セミナーレポート 2024年4月17日(水) 12:00-13:00 開催終了

BIツールで経営数値を可視化する|導入前に決めておくこと

開催日時2024年4月17日(水) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象経営者・経営企画・情報システム担当・管理部門責任者の方
BIツールで経営数値を可視化する|導入前に決めておくこと

データはあるのに経営判断に使えていない——多くの企業に共通する状況です。BIツールを導入すればグラフは作れますが、見るべき指標が決まっていなければ、きれいな画面ができるだけで意思決定は変わりません。本セミナーでは、導入前に決めておくべきこと、データを整える手順、そして生成AIを活用した分析の進め方を解説します。

このページでわかること

  • BIツール導入が形骸化する典型的な原因
  • 見るべき指標を先に決める手順
  • データを1か所に集める現実的な方法
  • ダッシュボードの構成と更新頻度の設計
  • 生成AIを分析に組み込む使い方

セミナー概要

BIツールの導入相談で最も多いのは、「何を表示すればいいか分からない」という段階での問い合わせです。ツールは手段であり、先に決めるべきは、誰がどの頻度で何を判断するために数字を見るのかという設計です。

セミナーの前半では、この設計を扱います。経営者が月次で見る指標、部門長が週次で見る指標、現場が日次で見る指標。それぞれ求められる粒度と速度が異なるため、同じ画面ですべてを賄おうとすると使われなくなります。

後半では、データを集める工程を扱います。販売管理、会計、勤怠、Web解析。システムが分かれている状態から始める場合の、現実的な統合の順序をお伝えします。すべてを一度に接続する必要はなく、判断に使う指標に関わるものから順に進めるのが確実です。

  • Excelでの集計作業に時間がかかっている
  • 数字は出ているが判断に使えていない
  • BIツールを導入したが使われていない
  • 部門ごとに数字が違い、認識が揃わない

セミナー内容

全体は60分。設計、データ整備、運用の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:10導入が形骸化する原因失敗パターンを回避する
12:10-12:30見るべき指標の決め方自社の指標を絞り込む
12:30-12:45データ統合の順序現実的な進め方を得る
12:45-12:55運用設計と生成AIの活用使われる状態をつくる
12:55-13:00質疑応答個別の相談

第1部:形骸化の原因

指標が決まっていない、更新が止まる、見る習慣がない。3つの原因それぞれへの対策を示します。

第2部:指標の設計

階層ごとに、判断の頻度と必要な粒度から指標を逆算する手順を扱います。

第3部:データ統合

システムごとの接続難易度と、着手すべき順序を整理します。

第4部:運用と分析

ダッシュボードの見直し頻度、異常値への対応、生成AIを使った分析補助を扱います。

見る人ごとに必要な指標は違う

一つの画面ですべての階層を満たそうとすると、誰にとっても使いにくいものになります。階層別に設計します。

見る人頻度指標の例求められる速度
経営者月次売上・粗利・営業利益・受注残翌月5営業日以内
部門長週次部門別売上・進捗率・稼働率翌週月曜
現場責任者日次生産数・不良率・在庫当日中
営業担当随時案件状況・訪問件数リアルタイム

指標は各階層5つまでに絞る

20個並んだ画面は、結局どれも見られません。判断に直結する指標を5つに絞り、詳細は必要なときに掘り下げる構成にします。

「見た結果、何をするか」まで決める

指標が基準値を下回ったときに誰が何をするかを、あらかじめ決めておきます。行動につながらない指標は、表示していても意味がありません。

定義を文書化し、全社で揃える

「売上」が受注ベースか出荷ベースか、部門によって解釈が異なると議論が噛み合いません。指標ごとに定義と算出元を文書化します。

データ統合は順序が重要

全システムを一度に接続しようとすると、要件定義だけで半年が過ぎます。指標から逆算して順に進めます。

まず1つの指標を自動化する

月次の売上集計だけでも自動化されれば、担当者の作業時間が削減され、社内の理解も得られます。この成功を土台に範囲を広げます。

マスタデータの統一を先に行う

取引先名、商品コード、部門コード。システム間で表記が異なると、統合しても集計できません。地味な作業ですが、ここを飛ばすと後で必ず戻ってきます。

手入力が残る箇所を特定する

完全自動化が難しい項目は必ず残ります。誰がいつ入力するかを決め、入力漏れが分かる仕組みを入れておきます。

既存のExcelを無理に置き換えない

現場で使われているExcelには、システムにない工夫が含まれています。まずはその出力をBIに取り込む形から始め、段階的に移行するほうが定着します。

生成AIを分析に組み込む

数値を見る作業だけでなく、その解釈にも時間がかかります。ここは補助が効く領域です。

数値の変化に対する仮説出しに使う

「今月の粗利率が2ポイント低下した」という事実に対し、考えられる要因を列挙させると、確認すべき箇所の見落としが減ります。最終的な判断は人が行います。

定例報告の文章化を任せる

ダッシュボードの数値をもとに、月次報告の文章を下書きさせます。担当者が数値の確認と補足に集中できるようになります。

集計用の計算式や問い合わせ文を作らせる

BIツールの計算式やデータ抽出の記述は、慣れないと時間がかかります。やりたいことを言葉で伝えて式を出力させると、専任者がいなくても対応できる範囲が広がります。

出力された数値は必ず元データで確認する

生成AIが出す解釈や計算には誤りが混じります。判断に使う数値は、必ず元のデータで裏を取る運用にします。

セミナー開催日・場所

日時2024年4月17日(水)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D09

よくある質問

どのBIツールを選べばよいですか。

既存システムとの接続性と社内の運用体制で決まります。当日は選定の観点を説明します。

Excelでは限界がありますか。

データ量と更新頻度によります。当日は移行を検討すべき目安をお伝えします。

社内にデータに詳しい人がいません。

外部支援を併用する前提での進め方も扱います。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

見るべき指標を一緒に整理しませんか

ツール選定の前に指標を決めることが、形骸化を防ぐ最短の方法です。無料経営相談では、現在の管理帳票をうかがい、優先すべき指標と整備の順序を整理してお伝えします。

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