セミナーレポート 2024年6月14日(金) 12:00-13:00 開催終了

物流業のDX|配車・倉庫・伝票のデジタル化で回す仕組みをつくる

開催日時2024年6月14日(金) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象運送・倉庫事業者の経営者・運行管理者・業務改善担当の方
物流業のDX|配車・倉庫・伝票のデジタル化で回す仕組みをつくる

ドライバー不足と労働時間規制が同時に進むなか、限られた人員でどれだけ効率よく運ぶかが収益を左右します。配車の組み方、倉庫内の作業、伝票のやり取り。この3つの領域はいずれもデジタル化の余地が大きく、投資規模も段階的に選べます。本セミナーでは、着手の順序と、現場に定着させる方法を解説します。

このページでわかること

  • 配車業務が属人化する理由と解消の道筋
  • 倉庫作業の生産性を測る指標
  • 紙の伝票をなくす手順と取引先への対応
  • 車両・運行データの活用方法
  • 投資を抑えて段階的に進める方法

セミナー概要

物流業のDXでは、配車業務の属人化が最も大きな課題として挙がります。ベテランの配車担当者が経験で組んでいる状態では、その人が休むと業務が回らず、退職すれば大きな損失になります。

セミナーの前半では、配車の判断基準を言語化し、システムで支援できる部分と人の判断が必要な部分を切り分ける方法を扱います。すべてを自動化する必要はなく、候補を提示して人が選ぶ形でも属人化は大きく緩和されます。

後半では、倉庫作業と伝票処理を扱います。とくに紙の伝票は、取引先との関係もあり一社だけでは変えられませんが、社内での処理をデジタル化するだけでも、集計と請求の作業が大幅に減ります。

  • 配車が特定の担当者に依存している
  • 倉庫作業の生産性を把握できていない
  • 伝票処理と請求作業に時間がかかる
  • 投資規模が大きく踏み切れない

セミナー内容

全体は60分。配車、倉庫、伝票の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:10物流業の課題整理着手領域を決める
12:10-12:30配車業務の属人化解消判断基準の言語化を進める
12:30-12:45倉庫作業と伝票処理削減できる作業を特定する
12:45-12:55段階的な投資計画実行可能な計画を立てる
12:55-13:00質疑応答個別の相談

第1部:課題整理

人員、時間、コスト。制約条件を確認したうえで、着手すべき領域を決めます。

第2部:配車

判断基準の洗い出し、システム支援の範囲、引き継ぎの進め方を扱います。

第3部:倉庫と伝票

作業の記録方法、生産性指標、伝票の電子化手順を確認します。

第4部:投資計画

優先順位、費用の目安、補助金の活用を整理します。

配車の属人化を解消する

ベテランの頭のなかにある判断基準を、少しずつ外に出していく作業です。一度に完全な自動化を目指す必要はありません。

段階取り組み効果難易度
第1段階配車の判断基準を書き出す他の人でも組める
第2段階車両・荷主・条件を台帳化する情報が共有される
第3段階システムで候補を提示させる判断が速くなる
第4段階実績データで見直す積載率・実車率が改善

まず判断基準を書き出す

荷主ごとの制約、車両の適性、ドライバーの経験、時間帯の道路事情。ベテランに聞き取りながら書き出すと、想像以上に明文化できます。この作業だけで、代替できる人が増えます。

実車率と積載率を毎日記録する

空車での走行と、荷台に余裕がある状態での走行。この2つを減らすことが収益改善に直結します。まず現状を数字で把握します。

システムは候補提示から始める

完全自動配車を目指すと、例外への対応で使えなくなります。複数の候補を提示し、人が選ぶ形にすると、実務に馴染みやすくなります。

倉庫作業と伝票処理

庫内作業と事務処理は、記録の仕組みを整えるだけで改善の糸口が見えます。

入出庫をハンディ端末で記録する

紙のリストへの記入と事務所での入力を、現場での読み取り1回に集約します。在庫の精度が上がり、棚卸の負荷も減ります。

作業時間を工程別に記録する

入庫、格納、ピッキング、検品、出荷。工程ごとの所要時間が分かると、どこに人を配置すべきかの判断ができます。

伝票は社内処理から電子化する

取引先が紙を求める場合でも、受け取った伝票を読み取ってデータ化すれば、集計と請求は自動化できます。取引先への働きかけは並行して進めます。

請求と支払の照合を自動化する

運賃の計算、荷主への請求、協力会社への支払。手作業での照合が最も誤りの多い領域です。データ化されていれば自動照合が可能になります。

段階的に投資する

一度に大きな投資をせず、効果を確認しながら広げるほうが確実です。

初期投資の小さい領域から着手する

配車基準の言語化、記録の仕組み、伝票の読み取り。いずれも比較的小さな投資で始められ、効果も短期間で見えます。

効果は運行効率と労働時間で測る

実車率、積載率、1件あたりの処理時間、月間総労働時間。この4つを継続して記録すると、投資判断の根拠になります。

補助金を活用して負担を抑える

システム導入や車両関連の設備に使える制度があります。交付決定前の発注は対象外になるため、計画の段階から制度のスケジュールを確認します。

荷主との条件見直しも並行して進める

待機時間、附帯作業、納品時間の指定。効率化には荷主側の協力が欠かせません。データで実態を示せると、交渉の材料になります。

セミナー開催日・場所

日時2024年6月14日(金)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D17

よくある質問

車両台数が少なくても効果はありますか。

記録と基準の明文化は台数に関係なく効果があります。当日は小規模向けの進め方も扱います。

ドライバーの高齢化で操作が不安です。

端末の操作を数タップに絞る設計が前提です。当日は具体例を紹介します。

荷主が紙の伝票を求めます。

社内処理の電子化から進める方法を扱います。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

着手すべき領域を一緒に整理しませんか

配車・倉庫・伝票のどこから手をつけるかで、効果の出方が変わります。無料経営相談では、現在の業務状況をうかがい、優先順位と投資計画を整理してお伝えします。

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