全社員向けに同じ内容の研修を実施したが、現場で使われなかった——よくある結果です。生成AIの効果的な使い方は部門によって異なるため、同じ内容を教えても自分の業務に結びつきません。本セミナーでは、部門別に何を教えるべきかを整理し、研修を業務の変化につなげる設計を解説します。
生成AIの研修でよくあるのは、基本的な使い方とプロンプトの書き方を全社員に教える形式です。しかし、営業と製造と管理部門では、使う場面も効果が出る業務もまったく異なります。
セミナーの前半では、部門別の活用場面を整理します。営業は提案準備と商談記録、製造は手順書と多言語対応、管理部門は文書整備と問い合わせ対応。それぞれ具体的な業務に落とし込んで教える必要があります。
後半では、研修後の仕組みを扱います。教えただけでは行動は変わりません。実際に使う業務を割り当て、1か月後に振り返る。この設計があってはじめて、研修が投資として成立します。
全体は60分。部門別の内容、設計、定着の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | 一律研修が機能しない理由 | 設計の前提を変える |
| 12:10-12:35 | 部門別の活用場面と研修内容 | 必要な内容を組み立てる |
| 12:35-12:50 | 実践と効果測定 | 行動につなげる |
| 12:50-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
部門によって使う場面が異なることを確認します。
営業、製造・現場、管理部門、経営企画。それぞれの内容を扱います。
実践の機会、振り返り、効果測定を扱います。
自部門の具体例が1つあるかどうかで、定着率が変わります。
| 部門 | 主な活用場面 | 研修で扱う内容 | 到達点の例 |
|---|---|---|---|
| 営業 | 提案準備、商談記録、フォロー文面 | 業界情報の整理、想定質問、記録の整形 | 商談前の準備を30分で終える |
| 製造・現場 | 手順書、多言語対応、報告書 | 口頭説明の文書化、平易な日本語への変換 | 1工程の手順書を作成できる |
| 管理部門 | 規程整備、問い合わせ回答、集計 | 既存文書の書き直し、自由記述の要約 | よくある質問への回答案を作れる |
| 経営企画 | 資料の要約、比較表、報告文 | 複数資料の整理、論点の抽出 | 会議資料の下ごしらえができる |
| 人事 | 求人票、アンケート集計 | 職種別の書き分け、自由記述の分類 | 求人票を職種別に作成できる |
一般的な例題では、翌日から使えません。実際に担当している業務を持ち込んでもらい、その場で試す形式にすると、そのまま持ち帰れます。
「使えるようになる」では測れません。「商談前の想定質問を5分で用意できる」のように、観察できる行動で定義します。
部下に使わせる立場の人には、活用場面の判断と、確認すべき箇所の知識が必要です。実務者向けとは別の内容になります。
部門別の内容に加えて、全員に共通する項目があります。
役割、前提、出力形式、制約。この4つを含めると回答の質が安定します。部門を問わず共通する基本です。
顧客の個人情報、未公開の財務情報、契約内容。判断基準は「社外の人に見せてよい情報か」。全社で統一した線引きを共有します。
固有名詞、数値、日付、法令。生成された内容には誤りが混ざります。この確認を工程として教えます。
業務ごとに指示文を保存し、部門内で使い回す。この習慣を研修の中で作ります。
研修の効果は、実施後1か月の関わり方で決まります。
いつ、どの業務で、どう使うか。具体的に書いてもらい、上司にも共有します。この用紙があるかどうかで、実践の確率が変わります。
学んだことを使う場面が自然に訪れるとは限りません。研修後1か月以内に、その内容を使う業務を割り当てる調整を行います。
30分でも構いません。実践できたこと、うまくいかなかったことを共有します。この場が、次の使い方のヒントにもなります。
満足度アンケートではなく、対象業務にかかっていた時間の変化を記録します。人時と金額に換算すると、経営への報告ができます。
| 日時 | 2026年2月5日(木) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | D14 |
外部研修と内製のどちらがよいですか。
基礎は外部、実務への当てはめは内製という分担が有効です。
研修の時間を確保できません。
1回60〜90分の部門別研修を分散して実施する方法もあります。
受講者のレベルに差があります。
部門で分けたうえで、さらに習熟度で分ける方法も扱います。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
部門ごとの業務が分かれば、教える内容は具体的になります。無料経営相談では、組織構成と業務内容をうかがい、研修の設計案をお伝えします。
本セミナーは終了しました