広告費が上がり続けるなか、新規獲得だけに頼る構造では利益が残りません。既に買ってくれた顧客にもう一度買ってもらうほうが、はるかに低いコストで売上をつくれます。本セミナーでは、リピート率を上げるための具体的な打ち手を、実装の負荷と効果の順に整理して解説します。
リピート率の改善は、施策の種類が多く、どこから手をつけるか迷いやすい領域です。しかし効果と実装の負荷で並べると、着手すべき順序は明確になります。
セミナーの前半では、まず自社のリピート構造を把握します。初回購入から2回目までの離脱が最も多く、ここを1ポイント改善するだけで全体の売上が動きます。
後半では、具体的な打ち手を扱います。購入後の自動配信、消費サイクルに合わせた案内、同梱物、休眠顧客への働きかけ。それぞれ効果が出るまでの期間と負荷が異なるため、優先順位をつけて進めます。
全体は60分。構造把握、施策、休眠対策の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 11:00-11:10 | リピート構造の把握 | どこで離脱しているか特定する |
| 11:10-11:30 | 購入後の接触設計 | 2回目購入を増やす |
| 11:30-11:45 | 同梱物とパッケージ | 開封時の接点を活かす |
| 11:45-11:55 | 休眠顧客への対応 | 眠っている顧客を戻す |
| 11:55-12:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
購入回数別の顧客数と、離脱が集中する区間を確認します。
自動配信の3通、消費サイクルに合わせた案内を設計します。
カード、案内、サンプル。開封時の接点の使い方を扱います。
対象の抽出、働きかけの方法、割引に頼らない案内を扱います。
購入回数別に顧客数を並べると、どこで落ちているかが見えます。
| 区分 | 判定 | 課題 | 優先度 |
|---|---|---|---|
| 初回購入・30日以内 | 購入1回 | 使い方が伝わっていない | 最優先 |
| 2回目未達・31〜90日 | 購入1回 | 再購入のきっかけがない | 高い |
| 複数回購入 | 購入2回以上 | 単価向上と離脱防止 | 中 |
| 休眠・180日超 | 最終購入から半年 | 復帰の理由づけが必要 | 中 |
| 解約・離反 | 明示的な離脱 | 原因の把握 | 低(分析用) |
初回から2回目までの離脱が最も多く、ここを改善すると全体のLTVが大きく動きます。しかも打つ手が明確で、実装の負荷も低い領域です。
この表を毎月更新すると、施策の効果が見えます。売上だけを見ていると、構造の変化に気づけません。
何日で使い切るかが分かると、案内を送るタイミングが決まります。顧客への簡単な質問や、購入間隔の平均から算出できます。
一度設定すれば手間なく継続的に効きます。
届いた直後は最も関心が高い時期です。商品の使い方、保管方法、よくある質問を送ります。売り込みは入れません。満足度が上がることが、次の購入につながります。
使い始めて疑問が出る頃です。より良い使い方の提案とあわせて、一緒に使うと良い商品を自然な形で紹介します。
商品の消費サイクルに合わせて日数を調整します。「そろそろ使い切る頃ではないですか」という案内は、押しつけがましくならず反応が得られます。
頻度が上がるほど反応率が下がり、配信の解除も増えます。全員向けは月2回に留め、それ以外は購入日を起点とした自動配信で補います。
配信以外の接点も、設計すると効いてきます。
商品が届いた瞬間は、最も関心が高いタイミングです。使い方の案内、他の商品の紹介、レビューの依頼。1枚のカードで複数の目的を果たせます。
割引券だけでなく、季節の商品の予告、定期便の案内。次に買う理由をつくる情報を入れます。
長期間反応のない顧客全員に配信を続けると、到達率そのものが下がります。過去の購入金額や回数で対象を絞り、年に数回に留めます。
割引で戻した顧客は、次も割引がなければ買いません。新商品の案内、季節に合わせた提案など、購入の理由をつくる形が望ましいと言えます。
通常の購入間隔の1.5倍を過ぎた顧客を毎月抽出し、対象を絞った案内を送ります。休眠になる前に手を打つほうが、はるかに戻りやすくなります。
| 日時 | 2025年12月24日(水) |
|---|---|
| 時間 | 11:00-12:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | E09 |
単発購入が中心の商材でも有効ですか。
購入間隔は長くなりますが、考え方は同じです。当日は商材別の扱いにも触れます。
配信ツールは何を使えばよいですか。
既存のカート機能で対応できる場合もあります。当日は選び方を説明します。
どの施策から始めるべきですか。
購入後の自動配信3通が、最も負荷が低く効果が明確です。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
どの区間で離脱しているかが分かれば、打つべき施策は絞れます。無料経営相談では、購入データの見方をご案内し、優先順位を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました