プレスリリースを出しているが、まったく取り上げられない——中小企業から多く聞かれる声です。記者が記事にするかどうかは、内容の良し悪しより「その媒体の読者にとってニュースか」で決まります。本セミナーでは、取り上げられるリリースの条件と、書き方の型、そして届け方までを解説します。
プレスリリースは、広告費をかけずに認知を広げられる数少ない手段です。ただし、企業にとっての新しさを、そのまま社会にとってのニュースとして提示しても、記事にはなりません。
セミナーの前半では、切り口の見つけ方を扱います。地域初、業界初といった位置づけが取れるなら明示し、取れない場合は地域課題との接続か、具体的な数値で補います。
後半では、書き方と届け方を扱います。記者は大量のリリースを流し読みします。タイトルで何の話かが分かり、リード文の3行で事実関係が把握できる構成が必要です。あわせて、配信サービスに投稿するだけで終わらせない届け方もお伝えします。
全体は60分。切り口、書き方、届け方の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | 記事になる条件 | 記者の視点を理解する |
| 12:10-12:30 | 切り口の見つけ方 | 自社のネタを発見する |
| 12:30-12:45 | 書き方の型 | そのまま使える形を得る |
| 12:45-12:55 | 届け方と活用 | 掲載率を上げる |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
媒体の読者にとってのニュース性という判断基準を共有します。
地域、初、数字、社会課題。切り口の見つけ方を扱います。
タイトル、リード文、本文、写真。構成の型を扱います。
配信サービス、直接送付、記者との関係づくりを扱います。
自社にとっての新しさを、社会にとってのニュースに変換します。
| 切り口 | 使える場面 | 例 |
|---|---|---|
| 地域初・業界初 | 明確な位置づけが取れるとき | 県内初の◯◯設備を導入 |
| 数字 | 変化を定量的に示せるとき | 作業時間が月40時間減 |
| 社会課題との接続 | 課題解決の一例になるとき | 人手不足への対応として |
| 季節・時事 | 時期に関連するとき | 年末の需要に向けた取り組み |
| 意外性 | 常識と違う取り組み | 業界では珍しい◯◯を実施 |
| 人 | 特徴的な人物がいるとき | ◯歳の職人が技術を継承 |
「業務効率化を実現」では判断材料になりません。「作業時間が月40時間減った」「応募数が3倍になった」といった具体的な数値が、記事にする理由になります。
地方紙は、地域の課題にどう向き合っているかに関心があります。人手不足、後継者不在、災害対応。自社の取り組みをこの文脈で説明できると、掲載率が上がります。
地方紙は地域性、業界紙は技術と業界動向、Webメディアは意外性と話題性。同じ内容でも、送る先によってタイトルと切り口を書き分けます。
記者は大量のリリースを流し読みします。
キャッチコピーではなく、何の発表かが分かるタイトルにします。数字や固有の要素を含めると、目に留まりやすくなります。
誰が、いつ、何を、どこで、なぜ。この情報を冒頭で提示します。詳細な背景や想いは、本文の中盤以降に置きます。
記事にする際、写真がないと扱いにくくなります。製品、現場、人物。使いやすい写真を数点用意します。
担当者名、電話番号、メールアドレス。記者がすぐ連絡できる状態にしておかないと、取材の機会を逃します。
長いリリースは読まれません。要点を絞り、詳細は問い合わせを受けてから説明します。
配信サービスに投稿するだけでは埋もれます。
地方紙なら経済部、業界紙なら担当分野の記者。連絡先を調べ、短いメールに要点を添えて送ります。一度取り上げられた記者は、継続的な接点になります。
サイトへの掲載、営業資料への引用、SNSでの共有。第三者に取り上げられた事実は、自社の発信より高い信頼を持ちます。
新規に取材して回るのではなく、営業会議や製造会議で出た話題を広報の素材として拾う導線をつくります。月次会議のアジェンダに1行加えるだけで、ネタ切れは解消します。
1回出して終わりでは、記者との関係も築けません。四半期に1本でもよいので、継続的に出すことが認知の蓄積につながります。
| 日時 | 2025年12月11日(木) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | M21 |
発信するようなネタがありません。
新商品でなくても、取り組み、設備投資、採用、地域活動などが素材になります。当日は探し方を扱います。
配信サービスは使うべきですか。
併用が有効です。当日は使い分けを説明します。
取り上げられる確率はどれくらいですか。
切り口と届け方で大きく変わります。当日は考え方をお伝えします。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
本セミナーは終了しました