すだけで、集中は大きく緩和されます。
後半では、育成の手順を扱います。ECの知識は範囲が広いため、一度にすべてを教えることはできません。身につける順序を決め、段階的に任せる範囲を広げる計画が必要です。
全体は60分。分解、分担、育成の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | 属人化が起きる構造 | 課題を捉え直す |
| 12:10-12:30 | 業務の分解と分担 | 複数人で回す形をつくる |
| 12:30-12:45 | 育成の順序と方法 | 計画を立てられる |
| 12:45-12:55 | 外注との切り分け | 体制を最適化する |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
業務の幅の広さと、一人に集約されやすい理由を整理します。
6つの領域に分け、専門性の要否で切り分けます。
身につける順序、教材、実践の機会を扱います。
任せる範囲と社内に残す範囲を整理します。
分解すると、切り出せる領域が見えてきます。
| 領域 | 必要な専門性 | 切り出しやすさ | 外注の可否 |
|---|---|---|---|
| 商品情報の整備 | 低(手順化できる) | 高い | 可能 |
| サイトの更新・特集ページ | 中 | 中 | 可能 |
| 集客・広告運用 | 高い | 低い | 可能(要監督) |
| 受注処理・出荷指示 | 低(手順化できる) | 高い | 可能 |
| 顧客対応 | 中(判断が必要) | 中 | 一部可能 |
| 分析・改善の意思決定 | 高い | 低い | 社内に残す |
商品登録と受注処理は、手順書があれば他の人でもできます。この2つを切り出すだけで、担当者の負荷は大きく下がり、事業継続のリスクも減ります。
どの商品に注力するか、価格をどうするか、広告予算をどう配分するか。これらを外部に委ねると、事業の舵取りができなくなります。
完全に任せると、報告内容を評価できません。基本的な指標の見方だけは社内で持っておきます。
範囲が広いため、順序を決めないと定着しません。
事業の基本的な流れを理解していないと、他の業務の意味が分かりません。実際に受注処理を担当することから始めます。
商品名、説明文、画像、カテゴリ。これらの整備は、集客と購入率の両方に効きます。手順が明確なため、教えやすい領域でもあります。
訪問数、転換率、客単価、リピート率。この4つの意味と、どれが低いと何が起きるかを理解すると、日々の業務の目的が分かるようになります。
数字を見て、自分で仮説を立てて施策を提案する。この段階に到達すると、担当者として自走できます。
育成と並行して、記録と共有の仕組みを整えます。
教える過程で手順書を作成させると、育成と文書化が同時に進みます。次の担当者への引き継ぎも容易になります。
モール、広告、ツール。個人のアカウントで管理していると、退職時に引き継げません。会社の管理下に置きます。
担当者だけが状況を把握している状態は危険です。経営と月次で共有する場を設けると、リスクが分散します。
売上規模が小さいうちは一人で回りますが、そのまま拡大すると集中が固定化します。兼任でよいので2人目を早期に関与させます。
| 日時 | 2025年9月10日(水) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | E13 |
社員数が少なく2人目を置けません。
手順書の整備と外注の併用で対応できます。当日は方法を扱います。
未経験者を担当にできますか。
手順が明確な領域から始めれば可能です。当日は順序をお伝えします。
外部研修は必要ですか。
実務と組み合わせると効果が高まります。当日は使い方を説明します。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
業務を分解すれば、切り出せる領域が見えてきます。無料経営相談では、現在の体制と業務量をうかがい、分担と育成の案を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました