GA4は項目が多く、どこを見ればよいか分からないまま放置されがちです。本セミナーでは、判断に使う指標を絞り込み、毎月同じ形で確認できるレポートの型をお伝えしました。専任の担当者がいない企業でも運用できる範囲に限定して解説しています。
アクセス解析は、導入した時点では何も生みません。数字を見て次の行動を決めて初めて価値が出ます。ところがGA4は画面も項目も多く、全体を理解しようとすると最初の一歩で止まってしまいます。
本セミナーでは、あえて見る指標を4つに絞り、月に一度30分で回せる運用に落とし込みました。Web専任者がいない中小企業を想定し、設定の確認も最低限の2項目だけを扱っています。
当日は、指標の絞り込み、流入経路別の比較、月次レポートの型という3部構成で進めました。まず最初に見る4つの指標です。
| 指標 | 何が分かるか | 見方の目安 |
|---|---|---|
| セッション数 | どれだけ訪問があったか | 前月比・前年同月比で見る |
| エンゲージメント率 | 読まれているか | ページ種別ごとに比較する |
| コンバージョン数 | 成果につながったか | 問い合わせ・資料DL・電話 |
| 流入チャネル | どこから来たか | 検索・広告・SNS・直接で分解 |
この4つが分かれば、「人は来ているか」「読まれているか」「成果につながっているか」「どこから来たか」を判断できます。逆に、この4つで説明できない改善はほとんどありません。
導入直後にすべての項目を理解しようとすると、まず続きません。使う指標を固定し、毎月同じ形で記録することを優先してください。
同じ100人でも、検索から来た人と広告から来た人では成果が違います。チャネル別に並べて比較すると、どこに時間とお金を使うべきかが見えてきます。
自然検索はどのページに着地しているか、広告はコンバージョン単価がいくらか、SNSは滞在時間とページ遷移がどうか。チャネルごとに見るポイントを変えるのがコツです。
レポートは毎月同じ形で作ることが前提です。項目を増やすより、前月・前年と比べられる状態を保つほうが判断に役立ちます。4指標の推移を1枚にまとめ、動いた数字に1行のコメントを添えます。
最後に、翌月に確かめる仮説を1つだけ書きます。これがないと、記録するだけで終わってしまいます。
GA4は初期設定のままだと計測できない指標があります。次の2点は必ず確認してください。
フォーム送信、電話タップ、資料ダウンロードなど、成果としたい行動をキーイベントとして登録します。ここが未設定だと、どれだけ数字を見ても改善判断ができません。
自社の閲覧が混ざると、特に訪問数の少ないサイトでは数字が大きく歪みます。IPによる除外設定を確認してください。
GA4は訪問後の行動を、Search Consoleは訪問前の検索を見る道具です。両方を合わせると、「どんな言葉で来て、来たあとどうしたか」が一本の線でつながります。
表示回数は多いのにクリックされていないページはタイトルの改善余地があり、クリックはされているのにすぐ離脱するページは内容の見直しが必要です。この切り分けは、GA4だけでは判断できません。
| 日時 | 2024年1月24日(水) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | M04 |
以前のUAとは何が違いますか?
計測の考え方が変わり、ページ単位ではなくユーザーの行動単位で記録されます。過去データとの単純比較はできないため、GA4に切り替えた時点を起点に見ることをおすすめします。
専任の担当者がいなくても運用できますか?
できます。月に一度、同じ4指標を記録する運用であれば30分程度です。レポートの型はセミナー内でお渡ししました。
数字は見ているのに改善につながりません。
見る指標が多すぎることが原因の場合があります。翌月に確かめる仮説を1つに絞ると、行動につながりやすくなります。
無料の経営相談では、現在のGA4の設定と数値を確認し、どの指標を追うべきか、まず何を直すべきかをお伝えします。オンラインで60分、月次レポートの型までお持ち帰りいただけます。
本セミナーは終了しました