注文住宅は、打ち合わせを重ねるほど金額が膨らみ、着工までに時間がかかります。この不透明さが、お客様にとっての不安であり、住宅会社にとっての負担でもあります。
定額制のデザイン注文住宅は、価格を先に決め、その範囲で設計の自由度を確保するモデルです。Digital&は、商品開発から価格設計、営業の型、施工体制までを一気通貫で支援します。
このページでわかること
従来の注文住宅は、打ち合わせを重ねながら仕様を決め、その都度金額が変わります。お客様は最終的な金額が読めず、住宅会社は設計と積算の工数がかさみます。定額制はこの構造を変えます。
| 項目 | 従来の注文住宅(Before) | 定額制(After) |
|---|---|---|
| 価格 | 打ち合わせのたびに変動 | 最初に総額が決まっている |
| 打ち合わせ | 回数が多く、期間が長い | 選ぶ形式で短期間に |
| 設計工数 | 1棟ごとにゼロから | 標準をもとに調整 |
| お客様の不安 | 最終金額が読めない | 予算内で決められる安心 |
| デザイン | 自由だが決めきれない | 選択肢のなかで納得して決められる |
| 契約までの期間 | 数か月 | 大幅に短縮 |
現在の受注棟数、契約までの期間、設計体制を伺い、定額制への転換が可能かをお伝えします。価格設計の考え方まで、その場でお持ち帰りいただけます。
価格を固定するために仕様を1つに絞ると、どの家も同じ見た目になります。これでは「安いだけの家」になってしまいます。
外観、内装の色、建具、床材など、費用が変わらない範囲で選べる要素を用意する。この工夫があることで、定額でありながら自分の家という実感を持っていただけます。
定額にした後で原価が上がると、そのまま利益が減ります。特に資材価格の変動は避けられません。
原価を積み上げて価格を決め、見直しの時期をあらかじめ決めておく。年に1〜2回の価格改定を前提とすることで、利益を守れます。
「定額」と言いながら、実際には多くの追加費用が発生する。この状態は、お客様の信頼を大きく損ないます。
含まれるものと、追加費用が発生するものを一覧で明示する。この誠実さが、定額制の価値を支えます。曖昧にすると、従来型と変わりません。
既存の体制と商品の範囲によって変わります。以下は進め方の目安です。
| 段階 | 主な内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 事業設計 | 商圏調査、収支シミュレーション、転換計画 | 1〜2か月 |
| 商品開発 | 坪数別の商品、含まれる仕様、選べる要素の設計 | 2〜3か月 |
| 価格設計 | 原価の積み上げ、定額価格の決定、オプションの整理 | 1〜2か月 |
| 営業と発信の整備 | 営業の型、専門サイト、施工事例 | 2〜3か月 |
| 受注と運営 | 問い合わせ対応、受注、棟数の積み上げ | 6〜12か月 |
価格設計を丁寧に行うことが最も重要です。ここが甘いと、受注が増えても利益が残りません。
原価管理表があれば、価格改定の判断が数字でできます。
住宅分野の他のテーマとしては、平屋専門店の立ち上げ、ローコストデザイン住宅、2人暮らし世帯向け新築住宅をご覧ください。
集客の基盤づくりは住宅会社特化のHPリニューアル、WEB広告運用代行もご参考になります。
この記事のまとめ
従来の注文住宅は、打ち合わせのたびに金額が変わり、お客様は最終額が読めず、住宅会社は工数がかさみます。定額制は、価格を先に決めることでこの構造を変えます。
ただし仕様を1つに絞ると画一的になります。費用が変わらない範囲で選べる要素を用意すること、原価を積み上げて価格を決めること、オプションの範囲を明示すること。この3点が成否を分けます。
定額だと利益が読みやすくなりますか?
原価の積み上げが正確であれば、そのとおりです。ただし資材価格の変動があるため、年に1〜2回の価格見直しを前提に設計する必要があります。
お客様の要望にどこまで応えますか?
定額に含まれる範囲と、オプションで対応する範囲を明示します。要望に応えられない場合も、その理由を説明できれば納得いただけます。曖昧にすることが最も避けるべき対応です。
デザイン性はどう確保しますか?
外観、内装の色、建具、床材など、費用が変わらない範囲で選べる要素を用意します。組み合わせによって、同じ商品でも印象が変わる設計にします。
契約までの期間はどれくらい短縮できますか?
打ち合わせが「決める」から「選ぶ」に変わるため、大幅に短縮できます。初回相談の場で総額を示せることが、判断を早める最大の要因です。
既存の注文住宅事業と両立できますか?
できます。定額制を別ブランドとして立ち上げ、自由設計を求める層には従来の商品を提案する形が一般的です。
資材価格が上がったらどうしますか?
価格改定の時期をあらかじめ決めておくことが基本です。原価管理表で変動を追い、一定の幅を超えたら改定する基準を設けます。
無料の経営相談では、現在の受注棟数、契約までの期間、設計体制を伺い、定額制への転換が可能かをお伝えします。オンラインで60分、価格設計の考え方までお持ち帰りいただけます。