セミナーレポート 2024年6月19日(水) 12:00-13:00 開催終了

ローコード開発でITコストを下げる|内製化で使える範囲を見極める

開催日時2024年6月19日(水) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象情報システム担当・業務改善担当・経営企画・経営者の方
ローコード開発でITコストを下げる|内製化で使える範囲を見極める

業務システムを外部に依頼すると、開発費に加えて、仕様変更のたびに費用と時間が発生します。ローコード開発は、業務を知っている社内の人が自分で作れる範囲を広げる手段です。ただし、何でも作れるわけではありません。本セミナーでは、内製に向く領域と外注すべき領域を切り分け、実際に運用に耐える形で進める方法を解説します。

このページでわかること

  • ローコードで作れるもの・作れないもの
  • 内製化によるコストと期間の変化
  • 最初に作るべき小さな仕組み
  • 作った後の保守と属人化への対策
  • 既存システムとの連携の考え方

セミナー概要

ローコード開発の価値は、開発費の削減そのものより、変更に素早く対応できることにあります。業務は変わり続けるため、その都度外部に依頼していると、対応が追いつかず現場が独自のExcelで補うことになります。

セミナーの前半では、どの範囲が内製に向くかを整理します。部門内で完結する申請や記録、集計、簡易な進捗管理。こうした領域は内製に向きます。一方、基幹の会計処理や、大量データの高速処理、外部との厳密な連携は外注が適しています。

後半では、実際の進め方を扱います。作ること自体は難しくありませんが、作った後に誰も保守できない状態になると、かえってリスクが増えます。運用ルールと引き継ぎの設計まで含めて解説します。

  • システム改修の費用と期間が負担になっている
  • 現場が独自のExcelで運用している
  • 小さな業務システムを内製したい
  • 情報システム部門の人員が限られている

セミナー内容

全体は60分。適用範囲、進め方、保守の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:10ローコードで変わること期待値を正しく持つ
12:10-12:30内製に向く領域の切り分け対象を判断できる
12:30-12:45最初に作る仕組みと進め方着手できる状態になる
12:45-12:55保守と属人化対策継続できる体制を持つ
12:55-13:00質疑応答個別の相談

第1部:前提の整理

開発費の削減ではなく、変更対応の速さが本質的な価値であることを共有します。

第2部:切り分け

内製に向く業務、外注すべき業務、既存システムを使うべき領域を判断する基準を扱います。

第3部:進め方

最初に作る対象の選び方、要件のまとめ方、現場との進め方を示します。

第4部:保守

ドキュメント、権限、引き継ぎ。作った後に必要な仕組みを整理します。

内製に向く領域

何でも作れるという前提で始めると、途中で限界に突き当たります。適用範囲を先に決めます。

領域内製の適性理由
申請・承認の仕組み高い部門内で完結し、変更が多い
日報・報告の記録高い様式変更が頻繁
簡易な進捗・案件管理高い運用に合わせた調整が必要
在庫・受発注の管理既存システムとの連携次第
会計・給与の処理低い法令対応と正確性が最優先
大量データの高速処理低い性能面の制約がある

変更が多い業務ほど内製の価値が高い

様式や承認ルートが年に何度も変わる業務は、外注すると費用がかさみます。こうした領域こそ内製の効果が出ます。

法令対応が必要な領域は外部の製品を使う

会計、給与、労務。制度改正への追随が必要な領域は、専用製品を使うほうが安全かつ安価です。

既存システムのデータを使う前提で設計する

内製する仕組みが独立してしまうと、また新たな分断を生みます。既存システムから出力したデータを取り込む形にしておくと、二重管理を避けられます。

最初の1本の選び方と進め方

最初に作るものの選定が、その後の展開を左右します。

紙とExcelで回っている小さな業務を選ぶ

月次の申請、備品の管理、簡単な進捗表。既に運用が固まっていて、対象人数が少ない業務が最適です。1〜2週間で完成する規模に留めます。

作る人は業務を知っている人にする

情報システム担当が作るより、その業務の担当者が作るほうが、要件の齟齬が起きません。技術面のサポートを情報システムが担う分担が現実的です。

使いながら直す前提で公開する

完璧を目指して長く作り込むと、公開時には要件が変わっています。最低限の機能で公開し、使いながら調整するほうが早く形になります。

紙の運用を明確に廃止する

新しい仕組みと紙の並行運用が続くと、必ず紙に戻ります。切り替え日を決めて周知します。

作った後を設計する

内製の最大のリスクは、作った人がいなくなった後に誰も触れなくなることです。

1枚の説明書を必ず残す

何をするものか、誰が使うか、データはどこから来るか、変更するときはどこを触るか。この4項目を1枚にまとめてアプリと同じ場所に保管します。

作れる人を複数にする

部門ごとに1名以上、作成できる人を育てます。定期的に集まって情報を交換する場があると、社内全体の水準が上がります。

権限とデータの管理ルールを決める

誰が作ってよいか、どのデータを扱ってよいか。無秩序に作られると、情報管理上の問題が生じます。作成の届け出だけでも運用しておきます。

年に一度、使われているかを確認する

作ったまま使われていないものが残ると、管理対象だけが増えます。棚卸しを行い、不要なものは廃止します。

セミナー開催日・場所

日時2024年6月19日(水)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D08

よくある質問

プログラミングの知識は必要ですか。

基本的な操作は画面上で完結します。ただし条件分岐や計算の考え方は必要になります。

どのツールを選べばよいですか。

既存システムとの連携性と費用体系で決まります。当日は選定の観点を説明します。

情報システム部門がありません。

外部の支援を併用しながら進める方法も扱います。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

内製化できる範囲を一緒に見極めませんか

どの業務を内製し、どこを外注すべきかの判断が投資効率を決めます。無料経営相談では、現在のシステム構成と業務をうかがい、適用範囲を整理してお伝えします。

本セミナーは終了しました

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