生成AIを導入したいが、何から手をつけ、どの順序で進めればよいか分からない——最も多い相談です。ツールを契約するだけでは業務は変わりません。本セミナーでは、着手から社内定着までを90日の工程に分け、各段階で何を決め、誰が動き、どう効果を確認するかを、実行可能な計画として解説します。
生成AIの導入が進まない企業には共通点があります。ツールの選定に時間をかけすぎる、対象業務を決めないまま全社に配る、効果を測る準備をしない。いずれも、順序を決めていないことから生じます。
本セミナーでは、90日を3つの30日に分けた工程を提示します。最初の30日は準備——対象業務の選定、情報の取り扱いルール、推進担当の決定。次の30日は試行——少人数で実際に使い、うまくいった指示文を蓄積する。最後の30日は展開——他部門への横展開と、効果の測定です。
この工程に沿って進めると、3か月後には「一部の人が便利に使っている」段階ではなく、「業務の一部として組み込まれている」状態に到達できます。各段階でつまずきやすい点も、あわせてお伝えします。
全体は60分。90日の工程を段階ごとに扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | 導入が進まない構造 | 順序の重要性を理解する |
| 12:10-12:25 | 1〜30日:準備 | 対象業務とルールを決める |
| 12:25-12:40 | 31〜60日:試行 | 試す体制を組む |
| 12:40-12:55 | 61〜90日:展開と測定 | 広げ方と評価方法を持つ |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
ツール導入と業務変革の違い、順序を決めることの意味を共有します。
対象業務の選定、情報ルール、推進担当の決定。準備段階で決めることを扱います。
少人数での試行、指示文の蓄積、確認工程の設計を扱います。
他部門への展開、手順書への反映、効果測定の方法を扱います。
一度に全部を進めようとせず、段階ごとに完了条件を決めます。
| 期間 | やること | 完了の条件 | 関わる人 |
|---|---|---|---|
| 1〜30日 | 対象業務の選定、ルール策定、契約 | 対象業務3つとルール1枚が確定 | 経営+推進担当 |
| 31〜60日 | 少人数での試行、指示文の蓄積 | 1業務で時間削減が確認できる | 推進担当+実務者3〜5名 |
| 61〜90日 | 他部門への展開、手順書への反映 | 2部門以上で日常的に使われる | 各部門の担当者 |
| 90日以降 | 対象業務の拡大、効果の報告 | 四半期ごとの見直しが回る | 全社 |
契約書の作成、法令の解釈、人事評価の判断、顧客の個人情報の入力。対象外とする範囲を先に文書化しておくと、現場が迷わず、事故も防げます。
すべての業務で試そうとすると、どれも中途半端になります。文章が中心で、頻度が高く、最終判断を人が行う業務。この条件に合う3つを選び、そこに集中します。
対象業務に今どれだけ時間がかかっているかを1週間記録します。この基準値がないと、90日後に効果を示せません。後から取り返せない作業です。
31〜60日の期間が、その後の展開を左右します。
全社に配ると、使う人と使わない人に分かれ、成果が見えなくなります。前向きな実務者を数名選び、その人たちが日常業務で使う形にします。
業務ごとに指示文を保存します。「見積の説明文を作る」「議事録を要約する」といった名前をつけておくと、他の人がそのまま使えます。この蓄積が社内展開の資産になります。
固有名詞、数値、日付は必ず人が確認する。この工程を試行段階から手順に組み込んでおくと、展開時にそのまま適用できます。
15分でも構いません。うまくいった使い方と、うまくいかなかった例を共有します。この場が、指示文の質を急速に高めます。
61〜90日で、個人の工夫を組織の仕組みに変えます。
既存の手順書に、生成AIを使う工程と指示文の保管場所を追記します。手順書に載って初めて、担当者が変わっても継続されます。
全社研修より、各部門に相談できる人がいる状態のほうが定着します。試行メンバーがその役割を担うと、立ち上がりが速くなります。
対象業務の所要時間の変化を記録し、人件費単価を掛けて年間の金額に換算します。この数字があると、次の投資判断が根拠を持って行えます。
「月20時間削減」だけでは、その時間が何に使われたか分かりません。後回しになっていた業務に着手できた、といった転用先まで示すと、経営への説明が通ります。
| 日時 | 2025年3月6日(木) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | D01 |
どのツールを選べばよいですか。
業務利用では、入力内容の扱いを設定できる法人向けプランを推奨します。当日は選定の観点を説明します。
社員のITリテラシーに差があります。
部門ごとの推進担当を経由して広げる方法をお伝えします。全員が同じレベルになる必要はありません。
90日で本当に定着しますか。
対象業務を絞れば、3か月で日常的に使われる状態に到達できます。当日は実例を交えて説明します。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
対象業務とルールが決まれば、あとは実行するだけです。無料経営相談では、業務内容と組織構成をうかがい、貴社向けの工程を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました