セミナーレポート 2024年3月14日(木) 12:00-13:00 開催終了

社内研修の設計方法|現場で使われる研修にするための組み立て方

開催日時2024年3月14日(木) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象人事・教育担当者・部門責任者・経営者の方
社内研修の設計方法|現場で使われる研修にするための組み立て方

研修を実施しても、現場で行動が変わらない——教育担当者が最も悩む点です。原因の多くは、研修の内容ではなく設計にあります。何ができるようになるべきかが定義されず、研修後に実践する仕組みもないまま、当日の満足度だけで評価されている状態です。本セミナーでは、行動が変わる研修の設計手順を、実務に落とせる形で解説します。

このページでわかること

  • 研修の目的を行動レベルで定義する方法
  • 対象者の現状把握と内容の絞り込み
  • 講義・演習・実践の配分
  • 研修後に現場で使わせる仕組み
  • 効果測定の指標と測り方

セミナー概要

研修の設計は、「何を教えるか」ではなく「研修後に何ができるようになっていればよいか」から始めます。この到達点が具体的でないと、内容が総花的になり、受講者は何を持ち帰ればよいか分からないまま終わります。

セミナーの前半では、到達点の定義方法を扱います。「コミュニケーション力を高める」では測れません。「部下との1対1の面談を月1回、決められた項目に沿って実施できる」のように、観察可能な行動で書くことが出発点です。

後半では、研修後の仕組みを扱います。研修の効果は、当日の内容よりも、その後1か月の関わり方で決まります。上司の関与、実践の機会、振り返りの場。この3つを設計に含めることで、研修が投資として成立します。

  • 研修を実施しているが行動が変わらない
  • 内容が毎年同じで見直せていない
  • 受講後のフォローができていない
  • 研修の効果を説明できない

セミナー内容

全体は60分。設計、実施、定着の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:10研修が機能しない構造原因を特定する
12:10-12:30到達点の定義と内容の絞り込み設計の起点を作る
12:30-12:45当日の構成と進め方演習と実践の配分を決める
12:45-12:55研修後の仕組みと測定定着させる方法を得る
12:55-13:00質疑応答個別の相談

第1部:構造の理解

内容、対象、タイミング、事後フォロー。研修が機能しない原因を4つの観点で整理します。

第2部:設計

到達点の書き方、現状とのギャップの把握、内容の優先順位づけを扱います。

第3部:当日の構成

講義、演習、討議、実践計画の作成。時間配分の考え方を示します。

第4部:定着と測定

上司の関与、実践の機会、振り返り。3つの仕組みと効果測定の方法を扱います。

到達点を行動で定義する

研修の設計は、この定義から始まります。曖昧な目的が、そのまま曖昧な内容につながります。

よくある目的行動レベルへの書き換え測り方
報連相を徹底する日報に決められた3項目を毎日記入する記入率
提案力を高める商談後に提案書の型に沿って作成できる作成物の確認
マネジメント力を上げる部下と月1回の面談を実施し記録する実施件数
安全意識を高める作業前に指差し確認を全工程で行う現場観察

「知っている」と「できる」を分ける

知識を伝える研修と、行動を身につける研修では、必要な時間も方法も異なります。知識の伝達は資料や動画で足り、集合研修の時間は演習に使うほうが効果的です。

対象者を絞り、内容を絞る

全社員向けの研修は、誰にとっても中途半端になります。役職や経験年数で対象を絞り、その層に必要な内容だけを扱うほうが、行動の変化につながります。

現状とのギャップを事前に把握する

受講者が今どこまでできているかを、事前アンケートや上司へのヒアリングで確認します。既にできていることを教えると、時間が無駄になるだけでなく信頼も損ないます。

当日の構成

講義中心の研修は、終了時点の理解度は高くても、行動には結びつきません。

講義は全体の3割まで

残りを演習、討議、実践計画の作成にあてます。自分の業務に当てはめて考える時間がないと、翌日から何をすればよいか分かりません。

演習は自社の実例で行う

一般的な事例では自分ごとになりません。参加者が実際に担当している案件や現場を題材にすると、そのまま業務に持ち帰れます。

最後に「明日から行うこと」を書かせる

研修の終わりに、いつ、何を、どのように行うかを具体的に書いてもらいます。この用紙を上司にも共有すると、実践の確率が上がります。

長時間の研修は分割する

1日で詰め込むより、半日を2回に分け、間に実践期間を挟むほうが定着します。2回目に実践の結果を持ち寄る形にすると、内容の理解も深まります。

研修後の1か月が成否を決める

研修の効果は、実施後の関わり方で大きく変わります。設計段階でここまで含めることが重要です。

上司を巻き込む

研修の目的と、部下が何を実践するかを上司に事前共有します。研修後に上司が一度も触れなければ、その内容は重要でないと受け取られます。

実践する機会を意図的に作る

学んだことを使う場面が自然に訪れるとは限りません。研修後1か月以内に、その内容を使う業務を割り当てる調整を行います。

1か月後に短い振り返りの場を持つ

30分でも構いません。実践できたこと、できなかったこと、障害になったことを共有します。この場があることが、実践の動機にもなります。

効果は行動の記録で測る

満足度アンケートは、研修の運営品質を測るものであって、効果の指標ではありません。定義した行動が実際に行われているかを、1か月後と3か月後に確認します。

セミナー開催日・場所

日時2024年3月14日(木)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D13

よくある質問

外部講師と内製のどちらがよいですか。

内容によります。当日は使い分けの基準を扱います。

受講者の意欲にばらつきがあります。

対象の絞り込みと、上司の事前説明が効果的です。当日は具体策を紹介します。

研修の時間を確保できません。

短時間で分割する設計や、業務内で行う方法も扱います。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

研修の設計を一緒に見直しませんか

到達点の定義と事後の仕組みが、研修の成果を決めます。無料経営相談では、現在の研修内容と課題をうかがい、改善すべき箇所を整理してお伝えします。

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