セミナーレポート 2024年5月29日(水) 12:00-13:00 開催終了

BPRで業務プロセスを作り直す|部分改善では届かない領域に手を入れる

開催日時2024年5月29日(水) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象経営者・経営企画・管理部門責任者・業務改善担当の方
BPRで業務プロセスを作り直す|部分改善では届かない領域に手を入れる

業務改善を続けてきたが、これ以上は削りようがない——そう感じる段階に達したとき、必要なのは個々の作業の効率化ではなく、業務の流れそのものを組み直すことです。BPRは、既存の手順を前提とせず、目的から逆算してプロセスを再設計する取り組みです。本セミナーでは、その進め方と、途中で頓挫しないための条件を解説します。

このページでわかること

  • 部分改善とBPRの違いと使い分け
  • 現行業務を可視化する手順
  • なくす・まとめる・順序を変える・簡素化する4つの視点
  • 関係部門を巻き込む進め方
  • 実行段階で起きる抵抗への対応

セミナー概要

多くの業務は、過去の事情や制度の名残で今の形になっています。「なぜこの承認が必要か」を問うと、誰も答えられないことがしばしばあります。BPRは、こうした前提を一度外して、必要な工程だけで業務を組み直す取り組みです。

セミナーの前半では、現行業務の可視化から始めます。業務フロー図を書くこと自体が目的ではなく、どこに待ち時間があり、どこで情報が分断され、どこで同じ作業が繰り返されているかを見つけることが目的です。

後半では、再設計の視点と実行の進め方を扱います。BPRは部門をまたぐため、部分改善とは異なり、経営の関与なしには進みません。誰がどのタイミングで意思決定するかを最初に決めておくことが、頓挫を防ぐ最大の条件です。

  • 業務改善が頭打ちになっている
  • 部門間の連携で時間が失われている
  • 同じ情報を複数の部署で入力している
  • システム導入前に業務を整理したい

セミナー内容

全体は60分。可視化、再設計、実行の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:10部分改善とBPRの違い取り組む範囲を決める
12:10-12:30現行業務の可視化課題の所在を特定する
12:30-12:45再設計の4つの視点具体的な改善案を出す
12:45-12:55実行と抵抗への対応進め方を持ち帰る
12:55-13:00質疑応答個別の相談

第1部:違いの整理

作業レベルの改善と、プロセスレベルの再設計。それぞれが有効な場面を確認します。

第2部:可視化

業務フローの書き方、時間と担当の記録方法、課題の抽出方法を扱います。

第3部:再設計

なくす、まとめる、順序を変える、簡素化する。4つの視点で改善案を検討します。

第4部:実行

体制、意思決定、移行期の運用、抵抗への対応を整理します。

現行業務を可視化する

再設計の前に、実態を正確に把握します。想定と実際が異なることがほとんどです。

記録する項目把握できること記録の方法
工程と担当者誰が何をしているかヒアリングと観察
各工程の所要時間どこに時間がかかっているか1〜2週間の記録
工程間の待ち時間リードタイムの実態受付日と完了日の差
使用する帳票・システム情報の分断箇所帳票の現物収集
例外処理の頻度標準化できるかの判断担当者への聞き取り

待ち時間こそが最大の削減対象

作業時間の合計が2時間でも、リードタイムが5日かかっている業務があります。差の大部分は承認待ち、確認待ち、担当者の不在です。作業を速くするより、待ちをなくすほうが効果が大きくなります。

同じ情報を何回入力しているかを数える

受注情報を、受付表、生産指示、納品書、請求書に手で書き写している。こうした重複入力は、見つけると必ず存在します。

例外処理の実態を把握する

「基本はこうだが、この場合は別」というルールが多いほど、業務は複雑になります。例外の発生頻度を調べ、頻度が低いものは標準から外して個別対応に切り分けます。

再設計の4つの視点

改善案を出すときは、この順序で検討すると効果の大きいものから見つかります。

なくす:その工程は本当に必要か

最も効果が大きいのが、工程そのものをなくすことです。誰も見ていない報告書、形式だけの承認、使われていない台帳。理由を問い直すと、廃止できるものが見つかります。

まとめる:分かれている工程を統合する

複数の部署で行っている確認を1回にまとめる、複数の帳票を1つにする。工程間の受け渡しが減るほど、待ち時間とミスが減ります。

順序を変える:並行できるものは並行させる

順番に行っている工程のうち、依存関係のないものは同時に進められます。リードタイムの短縮に直結します。

簡素化する:残す工程を簡単にする

なくせない工程は、入力項目を減らす、選択式にする、自動化する。ここで初めてシステムやツールの出番になります。順序を逆にすると、無駄な工程を自動化することになります。

実行段階で起きること

設計まではうまくいっても、実行で止まる例が多くあります。

経営が意思決定の場に必ず出る

部門をまたぐ変更は、現場同士の調整では決まりません。月1回でよいので、経営が判断する場を設け、そこで決めていく運用にします。

変更で不利益を被る人に先に説明する

業務がなくなる、権限が移る、やり方が変わる。当事者への説明が後回しになると、実行段階で強い抵抗が生じます。設計段階から関与してもらうほうが確実です。

移行期間を区切り、旧手順を廃止する

新旧の並行運用が長引くと、必ず旧に戻ります。移行日を決め、その日から旧帳票・旧手順を使わないことを明示します。

効果はリードタイムで測る

作業時間の削減だけでなく、受付から完了までの日数を指標に置きます。顧客から見た改善であり、経営にも説明しやすい指標です。

セミナー開催日・場所

日時2024年5月29日(水)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D24

よくある質問

小規模な会社でもBPRは必要ですか。

規模が小さいほど、部門間の調整は進めやすい面があります。当日は規模別の進め方も扱います。

システム導入とどちらが先ですか。

業務を整理してからシステムを選ぶほうが、無駄な機能への投資を避けられます。

どのくらいの期間がかかりますか。

対象範囲によります。当日は段階的に進める方法をお伝えします。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

業務プロセスを一緒に見直しませんか

どこに待ちと重複が生じているかは、流れを追うと明確になります。無料経営相談では、現在の業務の流れをうかがい、着手すべき領域と進め方を整理してお伝えします。

本セミナーは終了しました

本セミナーは終了しました。次回開催のご案内・個別のご相談を受け付けています

無料経営相談 お問い合わせ

関連する無料ビジネス
レポート

関連するセミナー

関連する事例・お客様の声

関連するソリューション