現場は動いているのに、事務所での書類作成に追われて残業が減らない——建設業で広く見られる状況です。施工計画書、日報、議事録、提出書類。これらの作成は生成AIによって大幅に短縮できます。本セミナーでは、書類の種類ごとに使い方を整理し、品質を落とさずに時間を削る手順を解説します。
建設業の間接業務は、書類作成が中心です。同じ内容を複数の書式に書き写す、口頭で聞いた内容を文章にする、過去の書類を探して流用する。いずれも時間がかかるわりに、付加価値を生まない作業です。
セミナーの前半では、書類の種類ごとに短縮できる範囲を整理します。定型の報告書や議事録は大幅に短縮でき、図面や構造計算に関わる部分は人が担う必要があります。この線引きを明確にします。
後半では、実際の手順を扱います。現場で録音した音声を文字にし、報告書の形式に整える。過去の類似案件の書類を渡して、今回の条件に書き換える。いずれも数分で下書きまで到達します。あわせて、発注者情報の扱いなど注意点もお伝えします。
全体は60分。対象、手順、注意点の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | 書類作成の時間の内訳 | 削減対象を特定する |
| 12:10-12:35 | 書類別の作成手順 | 実際の使い方を身につける |
| 12:35-12:50 | 注意点と情報の扱い | 安全に運用する |
| 12:50-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
どの書類にどれだけ時間がかかっているかを洗い出します。
報告書、議事録、施工計画、提出書類。種類ごとの作成手順を扱います。
確認すべき箇所、入力してはいけない情報、社内ルールを整理します。
すべてを任せるのではなく、種類ごとに範囲を決めます。
| 書類 | 短縮の程度 | 使い方 | 人が担う部分 |
|---|---|---|---|
| 現場日報 | 大 | 音声メモから整形 | 数値・写真の確認 |
| 打合せ議事録 | 大 | 録音から要点抽出 | 決定事項の確認 |
| 施工計画書 | 中 | 過去案件を土台に書き換え | 工法・安全計画の判断 |
| 月次報告書 | 大 | 日報データから集約 | 進捗の評価 |
| 見積の説明文 | 中 | 条件を伝えて文案作成 | 金額の妥当性 |
| 構造・図面関連 | 小 | 用語の説明程度 | すべて技術者が判断 |
現場で「今日は基礎の配筋、職人4名、天候晴れ、明日から型枠」と話した録音を渡し、日報の形式に整形させます。移動中に話しておけば、事務所に戻った時点で下書きができています。
施工計画書のような定型性の高い書類は、過去の案件のものを渡し、今回の条件を伝えて書き換えさせます。ゼロから作るより速く、抜け漏れも減ります。
工法の選定、安全計画、構造に関わる記述。これらは資格と経験に基づく判断であり、任せてはいけない領域です。この線引きを社内で明文化します。
打合せの記録は、最も時間短縮の効果が大きい領域です。
文字起こしを渡し、「決定事項、宿題、担当者、期限を表で整理して」と指示します。1時間の打合せの整理が数分で終わり、記録の抜けも減ります。
社内向けと発注者向けでは、書き方が変わります。「発注者向けに、丁寧だが簡潔な語調で」と指定すると、そのまま使える文面が得られます。
日々の記録がデータとして残っていれば、月次の進捗報告は自動的に組み立てられます。日報の様式を揃えておくことが前提になります。
施工写真を工事と工程に紐づけて保存しておくと、報告書への添付が容易になります。書類作成の効率化は、写真管理の整備とあわせて効果が出ます。
発注者情報や契約内容を扱う業種であるため、線引きが重要です。
固有情報は伏せ、「◯◯工事」「規模は延床◯㎡」といった一般化した情報で指示を出します。出力後に固有名詞を差し替える運用にします。
建築基準、労働安全衛生、各種届出の要件。生成された文章には誤りが混ざります。必ず一次情報で確認する工程を手順に入れます。
工期、数量、金額。誤りがそのまま提出されると信用を失います。作成者と別の人が確認する工程を残します。
入力してよい情報、いけない情報、確認が必要な出力。この3分類で文書を作り、現場と事務所の双方に共有します。
| 日時 | 2025年5月14日(水) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | D05 |
パソコン操作が苦手な社員が多いのですが。
音声を録って渡すだけの使い方から始められます。当日は具体的に説明します。
どのサービスを使えばよいですか。
業務利用では法人向けプランを推奨します。当日は選定の観点を扱います。
補助金は使えますか。
システム導入に使える制度があります。当日は概要に触れます。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
どの書類から着手すると効果が大きいかは、業務量で決まります。無料経営相談では、現在の書類作成の状況をうかがい、優先順位を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました