原材料費と人件費が上がるなか、価格転嫁だけでは吸収しきれない——多くの企業が直面している状況です。デジタル化は売上を増やす手段として語られがちですが、間接業務の工数削減と固定費の圧縮という面でも確実な効果があります。本セミナーでは、どこにコストが埋もれているかを特定し、削減につなげる進め方を解説します。
コスト削減というと、まず目に見える経費の圧縮に目が向きます。しかし多くの企業で最も大きいのは、間接業務にかかっている人件費です。これは費用として計上されないため、削減の対象として認識されにくい部分です。
セミナーの前半では、この「見えないコスト」を可視化する方法を扱います。月次の締め作業、請求書の発行と郵送、日報の集計、問い合わせ対応。それぞれ何時間かかっているかを記録し、人件費単価を掛けると、実際の金額が見えてきます。
後半では、削減の具体策を扱います。紙と郵送の削減、システムの重複の解消、通信・保守契約の見直し。いずれも一度手を入れれば継続的に効く施策です。
全体は60分。可視化、削減、継続の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | コストの所在を捉え直す | 見落としに気づく |
| 12:10-12:30 | 間接業務の可視化と削減 | 工数を金額で把握する |
| 12:30-12:45 | 固定費の見直し | 契約の削減余地を見つける |
| 12:45-12:55 | 継続的な確認の仕組み | 効果を維持する |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
直接費、間接費、機会損失。3つの視点でコストを整理します。
業務ごとの工数記録と、金額換算の方法を扱います。
紙・印刷・郵送、システム、通信、保守。見直しの観点を示します。
削減効果を維持し、再び膨らませないための仕組みを扱います。
時間で語ると優先度が上がりません。金額に換算すると判断が変わります。
| 業務 | 月間工数の目安 | 年間の金額換算 | 削減の手段 |
|---|---|---|---|
| 請求書の発行・郵送 | 20〜40時間 | 60〜130万円 | 電子化・自動発行 |
| 月次の締め・集計 | 30〜60時間 | 90〜190万円 | データ連携・自動集計 |
| 日報・勤怠の集計 | 20〜40時間 | 60〜130万円 | 入力の一元化 |
| 社内問い合わせ対応 | 15〜30時間 | 45〜95万円 | よくある質問の整備 |
| 書類の保管・検索 | 10〜20時間 | 30〜65万円 | 電子化・検索可能に |
推測ではなく実測します。担当者に1か月だけ記録してもらうと、想定と大きく異なる結果が出ることがほとんどです。この数字が投資判断の根拠になります。
紙代、印刷代、封筒、切手、封入の人件費。1通あたり200円前後かかっています。月500通なら年120万円です。電子化で大部分が削減できます。
工数が減っても、その時間が何にも使われなければ効果は現れません。営業活動、後回しだった改善、教育。振り向け先を決めてから着手します。
契約が長期化していると、実態に合わない支払いが続いていることがあります。
部門ごとに別々のツールを契約していると、同じ機能に二重三重に払っていることがあります。全社の契約一覧を作るだけで、統合できるものが見つかります。
退職者分のアカウント、試験導入したまま放置されているサービス。年に一度の棚卸しで確実に見つかります。
数年前の契約のまま、現在の使用量に合わない料金体系になっていることがあります。契約更新のタイミングで見直しを行います。
書類の保管スペース、外部倉庫の費用、探す時間。電子化の投資判断では、これらも含めて比較します。
一度削減しても、放置すると数年で元に戻ります。
決算前など時期を決めて、全社の契約一覧を確認します。担当者が変わっても続くよう、業務として組み込みます。
各部門が自由に契約すると、重複が再発します。金額の大小にかかわらず、契約の届け出を集約する運用にします。
成果が見えると、次の取り組みへの理解が得られます。年間でいくら削減できたかを、他の経営指標と並べて報告します。
削減のためのシステム投資は、回収期間で判断します。何年で回収できるかを計算し、3年以内であれば実行、といった基準を持つと判断が速くなります。
| 日時 | 2024年10月3日(木) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | D23 |
小規模でも効果はありますか。
間接業務の比率は規模が小さいほど高い傾向があります。
どこから手をつけるべきですか。
工数の実測が最初です。当日は記録の方法を説明します。
補助金は使えますか。
システム導入に使える制度があります。当日は概要に触れます。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
間接業務を金額で捉えると、投資判断が明確になります。無料経営相談では、現在の業務と契約状況をうかがい、削減余地を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました