今回の人事評価制度の改革ほど、社員全員に大きな影響を与えた変革は久しぶりでした。この変革は、デジタルアンド社の人事評価制度改革支援の導入によって実現しました。
部門間の価値観の違いや風土の違い、一体感やチームワークの欠如が問題でした。特に、成果に基づく給与制度や歩合制が一般的だったため、努力しているが成果を出していない社員や、逆にプロセスや姿勢が不十分だが成果を出している社員に対する評価が難しかったのです。このような状況では、社員のモチベーションも低下し、部門間の競争が激化していました。
人事評価制度改革支援を依頼したのは、これらの問題を解決するための一歩とするためでした。最初のステップでは、コンサルタントの方々が会社の現状を詳細に分析し、具体的な課題を明確にしてくれました。現状分析に基づき、役職ごとの役割や評価基準を明確化するための具体的なアドバイスをいただきました。これにより、社員一人ひとりが自分の役割や目標を明確に理解し、何を求められているのかがはっきりと分かるようになりました。以前は曖昧だった評価基準が、具体的な指標とともに示されるようになったのです。
次に、個人の成果だけでなくチームの成果も評価する制度を導入するための支援を受けました。御社のアドバイスに基づき、新しい評価制度を設計し、導入することで、社員間の一体感が生まれ、チーム全体での目標達成を目指す風土が育まれました。具体的には、チームの共同作業やプロジェクトの成功が評価の一部となり、個々の努力が見逃されないようになりました。この新しい制度により、チーム全体での協力が促進され、個々の社員も安心して自分の役割を全うできるようになりました。
さらに、評価の透明性を高めるための施策も提案していただきました。新しい評価制度では、評価基準が明確で公平に評価される仕組みが導入されました。これにより、社員全員が納得できる評価が実現し、賞与査定の不透明さも解消されました。この結果、部署異動もスムーズに行われるようになり、社員のキャリアステップも明確化されました。以前はキャリアパスが見えにくかった社員も、今では具体的な目標を持って取り組むことができるようになりました。
また、管理職の研修プログラムも御社のコンサルタントの助言に基づいて実施しました。この研修を通じて、管理職がより効果的な評価面談を行えるようになり、社員一人ひとりの成長をサポートすることができるようになりました。具体的なフィードバックを提供することで、社員のモチベーションも向上し、会社全体の成長も促進されました。研修を受けた管理職は、部下とのコミュニケーションが円滑になり、フィードバックの質も向上しました。
人事評価制度改革支援を活用することで、社員全員が公平に評価され、モチベーションが向上し、仕事に対する意欲も高まりました。今後もこの制度を活用しながら、さらに成長していけると確信しています。社員全員が一致団結し、会社全体の目標に向かって進むことができるようになったのは、大きな成果です。