セミナーレポート 2025年6月11日(水) 12:00-13:00 開催終了

食品ECで利益を残す設計|冷凍・送料・同梱をどう組むか

開催日時2025年6月11日(水) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象食品メーカー・生産者・EC担当者の方
食品ECで利益を残す設計|冷凍・送料・同梱をどう組むか

注文は入るのに利益が残らない——食品ECで最も多い悩みです。原因は価格設定ではなく、送料・保冷・梱包を含めた原価構造にあります。とくに冷凍・冷蔵品は配送コストが高く、単品販売では成立しないことがほとんどです。本セミナーでは、利益が残る商品構成と配送設計を、計算の手順とあわせて解説します。

このページでわかること

  • 食品ECの実質原価の計算方法
  • 冷凍・冷蔵の配送コストと吸収の仕方
  • セット構成と客単価の設計
  • 送料無料の基準額の決め方
  • 同梱物でリピートにつなげる

セミナー概要

食品ECの収支は、商品原価だけでは判断できません。送料、保冷資材、梱包材、決済手数料、モールの販売手数料。これらを積み上げると、単品3,000円の商品では利益がほとんど残らないことが分かります。

セミナーの前半では、この実質原価を計算する手順を扱います。1件あたりのコストを正確に把握すると、いくらで売るべきか、どんな構成にすべきかが自ずと決まります。

後半では、利益が残る商品設計を扱います。セット販売、ギフト対応、定期便。それぞれ客単価と配送効率が異なります。あわせて、同梱物を使ってリピートにつなげる方法もお伝えします。

  • 注文はあるが利益が残らない
  • 冷凍・冷蔵の送料負担が大きい
  • 送料無料の基準を決めかねている
  • リピートが少なく獲得コストが回収できない

セミナー内容

全体は60分。原価、商品設計、リピートの順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:15実質原価を計算する1件あたりのコストを把握する
12:15-12:35利益が残る商品構成セット・ギフト・定期便を設計する
12:35-12:50送料設定と同梱物客単価とリピートを上げる
12:50-13:00質疑応答個別の相談

第1部:原価計算

商品原価、送料、資材、手数料。すべてを含めた1件あたりのコストを算出します。

第2部:商品構成

単品、セット、ギフト、定期便。それぞれの収支構造を比較します。

第3部:送料と同梱

送料無料の基準額、梱包の工夫、同梱物の設計を扱います。

1件あたりの実質原価を出す

この数字が分からないまま価格を決めると、売るほど苦しくなります。

費用項目常温冷蔵・冷凍見落としやすさ
商品原価低い
配送料600〜900円1,000〜1,600円低い
保冷資材100〜300円高い
梱包材50〜150円100〜250円高い
決済手数料売価の3〜4%同左
モール手数料売価の8〜15%同左
返品・破損対応売上の1〜3%2〜5%非常に高い

冷凍・冷蔵は常温の1.5〜2倍のコストがかかる

配送料に加えて保冷資材が必要になります。この差を価格に反映しないまま常温品と同じ感覚で値付けすると、利益が出ません。

破損・返品の見込みを最初から原価に入れる

生鮮品や瓶詰めでは、一定の割合で破損が発生します。実績が出るまでは売上の2〜3%を見込んで原価に含めておくと、後から慌てずに済みます。

手数料は売価に対してかかることを忘れない

モール手数料と決済手数料は、送料込みの売価に対して発生します。送料を商品価格に含める場合、その分の手数料も増える点に注意します。

利益が残る商品構成

単品では成立しない商材でも、構成を変えることで利益が残ります。

セット販売を主力にする

3〜5点の組み合わせにすると、客単価が4,000〜6,000円になり、送料の比率が下がります。「食べ比べ」「1週間分」「季節の詰め合わせ」といった構成が分かりやすく機能します。

ギフト需要は価格の制約が緩い

贈答用では、総額より「贈るのにふさわしいか」が判断基準になります。のし、包装、メッセージカードへの対応を整えると、単価の高い層に届きます。

定期便で配送効率と収益を安定させる

定期的に届ける形にすると、獲得コストを複数回の購入で回収でき、生産計画も立てやすくなります。ただし解約しやすい設計にしておくことが前提です。

冷凍品は1配送あたりの点数を増やす

保冷ボックスの容量を活かしきれていないと、1点あたりのコストが高止まりします。まとめ買いを促す設計にすると、配送効率が上がります。

送料設定と同梱物

この2つが、客単価とリピート率を左右します。

送料無料の基準額は客単価の少し上に置く

平均客単価が4,000円なら、4,500円で送料無料にすると、あと1点の追加購入が生まれます。基準が高すぎると諦められ、低すぎると利益を圧迫します。

送料込み価格と別建てを商材で使い分ける

単価の高いギフトは送料込みの表示が分かりやすく、日常使いの商品は別建てのほうが商品価格を比較されやすくなります。

同梱物で次の購入のきっかけをつくる

食べ方の提案、他の商品の紹介、生産者からの手紙。開封時は最も関心が高い瞬間であり、次の購入につながりやすい接点です。

消費のタイミングに合わせて案内する

商品ごとの標準的な消費期間を把握し、使い切る頃に案内を送ります。購入日を起点にした自動配信で対応できます。

セミナー開催日・場所

日時2025年6月11日(水)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号E07

よくある質問

小ロットでも始められますか。

可能です。当日は小規模での進め方も扱います。

配送業者の選び方を知りたいです。

商材の温度帯と物量によります。当日は比較の観点を説明します。

モールと自社サイトのどちらがよいですか。

商材と認知度によります。当日は判断の基準を扱います。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

収支構造を一緒に計算しませんか

1件あたりの実質原価が分かれば、価格も商品構成も判断できます。無料経営相談では、商品と配送条件をうかがい、設計案を整理してお伝えします。

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