来期の計画を立てたいが、数字の組み立て方が分からない。あるいは、金融機関に説明できる計画になっていない——中小企業でよくある課題です。事業計画は、売上目標を並べるものではなく、その数字が実現できる根拠を示すものです。本セミナーでは、計画の組み立て方と、資金調達での使い方を解説します。
事業計画が説得力を持たない原因は、数字の根拠が示されていないことです。「来期は前年比110%」という目標があっても、なぜそれが達成できるのかが説明されなければ、社内でも金融機関でも納得されません。
セミナーの前半では、売上計画の組み立て方を扱います。全体の数字から逆算するのではなく、顧客数×単価×頻度、あるいは営業活動量から積み上げる形にすると、根拠が明確になります。
後半では、資金繰りと調達を扱います。利益が出ていても資金が回らなければ事業は続きません。入金と支払いの時期をずらして計画し、必要な資金の額と時期を先に把握しておくことが重要です。
全体は60分。売上、費用、資金繰りの順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | 事業計画の構成 | 必要な要素を把握する |
| 12:10-12:30 | 売上計画の積み上げ | 根拠のある数字にする |
| 12:30-12:45 | 費用と資金繰り | 資金の見通しを立てる |
| 12:45-12:55 | 金融機関への説明 | 説得力を持たせる |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
現状分析、目標、施策、数値計画、資金計画。必要な要素を整理します。
積み上げ方式での売上計画の組み立て方を扱います。
費用の見積もり、資金繰り表の作り方を扱います。
金融機関が見る観点と、説明資料の作り方を扱います。
前年比で置くのではなく、根拠を積み上げます。
| 事業の形 | 積み上げの方法 | 必要な前提 |
|---|---|---|
| 店舗・サービス | 客数 × 単価 × 来店頻度 | 商圏人口、席数、稼働率 |
| 受注生産 | 案件数 × 平均受注額 × 受注率 | 引き合い数、営業人員 |
| EC・通販 | 訪問数 × 転換率 × 客単価 | 広告費、リピート率 |
| 卸・BtoB | 取引先数 × 取引額 × 頻度 | 既存取引の見込み、新規開拓数 |
| 工事・請負 | 施工能力 × 稼働率 × 単価 | 人員、外注先、工期 |
客数を増やすなら、どうやって増やすのか。単価を上げるなら、何を根拠に値上げできるのか。前提が説明できない数字は、計画とは言えません。
売上を増やす計画には、必ず対応する施策があるはずです。新規出店、設備導入、人員増、販路開拓。数字と施策を一対一で対応させます。
計画どおり、やや下振れ、大きく下振れ。3つの想定で数字を置くと、どこまでなら耐えられるかが分かり、資金計画も現実的になります。
利益が出ていても、資金が足りなければ事業は止まります。
人件費や家賃のように売上に関係なく発生する費用と、原材料費のように売上に比例する費用。この2つを分けると、損益分岐点が計算でき、必要な売上が明確になります。
売上が立っても、入金は数か月後ということがあります。一方、仕入れや人件費は先に出ていきます。この時期のずれを月次で表にすると、資金が足りなくなる時期が事前に見えます。
会計上の費用と、実際の支払いは時期が異なります。両方を計画に反映しないと、資金の見通しを誤ります。
年間の合計だけでは、繁閑の差が見えません。月次で計画を作ることで、資金が薄くなる月が分かります。
見られる観点を理解しておくと、資料の作り方が変わります。
金融機関が最も見るのは、借りた資金をどう返すかです。利益とキャッシュフローから返済原資を示し、返済期間中の見通しを説明します。
計画が下振れした場合にどう対応するか。この説明があると、計画の現実性が評価されます。楽観的な計画だけを示すより、信頼を得られます。
過去3期の実績と計画を並べ、急激な変化がある場合はその理由を説明します。実績からかけ離れた計画は、根拠を問われます。
設備投資に補助金を使う場合、採択の可否によって計画が変わります。採択された場合とされなかった場合の両方を想定しておきます。
| 日時 | 2026年1月14日(水) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | G08 |
計画を作った経験がありません。
当日は構成と組み立ての手順を順に扱います。
税理士に相談すべきですか。
数値の整合や税務の確認は専門家に相談すべきです。計画の中身は経営が決めます。
補助金の申請にも使えますか。
事業計画の骨子は共通して使えます。当日は関係にも触れます。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
積み上げの前提が決まれば、計画は具体的になります。無料経営相談では、事業の状況をうかがい、計画の骨子を整理してお伝えします。
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