新しい事業を始めたいが、うまくいく確信が持てない。あるいは、始めたものの続けるか止めるか判断できない——どちらも、検証の手順と判断基準がないことから生じます。本セミナーでは、少ない投資でアイデアを検証する方法と、撤退の基準をあらかじめ決めておくことの重要性を解説します。
新規事業の失敗の多くは、アイデアの善し悪しではなく、検証せずに投資してしまうことに起因します。本当にその課題は存在するのか、対価を払う人がいるのか、自社が提供できるのか。この3点を、投資の前に確かめる必要があります。
セミナーの前半では、検証の方法を扱います。大がかりな調査は不要です。想定顧客への聞き取り、簡易な告知での反応の確認、小規模な試験販売。段階を踏むことで、少ない費用で判断材料が得られます。
後半では、撤退の基準を扱います。始める前に「いつまでにどの水準に達しなければ止めるか」を決めておかないと、投資が止まらなくなります。この基準を経営として合意しておくことが、最も重要な準備です。
全体は60分。検証、判断、撤退の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:15 | 検証すべき3つの前提 | 何を確かめるかを決める |
| 12:15-12:40 | 段階的な検証の方法 | 少ない投資で判断する |
| 12:40-12:55 | 撤退基準と既存事業への影響 | リスクを管理する |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
課題の存在、対価の支払い意思、自社の提供能力。3点を確認します。
聞き取り、告知、試験販売。段階ごとの方法と判断を扱います。
基準の決め方、既存事業への影響、経営としての合意を扱います。
大きな投資をする前に、少ない費用で確かめられることがあります。
| 段階 | 方法 | 費用 | 分かること |
|---|---|---|---|
| 第1段階 | 想定顧客10人への聞き取り | ほぼゼロ | 課題が実在するか |
| 第2段階 | 簡易な告知での反応確認 | 数万円 | 関心を持つ人がいるか |
| 第3段階 | 試作品での意見収集 | 数十万円 | 解決策が受け入れられるか |
| 第4段階 | 小規模な試験販売 | 数十万〜数百万円 | 対価を払う人がいるか |
| 第5段階 | 本格展開 | 数百万円以上 | 事業として成立するか |
最も安く、最も重要な工程です。想定顧客に「今どうしているか」「何に困っているか」を聞くだけで、課題の実在が確かめられます。自社の解決策を先に説明すると、社交辞令の反応しか得られないため、まず現状を聞くことに徹します。
感想を聞いても意味がありません。実際に予約するか、事前に申し込むか、代金を払うか。行動を伴う反応だけが、需要の証拠になります。
次の段階に進むかどうかを、その都度判断します。全段階を通す前提で始めると、途中で止められなくなります。
始めてから決めようとすると、判断が感情的になります。
「1年以内に月商◯円に達しなければ撤退」。この形で、期限と水準を明確にします。曖昧な目標だと、いつまでも判断を先送りできてしまいます。
累計でいくらまで投じるか。この上限を超えたら、成果にかかわらず見直すという合意をつくります。
担当者だけが知っている基準は機能しません。経営として文書で合意し、定期的にその基準に照らして確認する場を設けます。
検証の結果として撤退するのは、正しい判断です。この認識を社内で共有しておかないと、担当者が失敗を認められず、判断が遅れます。
新規事業に割く人と資金は、既存事業から出ています。
兼任で進める場合、既存業務の何を減らすかを決めます。決めないまま始めると、どちらも中途半端になります。
新規事業が既存の取引先と競合しないか、既存顧客へのサービスが落ちないか。事前に確認します。
既存事業の利益から出すのか、外部から調達するのか。回収の見込みと合わせて計画します。
新規事業に人と金が投じられることに、既存部門は複雑な思いを抱きます。目的と期待する成果を全社に説明しておくことが、協力を得る前提です。
| 日時 | 2025年11月19日(水) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | G02 |
アイデアがまだ固まっていません。
課題の検証から始められます。当日は聞き取りの方法を扱います。
市場調査は必要ですか。
段階に応じて必要な範囲が変わります。当日は判断の基準を説明します。
補助金は使えますか。
新分野への進出に使える制度があります。当日は概要に触れます。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
何をどの順で確かめるかが決まれば、少ない投資で判断できます。無料経営相談では、構想をうかがい、検証の手順と基準を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました