入社のたびに書類を配って回収し、勤怠は紙のタイムカードを手集計、年末調整は毎年膨大な確認作業——労務の業務は紙を前提に組まれていることが多く、担当者に負担が集中します。本セミナーでは、入社手続き・勤怠・年末調整の3領域について、デジタル化の順序と、従業員に無理をさせない進め方を解説します。
労務業務の負担は、作業そのものより、集めて確認して転記するという流れに集中しています。書類を配り、回収を催促し、記入漏れを確認し、システムに入力する。この一連の流れをなくすことが、デジタル化の本質です。
セミナーの前半では、3つの領域を扱います。入社手続き、勤怠、年末調整。いずれも従業員が入力し、その内容がそのまま処理に使われる形にできれば、担当者の作業は大幅に減ります。
後半では、進め方を扱います。全員を一度に切り替えると混乱します。新入社員から適用する、一部の部門で試す、紙も併用する。段階的な移行が、現実的な進め方です。
全体は60分。3領域、進め方、配慮の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | 労務業務の負担の内訳 | 削減対象を特定する |
| 12:10-12:35 | 3領域のデジタル化 | 進め方が分かる |
| 12:35-12:50 | 移行と従業員への配慮 | 混乱を避ける |
| 12:50-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
配布、回収、確認、転記。どこに時間がかかっているかを分解します。
入社手続き、勤怠、年末調整。それぞれの電子化を扱います。
段階的な切り替え、従業員への案内、紙との併用を扱います。
それぞれ削減できる時間と難易度が異なります。
| 領域 | 現状の負担 | 電子化後 | 導入の難易度 |
|---|---|---|---|
| 入社手続き | 1名あたり2〜3時間 | 30分程度 | 低い |
| 勤怠の集計 | 月10〜30時間 | ほぼ自動 | 中 |
| 年末調整 | 年間40〜80時間 | 半分以下に | 中 |
| 給与明細の配布 | 月2〜5時間 | ほぼゼロ | 低い |
| 各種証明書の発行 | 都度30分 | 自動発行 | 中 |
新しく入る人だけが対象になるため、既存従業員への影響がありません。本人がスマートフォンで入力し、その内容がそのまま台帳と各種届出に使われる形にすると、担当者の作業はほぼなくなります。
印刷、封入、配布。この作業がなくなるだけで、毎月数時間が空きます。導入も比較的容易です。
システムを入れても、従業員が入力方法を理解していないと、結局問い合わせ対応に追われます。案内資料と説明の機会を用意することが、成否を分けます。
最も月次の負担が大きい領域です。
事務所勤務ならパソコン、現場勤務ならスマートフォン、工場なら据置の端末。全員に同じ方法を強いると、使われません。
集計はできても給与システムに手入力が必要では、作業が残ります。連携できるか、できない場合の運用をどうするかを選定時に確認します。
特殊な勤務形態がある場合、標準機能で対応できないことがあります。導入前に自社の勤務形態で試すことが必要です。
打刻だけ電子化して申請が紙のままでは、突き合わせの作業が残ります。一連の流れとして設計します。
従業員が使えなければ、担当者の負担はかえって増えます。
共有端末を用意する、紙で受け付ける、担当者が代行入力する。いずれかの方法を決めておかないと、その人の分だけ例外処理が発生します。
マニュアルを配るだけでは使われません。朝礼や部門会議で実際の画面を見せて説明する時間を取ります。
年末調整のように年1回の作業は、初回に躓くと翌年まで覚えていません。初回だけは問い合わせに手厚く対応する体制を組みます。
法令上、原本の保存が必要なものは紙で残します。何を残し、何をなくすのかを一覧にして共有すると、現場の不安が減ります。
| 日時 | 2025年10月1日(水) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | D11 |
社員数が少なくても効果はありますか。
年末調整と入社手続きは、人数が少なくても手間がかかります。効果は出ます。
社会保険労務士に依頼している部分もあります。
連携できるサービスがあります。当日は考え方に触れます。
費用はどれくらいかかりますか。
人数に応じた月額が中心です。当日は費用構造を説明します。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
どこに時間がかかっているかが分かれば、着手順序は決まります。無料経営相談では、現在の業務の流れをうかがい、進め方を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました