問い合わせや資料請求はあるのに、営業が訪問先を回るだけで手一杯で対応しきれない——この状態を解消するのがインサイドセールスです。訪問せずに電話やメールで状況を確認し、商談になるものだけを営業に渡す。この役割を置くことで、営業の生産性が大きく変わります。本セミナーでは、立ち上げの手順を解説します。
営業担当が新規開拓から商談、受注後のフォローまですべてを担う体制では、獲得したリードの多くが放置されます。訪問できる件数には限りがあり、優先度は既存顧客と目前の案件に向かうためです。
セミナーの前半では、役割の定義を扱います。インサイドセールスは、獲得したリードに接触して状況を確認し、商談化できるものを営業に渡す役割です。売り込むのではなく、状況を把握することが主な仕事になります。
後半では、立ち上げの実務を扱います。専任を置けなくても、営業事務や若手が兼任する形から始められます。重要なのは、役割と引き渡しの基準を明確にすることです。
全体は60分。役割、体制、運用の順に扱います。
| 時間 | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 12:00-12:10 | なぜ必要か | 役割の意義を理解する |
| 12:10-12:30 | 役割の定義と体制 | 立ち上げの形を決める |
| 12:30-12:45 | 接触の方法と引き渡し | 実務の型を持ち帰る |
| 12:45-12:55 | 指標と改善 | 成果を確認する |
| 12:55-13:00 | 質疑応答 | 個別の相談 |
営業がすべてを担う体制の限界を整理します。
担当範囲、専任と兼任、必要なスキルを扱います。
接触の方法、聞くべき項目、記録、引き渡しを扱います。
接触数、商談化数、受注への貢献。見るべき数字を扱います。
営業との境界が曖昧だと、機能しません。
| 担当 | 範囲 | 目的 | 評価指標 |
|---|---|---|---|
| マーケティング | リードの獲得 | 接点をつくる | 獲得数 |
| インサイドセールス | リードへの接触と状況確認 | 商談化する | 商談化数 |
| 営業 | 提案から受注 | 受注する | 受注数・受注額 |
| カスタマー対応 | 受注後のフォロー | 継続と拡大 | 継続率 |
電話でいきなり提案を始めると、警戒されて情報が得られません。現在の状況、検討の段階、困っていること。これらを聞き出すことが主な目的です。
専任を置けなくても、営業事務や若手営業が週の一定時間を割く形で始められます。役割と時間を明確にすることが条件です。
商品知識と丁寧な対応ができれば務まります。むしろ、売り込みの癖がない人のほうが、状況を聞き出すのに向いている場合もあります。
何を、どの順で聞くかを型にしておきます。
資料をダウンロードした人への1本目は、「資料は届いていますか」「内容についてご不明な点はありますか」という確認から入ります。営業色を出さないことが、次の会話につながります。
現在の状況、検討している課題、予算の目処、検討の時期。この4項目が揃えば、商談化できるかどうかの判断ができます。
メールだけでは返信率が低く、電話だけでは繋がりません。メールで予告してから電話する、繋がらなければメールで用件を残す。この組み合わせが有効です。
話した内容、相手の反応、次のアクション。記録がないと、営業に渡すときに情報が引き継がれず、同じことを聞き直すことになります。
今は検討段階でない相手を切り捨てず、月1回程度の情報提供に回します。数か月後に検討が始まったとき、最初に思い出される存在になります。
最初から完璧を目指さず、記録を溜めながら型を作ります。
新規のリード獲得を待たず、名刺や過去の問い合わせに接触するところから始めます。この段階で、聞き方と記録の型が固まります。
どんな状態になったら渡すか。基準がないと、営業が対応せず放置されるか、逆に早すぎる引き渡しで機会を失います。
商談になったか、失注したか、まだ早かったか。この結果が戻る循環がないと、接触の質が改善されません。
架電数や接触数を追うと、量だけを追いかける運用になります。商談化した件数を主指標にすることで、質が保たれます。
| 日時 | 2026年2月26日(木) |
|---|---|
| 時間 | 12:00-13:00 |
| 参加費用 | 無料 |
| 場所 | WEBによるオンライン開催 |
| 視聴方法 | Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します) |
| スケジュール | 開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。 |
| 諸注意 | 本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 主催 | 株式会社Digital& |
| セミナー番号 | M13 |
社員数が少なく専任を置けません。
兼任から始める方法を中心に扱います。
ツールは必要ですか。
表計算ソフトから始められます。当日は導入の目安をお伝えします。
どんな人が向いていますか。
当日は求める資質と育成の方法を扱います。
アーカイブ配信はありますか。
お申し込みいただいた方に後日ご案内します。
役割と基準が決まれば、兼任でも成果は出ます。無料経営相談では、営業の体制とリードの状況をうかがい、立ち上げ案を整理してお伝えします。
本セミナーは終了しました