セミナーレポート 2026年6月11日(木) 12:00-13:00 開催終了

価格改定と値上げ交渉|取引先を失わないための準備と伝え方

開催日時2026年6月11日(木) 12:00-13:00
形式WEBによるオンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費無料
対象経営者・営業責任者・購買担当の方
価格改定と値上げ交渉|取引先を失わないための準備と伝え方

原材料費や人件費が上がっているのに、価格に転嫁できず利益が圧迫されている——多くの中小企業が直面している状況です。値上げの交渉が難しいのは、根拠を示せていないことと、伝え方の準備が足りないことが原因です。本セミナーでは、交渉の準備から実際の伝え方までを実務的に解説します。

このページでわかること

  • 値上げの根拠を数字で用意する
  • 取引先ごとの優先順位のつけ方
  • 伝えるタイミングと方法
  • 断られた場合の代替案
  • 交渉後の関係の維持

セミナー概要

価格改定の交渉で最も重要なのは、感情ではなく数字で説明できる状態をつくることです。「厳しいので上げてほしい」では、相手も社内で説明できません。何がどれだけ上がり、その結果いくら必要なのかを示す必要があります。

セミナーの前半では、準備を扱います。原価の内訳、上昇幅、現在の利益率。これらを取引先ごとに整理すると、どこにどれだけの改定が必要かが明確になります。

後半では、伝え方を扱います。誰に、いつ、どう伝えるか。相手の社内での意思決定の流れを踏まえて準備すると、交渉が進みやすくなります。あわせて、断られた場合の代替案も用意しておきます。

  • 原価が上がっているが価格に転嫁できない
  • 値上げの交渉をどう切り出すか分からない
  • 過去に交渉して断られた
  • 取引を失うのが怖い

セミナー内容

全体は60分。準備、伝え方、その後の順に扱います。

時間内容ゴール
12:00-12:15根拠を数字で用意する説明できる状態をつくる
12:15-12:35取引先ごとの準備と伝え方交渉の計画を立てる
12:35-12:50断られた場合と関係の維持選択肢を持つ
12:50-13:00質疑応答個別の相談

第1部:準備

原価の内訳、上昇幅、必要な改定率の算出を扱います。

第2部:交渉

取引先の優先順位、伝える相手とタイミング、資料の作り方を扱います。

第3部:その後

断られた場合の代替案、関係の維持を扱います。

根拠を数字で用意する

感覚での要請では、相手も社内で説明できません。

整理する項目内容使い方
原価の内訳材料費、労務費、外注費、経費どこが上がったかを示す
上昇幅品目ごとの過去数年の推移客観的な根拠として提示
現在の利益率取引先別、商品別改定の必要性を判断
必要な改定率維持すべき利益率から逆算要請する数字の根拠
取引額と利益額取引先ごとの実績優先順位の判断材料

取引先別の利益率を必ず算出する

全体では利益が出ていても、取引先ごとに見ると赤字の相手がいることがあります。この数字がないと、どこに交渉すべきかの判断ができません。

公的な指標を根拠として使う

原材料価格の指数、賃金の統計。公表されている数字を根拠として示すと、自社の都合ではなく市況の変化であることが伝わります。

一律ではなく取引先ごとに設定する

すべての取引先に同じ率で要請すると、交渉が難航します。利益率が低い相手、取引量が少ない相手から優先的に交渉する順序が現実的です。

伝え方の準備

相手の社内での意思決定を踏まえて準備します。

相手が社内で説明できる資料を渡す

交渉相手も、社内で承認を得る必要があります。原価の上昇と改定の必要性をまとめた資料を渡すと、相手が社内で説明しやすくなり、承認も得られやすくなります。

決裁者に届く相手に伝える

担当者に伝えるだけでは、社内で止まることがあります。必要に応じて、責任者同士で話す場を設けます。

時期は先方の予算編成に合わせる

年度の途中では、相手も予算を動かせません。予算編成の時期の前に相談を始めると、交渉が進みやすくなります。

これまでの貢献も併せて伝える

納期の対応、品質、緊急時の協力。取引を通じて提供してきた価値を整理して伝えると、単なる値上げ要請とは受け取られにくくなります。

一度で決着させようとしない

初回は状況の共有にとどめ、次回に具体的な数字を提示する。段階を踏むほうが、相手も準備ができ、決着しやすくなります。

断られた場合と関係の維持

選択肢を用意しておくと、交渉に余裕が生まれます。

価格以外の条件で調整する案を持つ

ロットの見直し、納期の緩和、仕様の変更、支払い条件。価格をそのままにして、条件で採算を改善する方法もあります。

段階的な改定を提案する

一度に必要な率を通すのが難しい場合、半年後、1年後と段階的に上げる案を提示します。

取引の縮小・終了も選択肢に入れる

赤字が続く取引を続けることは、他の顧客への対応力を削ぎます。厳しい判断ですが、選択肢として持っておくことが、交渉の姿勢にも表れます。

交渉後も通常どおりの対応を続ける

交渉で緊張が生じても、日常の対応を変えないことが重要です。誠実な対応が、次回の交渉の土台になります。

セミナー開催日・場所

日時2026年6月11日(木)
時間12:00-13:00
参加費用無料
場所WEBによるオンライン開催
視聴方法Zoomでのオンライン配信(視聴URLはお申し込みいただいた方にご案内します)
スケジュール開始10分前より入室いただけます。講演のあと、質疑応答のお時間を設けています。
諸注意本セミナーは競合企業様のご参加をお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
主催株式会社Digital&
セミナー番号G06

よくある質問

交渉の経験がありません。

準備の手順から順に扱います。当日は資料の構成例もお示しします。

小規模で立場が弱いのですが。

数字による根拠は、規模に関係なく説得力を持ちます。

公的な相談窓口はありますか。

取引条件に関する相談窓口があります。当日はご案内します。

アーカイブ配信はありますか。

お申し込みいただいた方に後日ご案内します。

交渉の準備を一緒に進めませんか

取引先別の利益率が分かれば、優先順位と必要な改定率が決まります。無料経営相談では、原価と取引状況をうかがい、準備すべき資料を整理してお伝えします。

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