セミナーレポート 2025年7月2日(水) 15:00-16:00 開催終了

DX研修が現場で使われない理由|成果につながる研修設計

開催日時2025年7月2日(水) 15:00-16:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象経営者・人材開発担当者の方
DX研修が現場で使われない理由|成果につながる研修設計

DX研修を実施したが、現場で何も変わらなかった——多くの企業が経験することです。原因は研修の内容ではなく、受講後に実践する仕組みがないことにあります。本セミナーでは、研修を業務の変化につなげるための設計——到達点の定義、対象者の選定、実践の機会づくり、効果の確認——を順に解説します。

このページでわかること

  • DX研修が形骸化する4つの原因
  • 到達点を行動レベルで定義する方法
  • 階層別・職種別の研修内容の分け方
  • 研修後に実践させる仕組み
  • 効果を業務の変化で測る方法

セミナー概要

DX研修の相談で多いのは、「何を学ばせればよいか」という問いです。しかし先に決めるべきは、受講後に何ができるようになっていればよいかです。この到達点が定まっていないと、内容が総花的になり、現場で使われません。

セミナーの前半では、到達点の定義と対象者の絞り込みを扱います。全社員向けの研修は、誰にとっても中途半端になります。階層と職種で対象を分け、それぞれに必要な内容だけを扱うほうが効果が出ます。

後半では、研修後の仕組みを扱います。研修の効果は、実施後1か月の関わり方で決まります。上司の関与、実践の機会、振り返りの場。この3つを設計に含めることで、研修が投資として成立します。

  • 研修を実施したが行動が変わらない
  • 何を学ばせるべきか決められない
  • 受講後のフォローができていない
  • 研修費用の効果を説明できない

セミナー内容

全体は60分。設計、内容、定着の順に扱います。

時間内容ゴール
15:00-15:10研修が形骸化する構造原因を特定する
15:10-15:25到達点の定義と対象者設計の起点を作る
15:25-15:45階層別・職種別の内容必要な研修を組み立てる
15:45-15:55実践の仕組みと効果測定行動につなげる
15:55-16:00質疑応答個別の相談

第1部:構造

内容、対象、タイミング、事後フォロー。4つの観点で原因を整理します。

第2部:到達点

行動レベルでの定義と、現状とのギャップの把握を扱います。

第3部:内容の設計

経営層、管理職、実務者。階層別に必要な内容を整理します。

第4部:定着

上司の関与、実践の機会、振り返り、効果測定を扱います。

階層別に必要な内容は異なる

全社員に同じ内容を教えても、誰にとっても中途半端になります。

対象必要な内容到達点の例形式
経営層投資判断の観点、事例投資の可否を判断できる短時間の講義
管理職業務の課題整理、推進の進め方自部門の課題を要件に翻訳できる演習中心
推進担当手段の知識、ベンダーとの対話見積の妥当性を判断できる外部研修+実践
実務者ツールの操作、日常業務での活用担当業務で実際に使えるハンズオン

到達点は観察できる行動で書く

「DXを理解する」では測れません。「自部門の課題を3つ挙げ、それぞれに必要な手段を説明できる」のように、行動で定義します。この定義が、内容と評価の両方を決めます。

管理職向けが最も効果が大きい

現場の実務者だけを研修しても、上司が従来のやり方を求めれば変わりません。逆に管理職が理解していれば、部門単位で動きます。優先順位が高い対象です。

実務者向けは自社の業務を題材にする

一般的な操作演習では、翌日から使えません。実際に担当している業務を題材にすると、そのまま持ち帰れます。

研修後の1か月で決まる

実施後の関わり方が、効果を大きく左右します。

研修の最後に「明日から行うこと」を書かせる

いつ、何を、どのように行うかを具体的に書いてもらいます。この用紙を上司にも共有すると、実践の確率が上がります。

上司に事前・事後の関与を求める

研修の目的と、部下が何を実践するかを上司に共有します。研修後に上司が一度も触れなければ、その内容は重要でないと受け取られます。

実践する業務を意図的に割り当てる

学んだことを使う場面が自然に訪れるとは限りません。研修後1か月以内に、その内容を使う業務を割り当てる調整を行います。

1か月後に短い振り返りの場を持つ

30分でも構いません。実践できたこと、できなかったこと、障害になったことを共有します。この場があること自体が、実践の動機になります。

効果を業務の変化で測る

満足度アンケートは、研修の運営品質を測るもので、効果の指標ではありません。

定義した行動が行われているかを確認する

1か月後と3か月後に、到達点として定義した行動が実際に行われているかを確認します。これが唯一の効果指標です。

業務時間の変化を記録する

対象業務にかかっていた時間を、研修前後で比較します。人時と金額に換算すると、経営への説明ができます。

研修を単発で終わらせない

年1回の研修では定着しません。基礎研修、実践、振り返り、応用研修という流れを年間の計画として組み立てます。

受講者から次の研修テーマを集める

実践して詰まった箇所が、次に必要な内容です。振り返りの場で挙がった課題を、次回の研修に反映します。

セミナー開催日・場所

日時2025年7月2日(水)
時間15:00-16:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号D13

よくある質問

外部研修と内製のどちらがよいですか。

内容によります。当日は使い分けの基準を扱います。

研修の時間を確保できません。

短時間で分割する設計や、業務内で行う方法も扱います。

受講者の意欲にばらつきがあります。

対象の絞り込みと上司の事前説明が効果的です。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

研修の設計を一緒に見直しませんか

到達点と事後の仕組みが、成果を決めます。無料経営相談では、現在の研修内容と課題をうかがい、改善すべき箇所を整理してお伝えします。

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