セミナーレポート 2025年9月24日(水) 12:00-13:00 開催終了

Excelの属人化を解消する|担当者が辞めても止まらないデータ整備

開催日時2025年9月24日(水) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象管理部門責任者・DX推進担当者の方
Excelの属人化を解消する|担当者が辞めても止まらないデータ整備

複雑な計算式が入ったExcelを、作った本人しか触れない——多くの企業が抱えるリスクです。その人が辞めたら、業務が止まるか、誰も中身を検証できないまま使い続けることになります。本セミナーでは、既存のExcelを整理し、誰でも扱える状態にするための実務を解説します。

このページでわかること

  • 属人化したExcelが抱えるリスク
  • 棚卸しの手順と優先順位のつけ方
  • 複雑なファイルを整理する方法
  • システム化すべきかExcelで続けるかの判断
  • 新しい属人化を防ぐルール

セミナー概要

Excelは柔軟で使いやすい反面、作った人の頭のなかにしか設計がない状態になりやすい道具です。何年も使われるうちに計算式が増え、手を入れられなくなり、誰も検証できないまま数字だけが出てくる状態に陥ります。

セミナーの前半では、棚卸しの手順を扱います。社内にどんなファイルがあり、誰が使い、どれだけ重要か。この一覧がないと、対策の優先順位もつけられません。

後半では、整理と判断を扱います。すべてをシステム化する必要はありません。Excelのまま使い続けてよいものと、置き換えるべきものを見極め、前者については誰でも扱える状態に整える。この二段構えが現実的です。

  • 特定の人しか触れないExcelがある
  • 担当者の退職で業務が止まるのが不安
  • 計算式が複雑で検証できない
  • システム化すべきか判断できない

セミナー内容

全体は60分。棚卸し、整理、判断の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:10属人化のリスク課題の大きさを把握する
12:10-12:30棚卸しと優先順位対象を特定する
12:30-12:45整理の手順誰でも扱える状態にする
12:45-12:55システム化の判断と再発防止今後の方針を決める
12:55-13:00質疑応答個別の相談

第1部:リスク

業務停止、検証不能、誤りの見落とし。3つのリスクを整理します。

第2部:棚卸し

一覧の作り方、重要度の評価、優先順位のつけ方を扱います。

第3部:整理

計算式の文書化、シート構成の見直し、入力と出力の分離を扱います。

第4部:判断と予防

システム化の基準と、新しい属人化を防ぐルールを扱います。

まず棚卸しをする

社内にどんなファイルがあるかを把握しないと、対策は打てません。

確認項目見ることリスクの判定
使用頻度日次・週次・月次・年次頻度が高いほど停止の影響が大
作成者と利用者誰が作り、誰が使うか1名のみなら高リスク
計算式の複雑さ関数の入れ子、外部参照複雑なほど検証困難
他ファイルへの依存リンク、参照依存が多いほど壊れやすい
扱う金額・数量の重要度経理、在庫、原価重要なほど誤りの影響が大

重要度と属人度の2軸で優先順位をつける

業務への影響が大きく、かつ触れる人が1名しかいないファイル。ここから着手します。すべてを一度に整理しようとすると終わりません。

外部ファイルへの参照は特に危険

他のファイルを参照している計算式は、参照先が移動・削除されると壊れます。しかも壊れたことに気づきにくく、誤った数字を使い続けることになります。

年に一度しか使わないファイルほど忘れられる

決算、年末調整、棚卸し。頻度が低いファイルほど、担当者が変わったときに使い方が分からなくなります。

誰でも扱える状態に整える

システム化しなくても、整理するだけでリスクは大きく下がります。

説明シートを1枚追加する

何のためのファイルか、どこに入力し、どこが出力か、どの計算式が重要か、更新の頻度。この5項目を1枚のシートに書いてファイル内に置きます。最も費用対効果の高い対策です。

入力欄と計算部分を分ける

入力する箇所と計算結果が同じシートに混在していると、誤って計算式を消してしまいます。入力用のシートと計算用のシートを分け、計算部分は保護をかけます。

複雑な計算式は分解する

1つのセルに長い式を書くのではなく、途中経過を別の列に出します。式は長くなりますが、どこで何を計算しているかが追えるようになります。

共有フォルダに置いて版を一本化する

個人のパソコンにあると、その人が不在のとき取り出せません。共有の場所に置き、複数人が同時に編集できる形にします。

システム化すべきかの判断と再発防止

すべてを置き換える必要はありません。

置き換えを検討する基準

データ量が多く動作が重い、複数人で同時に編集したい、変更履歴を追いたい、他システムのデータと連携したい。このいずれかに該当したら、置き換えを検討します。

該当しなければExcelのままでよい

月に数回使う小規模な集計であれば、整理して説明シートを付けるだけで十分です。無理にシステム化すると、かえって使いにくくなります。

新しいファイルを作るときのルールを決める

説明シートを必ず付ける、共有フォルダに置く、個人名をファイル名に使わない。簡単なルールを決めておくと、新しい属人化を防げます。

年1回、棚卸しを繰り返す

一度整理しても、新しいファイルは増え続けます。決算前など時期を決めて、定期的に確認する運用にします。

セミナー開催日・場所

日時2025年9月24日(水)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D24

よくある質問

作成者が既に退職しています。

計算式を追って仕様を復元する作業が必要になります。当日は手順を扱います。

どこまで整理すべきか分かりません。

重要度と属人度で優先順位をつける方法をお伝えします。

システム化の費用が心配です。

置き換えずに整理で対応できる場合も多くあります。当日は判断基準を扱います。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

ファイルの棚卸しを一緒に進めませんか

どのファイルが危険かが分かれば、対策は絞れます。無料経営相談では、現在の管理状況をうかがい、優先すべき対象を整理してお伝えします。

本セミナーは終了しました

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